紙の本
古本がこんなに楽しいとは
2016/06/30 22:29
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投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
古本市には時々行くが、どのように楽しんだらよいかわからないところに、本書は非常に役立つと思われる。古本は奥が深いです。
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投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名にあるような正しい古本収集の道があるわけではない。この作者がそう言っているだけ。でも面白い。多少ここにあるような気質もあるという自覚があるので、そこまでじゃないと安心しながら、苦笑できる。少なくとも初版本だとかそうした嗜好がないのは本当に良かった。この内容にうんざりするか、苦笑できるか、当てはまりすぎて顔がひきるか。いいバロメーターにはなる。
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古本の買い方から売り方、古本屋のなり方まで書いてある。神保町と全国8大古本町、函館、仙台、鎌倉、長野、金沢、京都、奈良の古本屋の紹介はまるでアドマチのよう。自分の生まれる前に出た本を買うことが本格的な古本道への一歩らしいがこわくて踏み込めない世界だ。古本自体は好きだし買うけどコレクターになると読めなくなりそうだ。観光でなく古本屋に行くための旅行はしてみたいかも。「京都三大まつり」行ってみたい。
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古本に関すること、古本屋の過去からの変化、古本とは何か、古本屋の紹介、古本屋の周りかたなどを紹介している。
何となく、著者の価値観でしか書かれていないように感じられ、あまり一般的ではないのではないかと感じられる箇所が多くある。
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著者の岡崎武志氏は、その道では有名な”古本者”なのだそうだ。
そんな著者が蓄えた古本道のエッセンスが惜しげもなく詰め込まれている(と思う)一冊。
古本の探し方、古本屋との付き合い方に始まり、神保町ガイド・全国古書店ガイド、そして即売展への臨み方やブックオフの活用法まで、目次を眺めただけでももう、四六時中本と触れ合っていたい筆者にとってはヨダレものの内容である。
最後には古本屋店主になるための(いや、著者からみてこんな古本屋があったら良いなという)考え方も書かれていて興味のある人も多いだろう。本は買うより売る方が面白いという人もいるくらい、古本屋をやる事に興味のある人は多いそうだが(古本屋になるには?という勉強会もしばしば開催されているようだし)、今のところ筆者も売る方にはあまり興味ないかな。
なにはともあれ、本書を手元に携えて古本道をひた走りたい。
(「古本道」への扉は誰にでも開けられる。あとは、押すだけだ。)というのは巻頭にある著者からのメッセージだ!
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森崎書店の日々を見て、古本屋に行く人は、どんな物を探しに行くんだろう?どんな楽しみ方をしてるんだろう?と素朴な疑問が浮かび、この本を読んだんだけど、いろいろ参考になりました。岡崎さんとは違う楽しみ方になりそうだけど、少し『古本』に興味がでてきました。自分なりにテーマを持って、古本屋に行ってみよう!
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古本屋では何か安い本でもいいから買って帰るのが礼儀らしい。お賽銭のようなものだ。
文庫で読んだ本をまた古本で購入する。
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それなりに楽しかった。
敷居の高いところは怖いが、今度即売会に行って来たいと思います。
ノンジャンルの雑本が好きなので、本格的な古本屋にはあまり縁がないけど、掘り出し物を見つけて、至福の時を過ごしたい。
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古書店巡りについては荒俣宏さんの本でもちょいちょい目にしていたので古本道に対する免疫はできていたので、ここでは入門書、といった類いにどうアプローチして書いたのか、という点を見るとエッセイのように書いており、入門書の陥る目次、順番、基礎から応用へ、といった展開にこだわらない書き方がなされていてぼくとしてはとても読みやすく且つ興味をそそられました。読み手の古本に対する理解度にもよるかもしれませんが。名前を知らなくても、著者・著書名と値段、古本屋名が出てくるとそこで覚えなくてもちゃんと参考になるのです、後から。
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古本は好きだけどあくまで安いから、っていうだけの自分としては、ここに記されているようなマニアック道はあまり望むところではない。でも、そこにかける意気込みとか、ハマリ込んだときの奥の深さは、本書で十二分に伝わってくる。時間のせいにばかりしてはいけないけど、時間があれば自分も踏み込んでみたいという気にさせられる。今はもう熱が冷めたけど、かつて散々入れ込んだメタルの世界も、踏み込めば踏み込むほど底なしっていう現実があったけど、どんな世界であれ、凄まじいマニアが存在するものですね。書物としてはとても面白かったです。
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古本カフェ、女性店主の活躍、「一箱古本市」―いま古本がおもしろい。新しい潮流と古きよき世界を橋渡しする著者が、その味わい方を伝授する。店主との交流、個人の日記が売られる理由、神保町案内、さらにブックオフ活用法や古本屋開業の鉄則まで、この一冊で神髄がつかめる。(カバー)
岡崎さん四冊目。
ディープになりがちな「古本」に関して、ライトに紹介してくれる良い作者さんだと思います。
毛嫌いされることの多いブックオフをご自身なりに消化されているところも好印象。
ただ、「値段は店主のアイデンティティ」と記した後すぐ「植草(甚一)伝説」を好意的に紹介されているのは…うーん。あくまで1エピソードだとは思いますが、個人的に微笑ましいとは思えませんでした。
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全国8大おすすめ古本町として、函館、仙台、鎌倉、松本、長野、金沢、京都、奈良を紹介。
京都では、5月のGWに京都市勧業館(みやこめっせ、岡崎)、8月中旬に下賀茂神社、文化の日前後に百万遍智恩寺で古本まつりが開かれる。
<即売展、古本市>
反町古書会館展(神奈川古書会館):ブログあり
有隣堂伊勢佐木町本店:HPにイベント情報あり
横浜一箱古本市:大口通商店街
※神奈川県古書籍商業協同組合HPに展示即売会ページあり
リブロ 池袋本店(西武池袋本店)
新橋古本まつり
京王百貨店新宿店:夏
東急東横渋谷店:夏
松屋銀座:1月
早稲田ビッグボックス
早稲田青空古本まつり
※東京古書組合HPに即売展最新情報あり
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古本とは何か、古本屋に通う楽しみ、即売会の楽しみなど古本に関わる様々な面白さを紹介。紀田順一郎や鹿島茂のコラムが面白かった。古本関連本を多数紹介している点も良かったです。
2011年の本であるためやや情報が古いですがそれでも今の情勢とあまり変わらないように感じます。Googleマップがおすすめと本書にありますが10年後の今日はむしろ必須情報となっているのではないでしょうか。