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凄く、面白くてワクワクしながら読むことができました。
この本は子供も大人もすらすらと読むことができると思います。
頑張ることとは何か?
人と違う事がどういう事かがわかると思います。
今、悩んでいる人。
小さいお子さんがいるお父さん、お母さん。
おじいちゃん、おばあちゃん。
すべての人に読んでほしいと思います。
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普通の人間には強く願わなければたどり着くことのできない町、ふしみ町。ある日そこに迷い込んだのはいじめられっ子だけれどただいじめられているだけではない転校生の少年だった。トトロやネコバスならぬネコタクなんてものまででてきてびっくりするやら楽しいやら。でも少年の境遇や彼の追い込まれる状況には胸が痛み、ラストは思わずほろりとくる。いい年して情けないがそういう物語だった。少年の問題が解決してもう彼は不思議町にたどり着けなくなるのではないかと思わず心配してしまったがそこは杞憂に終わって良かった。
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西の方から転向してきた小学六年生の直之。病気のせいで体が小さくて、方言をからかわれても、母親がいなくて厳しいおばあちゃんにつらくあたられても、挫けない。彼が元気なのは、路地の向こうの不思議な町で、師匠とその怪しい仲間が温かく迎えてくれるから。
『妖怪アパートの幽雅な日常』・『僕とおじいちゃんの魔法の塔』作者の
香月日輪の描く怪しくも温かい物語です。
悩みを抱える少年、それを影に日向に手助けする師匠、周りを取り巻く怪しくも温かい人々。
まさに香月ワールド全開のお話となっています。
読むと元気になります。前向きになります。心がほっこりします。
他の子より病気のせいで出来ない事が多い直之が前向きに頑張っていく
姿には色々考えさせられました。
大人が読んでも・・・いや、大人になったからこそ胸にくる物語です。
1巻完結ですが、続編を出してほしいと願ってしまう作品でした。
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ものすごく当たり前のことを
当たり前に考える、ってことは
難しい。
フツーってのが一番難しいけど
やっぱりフツーのことは
フツーにできるし、やれよ、って
思っちゃうもんね
みなさんが引用しているところに
全てがある。
児童書扱いみたいだけど
大人が読んでもほろりとしますよ
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ぽよよぉ~ん、ほのぼのとした内容。
軽~~~く、すら~~~りっと読めます。
須田直之、小学校6年生。
大阪から転校してきてクラスの吉本耕太にいじめられるが
師匠らと出会い元気になっていく。
ちと、ひっかかったのが
おばあちゃんと父親の本音?!を聞いたときに
逃げた先が母親のところが・・・
なぜ、師匠のところでなかったのか
師匠の魔法なのか
話が軽くなるのか・・ふむ
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シリーズ化しないかな。香月さんの作品は現実的な大人たちから子どもが逃げるって感じの作品が多い気がする。個性的な大人が個性的な子どもを引き寄せ現実世界と乖離された別の世界で暮らす感じ。私が知らないだけでこの世にもそういう空間があるのかもしれないが、おそらく生涯私がであることがない世界だ。
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村山早紀の文庫を読みつくして、人情溢れる妖怪話をもっと読みたいなーと思って、前々から気にはなっていた香月日輪作品デビューしてみた。ほうほう、なかなかじんわりあったかい話。こんな師匠が身近に居たらなぁと、思ってしまった。駆け込み寺、みたいな。小学生の社会なんて、もう大人社会の縮図だよね、もっとわかりやすい縮図だよ。主人公のナオの気持ち、大人にもすごくよく分かると思う。ナオみたいに、周りを恨まずに、いつも前を向いて頑張っていけたらなぁと、主人公が眩しく思えた。私もそうありたいと思う。
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子供の時に師匠のような方に出逢えた人は、なんとしあわせなことだろう。あくまでも大人のまま子供にわかりやすく、手を抜かないで大切なことを教えられる、伝えられる人間。
多少物足りなくもありますが(量的に)読み終わった時にきちんと1さつお話を読み終えたんだという満足感がありました。
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設定はいいんだけど‥
もうちょっと師匠の日常とか
不思議な感じとか
欲しいかな。
あと挿し絵がファンシー過ぎてイメージ壊れる
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本屋さんで別の本を探している時に発見した1冊。
以前より香月さんの本は大好きで色んな本を買いあさっていたのですが
それまで集めているシリーズとは違うなと思ったらもう手にとっていました。
香月さんと言えば、ありきたりな日常の中に寄り添う不思議の数々。
私はそんな印象を持っているのですが、この作品もまさにソレでした。
本の中で、主人公の少年がソレをこう表現してました。
『トトロの家のような』『サツキとメイのような』
ジブリ作品に馴染んでいる私としては、とてもイメージしやすい表現。
子供は気付くけど、大人になるにつれてなくしていくモノだったり
気付けなくなっていくモノだったり、そういう不思議がソコにあるのが
とっても魅力的な町で、少年が1つ成長するお話。
少年はとても聡い子で、周囲の感情の方向や自分の立場をきちんと理解して
その中で出来る限りの精一杯を続けている子。
そんな子の視点で書かれた物語は、冷たい現実とリアルな危険
本当ならどこにでも存在する温かい家族の絆が描かれているのではと思います。
最近涙腺が緩いので、少年が家出をしてしまうシーンで泣いてしまい
そのままボロボロと(笑)
でも、最後には笑ってしまえるというか笑顔になれるのが良いなー・・・。
見所はやはり・・・最後の家出した少年を発見する○○のシーンですかねぇ・・・。
これは、是非読んで欲しい、少年もそこで吹き出してましたが、
同じように吹き出すこと間違いなしです(笑)
ちょっとした不思議な空間に紛れ込んでみたい人にオススメだと思う1作。
そんなに分厚くもなく、元々が児童文学がベースの方なのであっさり読めると思います。
是非、お時間がある方は読んでみてくださいませ^^
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近頃の子どもたちは、こういった本を読んでいるのか。
私が子どもの頃 日本のものでは、山本有三著『路傍の石』 芥川龍之介著『トッロコ』 壺井栄著『二十四の瞳』 有島武郎著『ひとふさのぶどう』 井上靖著『あすなろ物語』 宮沢賢治著『よだかの星』 坪田譲治著『子供の四季』 江戸川乱歩著『怪人二十面相』等だった。 時代を感じる。
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詰め込み過ぎず、薄すぎず。
適度な中身の濃さが素晴らしい。
成長ものとしてだけ見たら、筋書きはありきたりなんだけど、登場人物が良いし、設定を無理に説明しようとせず、適度に放置している塩梅がちょうどいい。
続編出ないのかな。期待。
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香月さんの本は初めてでしたがとてもおもしろかったです!
香月さんの他の作品も読んでみようと思います。
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家族や周囲とうまくいかない主人公が、自ら師と居場所を見つける……またしても香月さんのお決まりのパターン。
でも今回はわりと家族や友達のことにも目を向けてくれたので、個人的には好みでした。
古本屋さんが登場したり、町全体が寿荘みたいな雰囲気だったり、妖怪アパートみたいにもっとそれぞれの登場人物について知りたくなる感じ。
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凄く凄く読みやすくて優しい本。
と言うか、色々と出し惜しみしていてこの1冊がまさに序章なのではと思った。
続編があるなら期待したい。