紙の本
中二っぽい
2018/12/04 23:00
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投稿者:小奈地 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冥王と獣のダンスを先に読んでおけばよかったと軽く後悔。末真女史と朱巳が解決していないのだが、これはまたスピンオフで描かれるのだろうか? ディシプリンを乗り越えたビートが良い感じだったぜ。一方飛鳥井何しにきた……。トータルで言えば非常に面白かった。能力バトルが好きなら読んでおくべき
紙の本
古き連鎖の終点
2015/08/28 09:17
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヴァルプルギスとアルケスティス、炎の魔女と氷の魔女、宇宙の相剋渦動を体現する太古より続いてきた闘争は、アルケスティスを霧間凪に封じたことで、ヴァルプルギスの勝利に至ったかに見えた。統和機構の幹部たちを招集し、現アクシズであるオキシジェンを排除することで、世界に対する支配体制を構築しようとしていた。
しかし、末真和子、九連内朱巳、霧間凪という、現在の世界を維持する存在に選ばれた女性たちが、それぞれの意思に従って行動した結果、勝敗は覆され、これまでと同じ、だがこれまでとは違う世界の仕組みが出来上がっていく。
世界にある多くの強いものは、より強いものの前に屈することで、秩序が維持されると信じている。それは確かに真実のひとつではある。だが、それ以外の真実の導き方もまた存在する。ただそれは、未だ誰によっても検証されておらず、どうなるか分からない世界でもあるのだ。
そうして、新たに世界に関わる人々が登場し、自らの進む道に物語を振りまいていく。
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魔女たちのお話はこれにておしまい。
ってかまさかのオチだった(笑)
凪はブギーでは一番好きなキャラだったので
このシリーズが読めてよかった。
この話がなくして続きはないと思う。
ソロソロ、人物とかグループが増えすぎてきたので
まとめた本とか出して欲しい。
出版社の垣根を越えてお願いしたい。。。
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これまでの統和機構メンバ総出演みたいなシリーズでしたが、ようやく完結。
よくわからず煙に巻かれる感はいつも通り。結局凪がブギーポップシリーズでは最強ってことなんかな。
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面白かったけど、ラストちょっと寂しい終わり方だったな。
凪は結局何かをなくしてしまったんだろうか?
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凪と、炎の魔女ヴァルプルギスの壮絶な戦いは最終局面を迎える。この巻にて魔女戦争集結。
懐かしのキャラが出てくるので思わずニヤリとしてしまうが、上遠野浩平作品らしい話の纏め方で非常に楽しく読めた。
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外伝完結。
いつ死神さんがでてくるかと思いながら読んでたがさすがに出てこなかった。
こういう話こそ最後の最後でぽっと出てきてけりつけるひとだろうに。
外伝なんだけど、正直本編も主人公が狂言回しになったのでどれでもいいよ、という状態。
まあ、別作品とのリンクが強いので外伝になったのだろうけど。
あとは主人公を彼女においたから、か?本編でも何気に出てくるけどなぁ。
いずれにせよ、積読山脈の一角が崩れてよかった。
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これほどまでに曖昧な物語というのもない気がする。
ちなみにこれは褒め言葉である。
このシリーズはこれまでのブギーポップからの登場人物が今昔を問わずに結構出てくるので、キャラクター名だけ読んでも「この人どんな人だったっけ?」となることもしばしば。
けれども、本書においてはそういうキャラクター達は所詮脇役と今後の伏線に過ぎないのでわからなくても問題はない。
「神」とか「悪魔」とか「魔女」とか呼び方はなんでもいいけれど、絶対的な存在が仮にいたとして、じゃあそれってどんな存在なんだろう?
少しスケールの小さい話で例えば、打率10割のバッターがいたとして、確かにそれって異次元の人間かもしれないけれど、だからといってその人が絶対的な存在かというと案外そうじゃない。
だって、必ず打たれるとわかっているならば、敬遠しちゃえばいいじゃないという話になる。
そして、なによりもその絶対性っていつまでも続く保障があるわけじゃない。たった一回の失敗、ほんの僅かなほつれから絶対性は失われてしまう。
そう考えると、「完全」とか「絶対」というものは脆弱な概念なんじゃないだろうか。そして逆に「弱さ」ってものは一度成功したぐらいで失われるものではなく、頑丈な基盤の上に成り立っているように感じた。
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遂にと云うかやっとと云うか、炎と氷の魔女戦争が終結。
そしてそれによって何が変わったのかが分からないのは、彼の作品の特性かなぁ。
分かることと言えば、凪の周りには奇人変人超人しかいないみたいだということか。
ブギー本編以外の著作からの登場人物も多く登場してるし、それに描かれてる事件もリンクしてるしで、もう誰が何に関わってたかが分からなくなってきてる。
ので、これ以上いろいろリンクさせないで! と思ってしまう記憶薄弱者…。
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これで凪の件は終了なのかな。
シリーズ全体を通しても魔女関連の伏線を回収したって感じかもしれんが・・やはり惰性な感じをうけるな。
上遠野さんはどこに向かうのか・・。
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いわゆる「SF冬の時代」と現在の状況の間を一人で繋いできたという意味で、上遠野浩平には本当に感謝しないといけない、と思っている。確かに初期の切れは無くなっているとはいえ、十分に水準はクリアしてるし。(とはいえ、やはりエンブリオあたりがピークだったかなあ。)
とはいえ、これで終わりとも思えないので楽しみは続く。個人的には、イナズマとフォルティッシモの対決を是非もう一度お願いしたい。
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正直、地の文が理解できないところだらけだった。まぁ、自分の理解力が乏しいからだと思う。
物語として炎の魔女編が終わったという事ですっきりした。当然ブギーポップは出てこない。凪の心の強さが強調されてた気がする。
シリーズとしても大きく転換したんじゃないかと思う。今後どうなっていくか気になる。
2012年最初の読書が上遠野さんてのはなかなか良い滑り出しになったな
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生物というカテゴリすら超越していた魔女がだいぶ普通の存在になってるんですけどw 因果すら操っていたくせに、なんで殴り合ってるのさ。小物感がパない。
スケールだけは無駄にでかいんだけどね。
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間をあけまくりながらこのfile4まで読みあげました。
そんな自分に拍手(笑)
ビートのディシプリンと言い、買って読まない僕には間が開くと内容把握が困って仕方ない。
それでも霧間凪を中心とした魔女戦争には終止符が打たれ、あるべきものはあるべき場所へと戻ったので一安心。
九連内さんがど~なるかだけど…
好きなキャラだから死なないで欲しいなぁ~
そろそろ一冊完結のブギーポップが懐かしいです。
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魔女対決完結。確かに「ヴァルプルギスの後悔」だった。ほんとに凪の内面を描きたかったんだなぁ。この巻で統和機構の中枢やら後継者候補やら出てきちゃったり。後継者候補は、やっぱり凪の近くの人物だったかと納得。神木城とか懐かしすぎる。ブギー本編ですぐ消えてしまったものの、彼女の存在は大きかったんだな。外伝的な話で、かなり事態は動いてるんだけど、本編はどうなるのかなー。