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紙の本
小松左京がいかに小松左京であったかを知ることのできる本
2013/01/02 18:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2011年7月26日に亡くなった小松左京を追悼する本。
小松左京の活動は非常に多岐にわたるため、どこをどう切り取ってくるかによって追悼本の内容も変わってくるのだと思うけれど、この本はそのあたりを比較的満遍なく、小松左京自身の作品や言葉で表した「第1部小松左京WORKS」と、評論や座談会などから語られる「第2部小松左京とは何だったのか」で網羅することができている。
特に第1部では、いわゆる遺稿がいくつか収められている。
未発表の短編小説、極初期のラジオでの漫才台本、SFについてに評論、さらにはアイデアノートまで、これを読むだけでもこの本の価値はあるかもしれない。
これに加えて、各時代のインタビューや座談会なども再録されており、これはこれで読み応えがある。特に筒井康隆の追悼文は、黎明期の日本SFを共に過ごしてきた人ならではの追悼であり、逆についに筒井康隆だけが残ったのだなあと思わせられてしまった。
第2部では、一転各界の人たちへのインタビューや座談会、評論などから小松左京の姿を描き出そうというものだ。SF作家たちのインタビューや座談会では小松左京の活動がすなわち日本SFの展開とシンクロしていたことを改めて知らされた部分が大きい。また、異色な人たちとして、由美かおる(小松左京がファンだったらしい)のインタビューなどもあるが、これはこれで小松左京の全貌を知るにはうってつけなのかもしれない。
そんな中で長年秘書を務めてきた乙部順子氏へのインタビューが、作家でもない様々な活動家でもない、人間小松左京の姿を知ることができるものだった。
また、手塚治虫との対談がCDに収められてついていたり、本体裏表紙にまでショートショートが載せられていたりして、小松左京についてこれでもかこれでもかと収めてある1冊となっている。
久しく小松左京作品から離れていた自分ではあるけれど、改めて読み直したくなってしまった。
紙の本
小松左京さんの偉大さがわかります
2012/01/24 07:23
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:虎吉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本SFを代表する小松左京さんのいろいろなことが分かり
面白かったです。
特に、手塚治虫さんとの対談を収録したCDが特にいいです
紙の本
SF界の巨星
2020/01/08 08:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベストセラー作家としてだけではなく大阪万博のプロデュースなど様々な分野で功績を遺した、小松左京の実像が伝わってきます。失敗を恐れず挑戦するエネルギッシュな生きざまと、多くの人から愛された魅力的な人柄に感銘を受けました。
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