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ここまで「運命」と「自分らしさ」ストレートに扱った作品も珍しい。なんとなく統和機構が目的を見失った感じがするけど(まあいいじゃん)。
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あんだけ強かったカレイドスコープをあっさり倒すなんてぱねえっす。
久々にオチにすっきりした。
でもまた大量に出てきたキャラをどうするのかと。いや、別に全て消化する必要ないけども。
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クールvs熱血の意地っ張りって…(笑)。
この人の話は、どのキャラにとっても、それなりにキツイことが起こったのに、
最後はなんだかんだでいっかなぁと思っちゃえるようにまとまってるところが好き。
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ライトノベル、あまり読まなくなってきた中で、久しぶりにこの作品。「セカイ系」というのに分類されるそうな。
ブギーポップシリーズ(というか上遠野ワールド?)の大きなポイントとなる作品らしく、シリーズの登場人物も多く登場し、他のストーリーとのリンクもあるようなんだけど…。
でももう限界かも。読者を物語の世界に引き込もうとするのではなく、ついて来れるやつだけついてこい、的なストーリーテリングに取り残され感。何か聞き覚えのある登場人物が大量に出てくるのだけど、どういう人だったのか思い出すのも一苦労だし、そもそも思い出せない場合も。シリーズの刊行間隔が長いのもあるけれど、「覚えよう」という気力が湧いてこない。過去の作品のことは気にせず読んだって楽しめるのだし、昔はそうやって読んでいたのだけれども、今回そういう読み方ができなかったのは、自分の読み方が変わってきたのだろう。
話も一区切りついたみたいだし、もう続編は買わないだろう。緒方剛志さんのイラストが見られなくなってしまうのは残念だけれども。
(あと二冊でシリーズ終わります、とか言ったら、買うかもしれないけど。いつどう終わるか分からず、延々と続いていくのもストレスなんだよなぁ。)
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緒方絵師が萌え絵に転向し始めたことについては兎に角、末間が美少女っぽくなっちゃったのがなんとも。沈黙ピラミッドあたりまでのリアルいそうな地味子って感じだからこそ良かったのに。今の絵柄で末間だけそれだと逆に浮くかもだけど。
というか末間は能力とかない一般人を貫いてほしかったなあ…。
などと言いつつなんだかんだで面白かったです。
熱血VSクール女子の意地の張り合い。
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氷の魔女と炎の魔女。世界を崩壊させかねない二人の魔女の戦争は、桁外れのスケールの二人の女子の意地の張り合いでもあった。世界を手中に収めようとするヴァルプルギスに対し、母を人質に取られた状態の凪は奇想天外な手段で彼女に最終決戦を挑む。かつて「炎の魔女」と呼ばれた戦士の少女が、自らの運命を乗り越え、新たな段階に歩みを進めてこの物語は終わる。
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炎の魔女と氷の魔女の、世界を終わらせかねない戦い
ブギーポップの出ないブギーポップ。
4巻やると、ずいぶんと人物が多くなって大変。
面白いのは面白かったが、ちょっとついていき切れないところがあった。
多分、もっと集中して読まないと。
小さな幸せを大切にする印象の綺さんが好きだったのだが、力を手に入れると随分ふりまわされていなすった。ちょっとびっくり。
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らしさが出たヴァルプルギス最終巻。勢ぞろいと言う感じでしたが、まあ、落ち着き先も良かったんではないでしょうか。
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すごいセカイ系で厨二爆発だった。
前編通じて登場人物多いとか場面が変わるのが多いとかおばちゃんにはついて行くのキツかったです。惰性で仕方なく読んでる感じ。再読は無い。
かどちんイッキ読み勢で3月から他の本を挟みながら2ヶ月で4冊読破。この短期間でも無理!だったのに連載やリアルタイムで読んだ勢っているのか?内容を振り返って思い出せない不思議さ。
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「ビートのディシプリン」シリーズにつづく「ブギーポップ」番外編の最終巻にあたる本です。
凪の母親である霧間鏡子(きりま・きょうこ)のすがたになって現われたヴァルプルギスは、統和機構をその支配下に収めることを宣言し、「中枢」(アクシズ)を担っていたオキシジェンと戦い、その強さを統和機構のメンバーたちに知らしめます。
さらにヴァルプルギスは、朱巳がオキシジェンの後継者候補だったことを明かし、朱巳は統和機構の合成人間であるワイプ・アウトによって命をねらわれることになります。ヴァルプルギスは、朱巳の強い意志をもつ魂に目をつけ、次の宿主にしようとしたのです。しかし、その意図を読んでいた凪は、イディオティックこと長谷部京輔の力を借りて、朱巳のうちにひそんでいました。こうしてヴァルプルギスと凪は、二人だけの世界に移り、戦いをくりひろげることとなります。
合成人間でもMPLSでもなく、ふつうの人間でありながら正義の味方であろうとしつづけてきた凪が、この世界の運命を決する戦いにたったひとりで立ち向かい勝利するという物語で、個人的には熱い展開をたのしむことができました。