親しみやすすぎる姫様
2013/05/11 17:28
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投稿者:MUNINN - この投稿者のレビュー一覧を見る
今話題の「妻はくの一」の姉妹編ですね。「妻はくの一」も途中まで読んだんだけど、まさか静湖姫が主人公になるとは。
私はこちらの方がおもしろくて好きです。気楽に読めるし。 今の世の中じゃ三十一で結婚してない人なんてざらだけども(かくいう私もそうだし)、江戸時代じゃ稀有な 存在だったろうに、 色々あけっぴろげ、かつ時々自虐的な姫らしからぬ姫のキャラクター性(父親もだいぶ変わった人のようだが、、) またその姫が三十八万年に1回のモテ期到来で言いよってくる男の一風変わったキャラクター性(みんなイケメンっぽいのにどこか残念な!)個性的とさらに謎解き物ということで心躍りますね。(ちなみに今のところ、私の一押しは薩摩屋さんか、春右衛門さんですね。笑)
新刊出るのが待ち遠しい。 「妻は~」も10巻くらいで完結したようなのでこちらもそのくらい出るんでしょうか?大みそかからス タートしたし、モテ期が終わる次の大みそかまでやるのかしら?最終的には岡田と上手くいきそうな気も しますけどね!
静湖姫と同じ名字のものとしてこれからも応援したいと思います。
あの世界をもう一度
2019/09/08 09:54
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投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
妻はくノ一 のスピンオフ作品。
懐かしの登場人物や、その名残を感じつつ、姫の内面も深掘りされて行き、また違った味わいを楽しめる。
数多の恋の矢印を受ける姫、これから真実の恋に出会えるのか?!
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体裁は時代小説の形をとっていますが、
これは時代小説ではありません。
型破りで街の事件を解決しようとする雄藩のお姫様
は、もう若くもないけれど、まだまだ美女。
今まで思い人はいなかったけれど、
空前のモテ期が来ると告げられてビックリ。
姫といえどもイマドキ女性も働かなくては!
と、なんと殺人事件の推理を始めて…?
という設定は悪くないですが彼女を見ていると、設定を江戸時代にしたっていうだけの現代小説。
プロットは面白いのに、なぜかあまり面白く感じませんでした。もっとしっとりした一面があればいいのに。人物の掘り下げも浅くて物足りません。さらっと読めるので、ライトノベルに慣れている方には面白いのかな。
「謎解きはディナーの後で」
に若干読後の印象が似ていました。ちょっと期待はずれ。期待していただけに評価は辛いです。
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風野真知雄さんの小説は何作か読んでますが、安定して面白い作品を書かれています。この作品も読んで外れなし、です。現代にも通じる人の様子も、時代劇ならではの風情も楽しめます。
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さっくり読める。
妻はくノ一のスピンオフ。
松浦静山の娘、静湖姫が主人公。
面白いお姫様だよ!年をとったあんみつ姫を連想しちゃった笑
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なんだこりゃ…。
いや、時代考証云々言うのは野暮天かもしれないから置いておいて、ミステリとしてみても酷い。
なんだこりゃ。
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読み始めてから、「妻は、くの一」シリーズのスピンオフと知りました。
序盤から時代考証云々出てきて、アレでしたが、
軽いタッチで時代小説楽しめるのはいいですね。
やたらと姫様がもててしまうのは
それなんて乙女ゲーと噴きましたが、
6人それぞれキャラがたってるんでよし?
完全かませ犬のおしゃれ同心さん応援しつつ、
きっと(上の6人以外の)岡田といい感じになるんでない?とか
思っていますが、続きは読むかどうか謎です。
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第一弾
妻は、くの一の姉妹篇?
