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ポストカードが壁一面に貼ってあるカフェ。
そのシチュエーションだけでもうそのお店に行ってみたくなる。
実際にあるのなら、本当に行ってみたいなぁ。
お話は、まぁそんなにハッとする感じではないけれど、
ほのぼのしてることや人間的なやりとりを描いていて、個人的には好み。
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こんなカフェ、あったら素敵かもなぁと思いながら読めた一冊でした。
カフェあてに届いたポストカードは、カフェが続く限りカフェに飾ってある。
誰かあてに書いて、カフェの住所に出すポストカード。
受け取る人はカフェからお知らせが来て、カフェで「見る」ことはできるけれど「受け取る」ことはできないというシステム。
ポストカードは誰でも見られるところに飾ってあり、受け取った人ももちろんカフェでは自分あてのポストカードを見られる。
そして、半永久的にカフェの地下に保存されるポストカード。
この「受け取って自分のもとにこないが、半永久的に保存される」というシステムの素敵な点と、困った点が両方描かれているのが非常に面白かったです。
そしてメールの手軽さとはがきなど手書きの奥深さが対照的で、絵葉書、書いてみようかなと思いました。
なんだか思いがこもっていてロマンチックだし、自分の都合だけで簡単に削除できないのもいいですね。
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題名通りのカフェ。こんなところが有ったら行きたいな♪
2012.10.29
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横浜・みなとみらいの万国橋のたもとにひっそりとたたずむポストカードカフェ。
店内には壁じゅうにポストカードが貼られている。
壁に貼られているはがきはみんな誰かに宛てたもの。
ハガキは一度読み終わってしまったらそれきりなことが多いのですが、ここに送られたはがきは無期限で保管されます。
トランクルームにも収納してあるくらい。
店に送られてきたハガキと店の常連さんにまつわる物語が描かれています。
差出人は誰でしょう
どうしても葉書を捨てたい男
葉書の埋葬許可、下りました
返信を出せない男
いつか……葉書を待ち続ける女
葉書に遺言を刻んだ男
いまさら文通はじめませんか
いつか……葉書を送りたい男
葉書に遺言を刻んだ男の家族
書きましょう、会いたくありません
葉書を守りたかった男
葉書は世界遺産だと誰かが言った
どの話も寂しい部分があるんだけど、ポストカードカフェという温かな場所で永遠に守られているっていうのは素敵だなあと思いました。
ここにくればいつでも思い出に出会える。
会いたい気持ち
さよならの言葉
今日もこの店がおあずかりします。
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ポストカードカフェ??なんじゃそりゃ?と思い手にとる。
壁一面にポストカード。
うーん、なかなか雰囲気のある素敵なカフェでした。
最初は、外したかなーっとちょっと思ったのだけれど、
五月雨先生が常連になったあたりから結構どんどん読めた。
時計のおじいちゃんの話とか泣ける。
さきさんが朝陽くんと知り合いだとゆーのはほんっとぎりぎりまで
気づかなくて、彼女の仕事がデザイン関係、とゆーとこでようやく
気づく。
葉書とメールはやっぱちょっと違うと思う。
葉書は書くほうももうらうほうも長く楽しめる気がする。
どれに書くか選んだり、どう書くか考えて、そうしてポストに出しに行く。
その間ずっと相手のことを考えてるわけだから、
本当にどうでもいい人にはきっとださない。
その1枚にはそれを書いた人のその時の相手への気持ちがいっぱいつまってるものなんだろう。
たとえ、その後すれ違ってしまったとしても、その時のその気持ちは
ほんとうのことで。
本当はそれは自分の心の中だけにしまっておけばいいのかもしれないけれど、自分の心だって移ろうものだから、
だから、その時の気持ちを、そのまま置いておけるこのカフェは
なんだか、過去の大切な想いを宝箱にしまっておけるような、
そんなものなのかも。
でも、まあ、もしそんなカフェがあったとして、
私は・・・・ださないかなあ。
壁に貼ってあるのをぼんやり眺めるのは楽しいかもしれないけれど。
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ポストカード、大好き!!
