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紙の本
考古学探偵チーム結成の原点。一法師の過去が垣間見られるも、想像を1mmも超えない展開に苦笑。(でも楽しい)
2012/02/28 15:12
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽快さが特徴の考古学探偵シリーズ第4弾。
ライトすぎて読んだそばから内容を忘れてしまうのだけれど、
なかなか楽しくて読みやすくってわたしは気に入っている。
今回は荻原と佳織そして一法師が知り合った事件の回想。
当時、荻原と佳織は大学に入学したばかり。
一方、後に「考古学探偵」と呼ばれる一法師は大学院生だった。
そしてこの回想では、これまでの3巻で
「あの方」などと意味深な仄めかしをされていた人物が登場する。
これまでの仄めかしから推察するに、
「あの方」は一法師に多大な影響を与えた人物であるもよう。
気になって気になって、早く読みたかったのだっ!!!
ストーリーとしては今までで一番楽しかった。
古都、京都を襲う連続不審火。
その規則性。
首謀者の目論見。
そこに「歴史」が絡んで、ライトはライトなりに興味深かった。
だた…。
「あの方」の正体がどうにも好みじゃない。
あれだけもったいつけたのだもの。
本当にこの人物のことを指しているのだろうか…??
いや、この人物意外に考えられないし。
もしかして「運命のひと」とか、
そういう甘っちょろいのをもってきちゃうのーーーーっ??
と、(よくない)予想を1mmも超えない正体に、驚いてしまった(笑)。
ま、仕方ないよね、ライトだもの。
(「ライト」を強調するには、こういう理由もある)
本シリーズはストーリーテラーの視点が変わるのが特徴なのだけれど、
今回は回想が故か、視点は佳織に固定。
この点も読みやすかった。
(逆に言えば、場面展開があまりお上手ではない)
もはや(個人的に)恒例となった誤植探しだが、
今回は目立ったものはなし。
ただ「違和感を感じる」は字面が美しくない。
美意識の問題か。
次作は古屋の妹が登場してまたまたドタバタしそうな予感。
早く読みたいなぁ。
(なんやかんや言いつつハマってます)
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