平戸藩の姫君、静湖姫の活躍
取り巻き?が多く、個性に富んでいる
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「妻はくの一」にもちらりと登場する、平戸藩主・松浦静山の娘、静湖姫のお話。
最初は面白いと思ったのだけど、やっぱり設定が厳しい感じがするのと、風野さん、女心はちと難しいのでは、となり、続きを読む気が起きなくなっちゃいました。
残念…。
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「妻は、くノ一」の姉妹編シリーズ、第一弾。
この“遊んでる感”が良いですね。
何も考えずに、気楽に読めます。
台詞の端々に「妻は、・・」の登場人物の話題が出てくるので、事前にそちらを読んでおく事が前提な感じです。
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『妻はくノ一』を読むつもりが、何故がこちらを手にとってしまった一冊。
読んでいる途中で、『妻はくノ一』の姉妹編ということに気付きました(笑)
最初は、会話文の多さに驚いたものの、破天荒なお姫様の姿に笑わされた一冊。
ただ、まだ物語が序盤だからか、かなりざっくりとしたストーリー展開。
このさっくり読めてしまう感じが風野真知雄テイストならば、次巻も読んでみような…と素直に思えた一シリーズ。
まぁ、でも正直現代感覚に近い表現があるためか、アラサーにしては幼いお姫様に、思わずティーンか?とつっこみたくなることもあります(笑)
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江戸時代、平戸藩のお姫様(31歳)、世にいう売れ残りの婚活中の姫だが、世間の荒波に揉まれ、おかまBARに入り浸るというなんとも現代風の設定。
おかまのマスターに、今年はモテるといわれ、殺人事件に巻き込まれ、探偵商売を始める。関わる人達が、姫に恋い焦がれていくという、これなんていうモバゲーのゲーム?と言いたくなる。時代小説はちょいと縁遠い人にも読みやすい作品だとは思います。
妻はくノ一という作品の番外編らしく、本編の話もちらほら出てきますが、あんまり関係なく楽しめます。
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妻は、くノ一の姉妹編。
松浦静山の娘静湖姫が主人公の、謎解きもの。
雙星彦馬の名前もチョロっと出てきます。
和歌の会で起こった事件をキッカケに静湖姫が怒涛のモテ期に突入します。
少し男たちが姫に惚れる理由が安易な気もしますが、なにせ三十八万四千年に一度のモテ期ですから・・・。
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『妻は、くノ一』のスピンオフ、という位置づけでいいのかな。
雙星彦馬について語られるくだりなどから察するに
彦馬と織江が平戸からオランダに向けて旅立った直後の話らしい。
蛇の巻とは違う方向のスピンオフみたい。
今で言う新宿二丁目的な飲み屋が出てきたり、
大名家の姫が夜な夜な飲み歩いていたり、
江戸後期の物語の設定としてはだいぶぶっ飛んでいる。
序盤に出てくる史料に関する講釈(?)を言い訳と取るか否かは読む人次第だろうが
わざわざ断っているのがなんとなく可笑しかった。
大概の設定がぶっ飛んでいるのだが、
その中でも群を抜くのが静湖姫の人物像だと思う。
女性としては革新的な考え方とか、お転婆なところとかは
喩えが旧くて難だが『はいからさんが通る』の紅緒に似ているような。
静湖姫の魅力も紅緒と被る感じがするので
これだけの人数にモテるのもまぁ判らないでもない。
内容としては『妻は、くノ一』から本筋を抜いた、というか
彦馬が江戸でやっていたようなことを静湖姫がやってる、という感じ。
深刻な部分が抜かれているので、軽く読むにはちょうどいいかも。
静湖姫と関わる男たちが悉く彼女に惚れてしまうのに
いちばん近くにいる岡田だけがそうならないのが逆に面白い。
とはいえ、最終的にはこのふたりがくっつくような気がするんだけど(笑)。
くノ一シリーズから引き継がれたキャラクターは
静湖姫、松浦静山と伝聞で出てくる彦馬と雁二郎のみ。
同じ北町奉行所管内なので原田朔之助が出てくるのを期待していたのだが
そうは問屋が卸さなかったらしい。ちょっと残念。
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山崎まさよしくんが主題歌を担当し、NHKドラマにもなった『妻は、くノ一』の番外編です。
平戸藩主松浦静山さんの娘さん、静湖姫が主人公のお話だよ。
高貴な生まれで超~美貌なお姫さまが、三十路を過ぎてオカマ喫茶で飲んだくれてる…って設定。
で、好奇心たっぷりだから、町方とともに江戸の珍事件を調査・解決。
同じ風野さんの『若さま同心』シリーズと『妻くノ』の合体版って感じでした。
まぁ、軽い読み物だったよ(笑)