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ミステリー系で名を上げてきた東野圭吾だが、昔は様々な作風にトライしてきたと思う。この本はそんな若き東野を彷彿とさせる。
加賀恭一郎や物理学者は出てこないけど、東野節は健在。
最近の東野しか知らない人には、もしかしたら物足りないかもしれないが、読んでみると過去の東野本を探索するキッカケになると思う。
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出版業界の裏事情を描きながら、笑いあり、悲しい現実あり、痺れる展開あり、感動ありと一冊にここまで凝縮されているなんて素晴らしい。
最後の巻末広告まで仕掛けがたっぷりで楽しめました。
特に「序ノ口」の最後の展開が最高に痺れました。
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短編集かと思ったら
それぞれの話でつながってたり同じ登場人物がでてきたり
という展開の本でした
そして
読みやすくてスイスイ読めてしまう
書籍出版社と作家たちがそれぞれストーリーを作ってるんだけど
キャラが濃いね
特に作家たちは
ほんとにこんな作家さんいるのかしらと笑いたくなってしまう
土下座が得意な編集長
仕事が回らなくて青白い顔の編集者
駆け出しのわかて編集者
新人賞をとったもののスランプに陥った将来有望な作家
ギャグとしか思えないハードボイルド作品を書く弱気な作家
といったところかな
それぞれのストーリーは
皮肉というかそれこそ苦笑いしてしまいそうな話もあれば
ちょっと人間ドラマっぽい話もあったりする
一口でいろんな味が試せる本
しかしほんとうに
こんだけ出版社も作家も昨今苦労されてるんでしょうか(笑)
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出版業界にまつわるブラックな小話、と聞いて読んでみた。
う~ん、評判で聞くほどブラックなのかな?
遠目にはブラック無糖に見えるショコラ・ショーじゃないですかね。
出版社や新鋭作家etcに対しては用意してあるチクっとしたものが、
中堅~大御所(たぶんご本人もこの中に含まれる)には
向けられていない気がする。
そこまでやると「誰がモデルか」とか勘ぐられて気まずいからかなあ(^q^)
そして「チクッ」を向けられた人々も、最終的には救われている。
それでも、随所にこの世界に関わる人間ならグッときてしまう台詞が現れたり
笑いを堪えられないシーンがあったりして、とても楽しむことが出来た。
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装丁、巻末広告は、読んだ人にしか分からない遊び心。
短編集ですが全編を通して、一本の線で繋がっているブラックユーモアありの東野さんらしい作品でした。
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最後のストーリーが心温まる展開でほんわかする気持ちになりました。ストーリーが終わってからの最後のページ展開もユーモアがあってよかったです。
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このシリーズ、好きだなぁ。登場するのはとある出版社の編集者たちと小説家の先生たち。作中に出てくる小説を読んでみたくなっちゃう。にしても文庫ならでは(だよね?)のしかけはさすが。よかったね~、寒川センセ!
http://mylovelybooks.jugem.jp/?eid=431
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笑いシリーズ好きだなぁ…☆
出版業界ってこんなんなのかなぁ…と想像してしまう^^;
伝説の編集長の無理矢理ぶりもっとみたいかも!
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やっぱり東野圭吾のギャグは面白い。
こういうのもっと書けばいいのに。
泣ける話を書ける作家は多いけど
上質な笑いの本を書ける作家はすくないぞ。
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面白かった!
小説がドラマ化される話とか、文芸誌(小説誌)は必要なのかとか、文学賞のこととか、面白くて一気に読んでしまいましたよ。
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小説界の裏事情をブラックな笑いを含めた短編集。オムニバス形式でありながら、伝説の編集者や小説家など登場人物の設定が各章にてリンクしており、そこが面白い。編集の仕事って、自分の仕事とは地続きの世界じゃないと思ったら「序の口」読んで似てるんだな、なんて思いました。○笑小説シリーズは、初。黒笑小説や怪笑小説を読むかな。 エピソードとしては、「文学賞設立」がグッときた。「天敵」「最終候補」も◎。 最後に直本賞候補作や受賞作の顛末はウイットに富む。
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ややや、よもや(ある種の)人情(テイスト)話だったとは。上手いこと騙されました。戦略でキバタク再登場かと思ったところも違いました。ただ、コンビニ据え置きでも買えるから、ネットで買えないってことは、ないよ>女子高生
「歪笑小説は面白かったか」「面白かった」に続いて、「読んでみたいので貸してくれるか」と言われれば「貸してあげる」と答えると思うが、「読んでみたいので買ってみるか」と言われれば「うーん、自己責任でよろしく」と答えるような気がする。
もし、歪笑小説-SideB- があったら、それだけで傑作だろうと思う。
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家族や知人におすすめするといったらこの本だ。個人の嗜好を問わず面白い!といえるのではないか。(ブラック)ユーモア、皮肉でもあり真面目でもある。どの人物も脳内で映像化できる程描写力に富んでいるのだが、特に獅子取氏、作家熱海の行動は天晴。この2人には笑いと賞賛が止まない。
読み始めで編集業界の内輪ウケだろうかと感じたのだが、すぐに、これは誰にでも共感できるストーリーであるとわかり、五つ星である。
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出版業界を題材にしたブラックユーモア(?)な短編集。
非常にテンポが良く一気に読めたし、内容もとても面白かった。
あとただの笑いだけじゃなく、けっこう深いテーマも扱っている。こんなん書いて出版社に怒られたりしないのかな?って無駄に心配なったり。
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おもしろ〜い!!
誰も死なないけど(笑)
おもしろかった(σ*´∀`)
こんな風に本は出来てるのね…
て感じだった。
編集者ってたいへーん(゜Д゜;)笑
てか。策士だねぇ〜!
そして…
しっかり騙される、あたし(笑)