こんなお店が自分の住んでる地域にも実際にあったら素敵だろうなぁ☆
ポストカードに囲まれて、おいしいコーヒーを飲みながら読書したり。
こんなふうにお店の常連さんになって、他の常連さんや
マスターや店員さんと仲良くできたら楽しいだろうな。
やっぱり、メールって手軽だし早いし便利だけど、
手書きのハガキだからこそ、字の様子から丁寧さとかわかるし、
カードを選んでくれたこと、切手を貼ってくれたこと、
全てがとっても愛しく感じます。
この本は、「1枚1枚のカードに物語がある」、
そう改めて感じさせてくれた1冊になりました。
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ハガキ、書きたくなっちゃったな。
横浜の海岸通りにある「ポストカードカフェ」
そこに集う人たちの人生模様。
カフェのスタッフ朝陽君が、いい青年で、私は好きです。
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美味しい料理と美味しいコーヒーがありそう。
壁一面にポストカードが飾られているカフェが舞台の、連作短編集、かな。
しかし、店にあるポストカードが全部、誰かが誰かに書いたものなんだって思うと、それはすごくあたたかくて、反面、すごく怖いことかもしれないなあと…。
お話自体は、とても優しくてハートウォーミングでした。
そればっかりでもないところが、また、いい。
ちょびっと苦い。
読みやすい文章でした。
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横浜海岸通りにある「ポストカードカフェ」
壁一面に貼られたポストカード1枚1枚に
思いや言葉が詰まってる
そんなカフェを舞台に、そこに集う人たちの物語
心がほんわかするお話です。
ただラストはちょっと安易かなぁ
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近くにあったら私も常連になっちゃう!
蘊蓄たれる先生も口うるさいオバチャンもあの店だったら、嫌がらず友達になれるかも。
お気に入りの喫茶店見つけたいなぁ。
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ハートウォーミングで、心地のよぃカフェ・ストーリーで…、
何より、こんなカフェがあったら、常連になってみたぃな~、
って思わせてくれる、ふわ~っとした雰囲気の短編集でした。
もぅ、すっかり、e-mailが主体となる世の中となりましたが、
改めて、旅先で絵葉書を書き、出し、受け取ることの良さを、
スローな時代の気持ちの豊かさを、思い出させてくれました。
途中までは、本作品の主人公といぅか、ストーリーテラーは、
若ぃ女性の方が、バランスがよぃかな~とも思いましたが…、
終盤のエピソード、展開を考えると、これでよろしぃですね。
終盤の盛り上がりは、それ程ではなかったので、
いぃ感じでの感動を伴ぅ読了といぅことはなかったですが…、
そのよぅなふつぅな雰囲気も、この作品ならまぁよいかと…。
それにしても…、今の若ぃ子たちは、文通ってするのかな~?
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海岸通り、ポストカード、カフェ、横浜、常連。忙しなく生きる現代人が、ココロのどこかで憧れている雰囲気。こんな風に、人との繋がりを、時間の流れを大切にしたいと思いつつ、今日もまた忙しなく電子機器に向かう。
予想通りに進むストーリーだが、それもまた心地良い。
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夏休み旅行出発前の飛行場で本に出会う。
なんとなぁく手に取って、
なんとなぁく読み始めたら止まらなくなってしまった。
登場人物のひとりひとりにストーリーがあって、
すぐに引き込まれてしまいました。
続編が出たら良いのになぁ。
こんなカフェがあったら行きたい。
そしてポストカード、出したくなりました。
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子供の頃はよく手紙を書いてました。
レターセットの中から可愛いのを選ぶのは楽しかったし、お返事の手紙がポストに入ってるのを見たときもすごく嬉しくて。
でも最近は手紙も書かなくなって、もらった手紙も机の中にしまったまま。
久しぶりに読んでみようかな。
お手紙も書いてみようかな。
この本はそんな気持ちにしてくれました。
ポストカードカフェずっとあってほしい。
こんなカフェあるなら行きたい。
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横浜・みなとみらいの万国橋のたもとにあるポストカードカフェ。窓を除いてすべてポストカードで埋め尽くされている。この店に送っておけば、書いた本人が訪ねてきて、また見ることができる。五月雨先生宛に送られたポストカードの差出人”さき”とは?
連作短編。続きそうなのでとても楽しみです。ちょっと予定調和的なところはある気がしないでもないですが、読みやすいし雰囲気が好きです。
睦子さんの「他人が登場する夢はね、もっと難しいと思うよ。」という言葉に考えさせられました。百万人に一人の確率を待ってみようかな。