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みんなのレビュー22件

みんなの評価3.5

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21 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

まるでコラージュのような小説

2012/02/26 23:06

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BH惺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 なかなか読む人を選ぶ、もしくは好き嫌いの分かれる作品だなあ、というのが読了後の素直な感想。
 21の章から成るそれぞれのエピソード。この作品を小説と言っていいのかどうか? 内容にもあるとおり、それぞれの章がまさにコラージュされたような、つぎはぎ切り貼りしたような印象を与える作品。
 かろうじて根幹をなすストーリーというのが、とある男性作家(おそらく)の幼少期の回想録であるらしいこと。
 戦後間もない時代、ある日突然父親が失踪し、残された母親と男性は祖母と伯母と暮らすことになる。その多感な幼少期の生活での強い印象などが、濃密な描写と改行のほとんどない文章で綴られてゆくので最初はかなり違和感。
 主語がなく唐突に文が始まり、さらに一文が長く一体誰の語っている言葉なのか途中で判然としなくなる。まるで学生時代に習った古文のような感じ。

 父親が母と自分を捨てて愛人の許に走ってしまったという事実。父親が死に、語り手の男性の許に父親の愛人から手紙が届く。それを受け取った男性が意外にも愛人に対して負の感情を抱いていないのがまた男性心理の複雑なところ。父の失踪の原因は何だったのか? ほんの少しミステリーっぽい香りもしたりして。

 かなりアンニュイでノスタルジックで独特の雰囲気のある作風と文体。
 はっきり言って小説として明確なストーリーはありません。いや、小説として捉えちゃいけないのかな?
 この作者の他の作品を読んだことがないので、普段どのような作風なのか分からないのですが、実験小説のような印象受けました。
 万人受けする作品では決してないと思います。こんな作品もあるんだ! と目からウロコ状態で読了。
 読んでがっかりするか、未知の作品との出会いに感動するか。どちらかに分かれる作品かと思います。

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2012/03/11 20:50

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