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紙の本
相変わらず人は沢山死ぬが、今回は意外に凄惨さが無く、むしろ人情話が前面に出てきた感じで良かったが、少々、話がまどろっこしい感じがした。
2016/12/08 00:27
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず人は沢山死ぬが、今回は意外に凄惨さが無く、むしろ人情話が前面に出てきた感じで良かったが、少々、話がまどろっこしい感じがした。
「一話:新年福茶話」では、金の仏像紛失事件だけで他に事件は無し。
二話では、一話の金の仏像紛失事件が、花柳病に罹った女郎の身の上話に同情した主の一人娘の狂言であったということでアッサリと解決だが、同じ仏像を「麩」で作って奉公人たちが見終った直後に食べてしまうという手口が何とも愛嬌があって面白い。しかし、そうやって盗み出した金の仏像だが、普通に考えれば素人が簡単に捌けるものではないので、少々無理があった気がする。そんな折、北町奉行烏谷椋十郎が訪れ、最近城中出入り料理屋に指定されている「八百良」に対して巷で批判が出てきたため、有名3店による料理競べを行い、トップの店にも城中出入りを許可する計画にいて話す。ついては、不正が無いよう季蔵に監督を頼みたいという。木母寺・酔壽楼(又兵衛、妻おりん、板前・浩吉)、下谷・富士屋(銀蔵・妻お美菜)、芝神明・清水屋(清五郎)の3店で料理作りが始まるが、突然木母寺・酔壽楼(又兵衛)が急死して中断。次いで、下谷・富士屋(お美菜)も同じく急死。不祥事が公になることを嫌った北町奉行烏谷椋十郎の内命により季蔵が事件を調べていくと、木母寺・酔壽楼(又兵衛)と不倫関係にあった下谷・富士屋(お美菜)との関係を案じた木母寺・酔壽楼(板前・浩吉)が下手人であったことが判明。板前・浩吉はあっさりと罪を認めて自害して決着でした。
他に、歌舞伎役者・春雷と不遇なその妻との人情話と、歌舞伎界と大奥との不祥事が少々絡むがまあそれは余談として。
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