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青豆と天吾の、美しくも切ない物語。
2023/03/03 09:42
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつて文庫本で読んだ1Q84の世界に、10年ぶりに足を踏み入れた。
物語は、1984年の首都高速道路3号線の上で始まる。
タクシーのラジオからは、ヤナーチェクのシンフォニエッタが流れていた。
1926年。昭和の始まりの頃に作られた曲だ。
「仕事」に急ぐ青豆は、タクシーの運転手の勧めもあり、高速道路上でタクシーを降り、非常階段で渋滞から逃れる。
「仕事」の前後から、ある変化に気が付き、戸惑いを覚える。
予備校講師で小説家志望のの天吾は、17歳の少女ふかえりが書いた「空気さなぎ」と巡り合う。
ふかえりと、彼女の面倒を見る「先生」に出会うため、東京郊外の二俣尾駅に向かう。
青豆と天吾の、美しくも切ない物語。
平成の時代に書かれた昭和の物語が、令和に蘇る。
紙の本
青豆と天吾の、美しくも切ない物語。 平成の時代に書かれた昭和の物語が、令和に蘇る。
2023/02/23 08:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
Audibleで聞く読書。
かつて文庫本で読んだ1Q84の世界に、10年ぶりに足を踏み入れた。
物語は、1984年の首都高速道路3号線の上で始まる。
タクシーのラジオからは、ヤナーチェクのシンフォニエッタが流れていた。
1926年。昭和の始まりの頃に作られた曲だ。
「仕事」に急ぐ青豆は、タクシーの運転手の勧めもあり、高速道路上でタクシーを降り、非常階段で渋滞から逃れる。
「仕事」の前後から、ある変化に気が付き、戸惑いを覚える。
予備校講師で小説家志望のの天吾は、17歳の少女ふかえりが書いた「空気さなぎ」と巡り合う。
ふかえりと、彼女の面倒を見る「先生」に出会うため、東京郊外の二俣尾駅に向かう。
青豆と天吾の、美しくも切ない物語。
青豆の章の朗読は、杏。
天吾の章の朗読は、柄本時生。
二人のそれぞれの世界を丁寧に、そして的確に語り上げていく。
平成の時代に書かれた昭和の物語が、令和に蘇る。
2ケ月ごとの配信が、待ち遠しくてならない。
紙の本
引き込まれました!
2012/07/11 01:52
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投稿者:ベリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫化を待ってました!!
青豆と天吾の話が、交互に進み、これから二人の運命がどのように交差していくのかとても楽しみです!
一気に引き込まれました!
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村上春樹の世界だ。
この人の作品って、似たような感じだし突拍子もないんだけどするりと世界に入って行けるから不思議だ。
青豆と天吾の話がどう繋がり、それぞれどうなっていくのか楽しみ
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実は初めて作者の作品を読んだのだが、流石に話題になった本だけあって、序盤から謎をはらみつつ、先の展開がきになりつつ、読み進むことができた。初めて読んだのだが、どちらが先かわからないが、伊坂めいた話であり、クレジットが変わっても気がつかないかもしれないが、多分、こちらが本家なのだろう。あまりに作者が文芸として高い評価を得てるが故に、純文学的なものを想像していて、喰わず嫌いだったが、見直した方がよさそう。
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この本が文学的価値があるかどうかはわからないけれど、最初のページから退屈することなく、読み進む。でも、青豆と天吾を分けて書く
意味がよく分からない。
どこで繋がっていくのかな。
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文庫化されたコトでようやく1Q84の世界を覗いてみた。
…現段階ではまだまだ導入部分らしく何とも言い難いが、あれだけの話題作となった片鱗をまだ感じられていないのが正直なトコだろう。ま、とにかく先を進めてみよう。。。
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単行本で読んで以来。
概ね反復と連続で右から左へ流れていく日々の生活の中で、その風景を一変させるような経験をする。
そういうことは現実にもごく稀にある。
自分にとって、1Q84的な世界への入り口はどこにあったのだろう。
自分が今いるのは「1984」なのか「1Q84」なのか。
「1984」(仮にそれを始点としてみた場合)から出発して、いくつもの「1Q84」を経験しながら生きていく。
最終的に到達したところがもといた「1984」なのか「1Q84」なのか、それはさして重要ではなく、様変わりして見える景色の中で、ひとつだけの現実を握りしめることができたかどうかこそが肝要。
社会的な文脈を取り払った場合、たとえゴールは同じだったとしても、青豆と天吾は現実を握りしめるまでの過程をそれぞれに異なったひとつずつの例として示してくれる。
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やっと文庫化したので購入。前半は淡泊に話が進んでいくなーと少し物足りなく感じていたけど、後半は急に走り始めた。続きが気になる。
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いつも苦手な村上春樹。性描写多いし。アンチ村上ワールドって思ってた。
だから、話題になってても文庫待ちしてた。
今回文庫化されて、読んでみたら。。
あれ?よ…読めるぞ!!
確かに村上ワールド炸裂してるけど、それをカバーするくらいおもしろい。
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドが唯一あたしの好きな村上作品だったけど、それ系!
これはいける!と思い、下巻へ。
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2012-29
初村上春樹。
なんか不思議な世界観。
青豆と天吾とふかえりとどう繋がってくるんだろう。
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3/29 読み始め
3/31 読み終わり
中盤~後半にかけて青豆と天吾がシンクロしてゆくのが徐々に感じられて、物語に引き込まれた。
随所に村上春樹要素がちりばめられて、読んでいて純粋に楽しい。言葉づかいも彼ならでは、で懐かしいと同時に新鮮だから不思議。
登場人物も思わずニヤリとするような村上春樹世界設定。心底好きだわー
久々に時間を忘れて読みふけった。というか読みふけれた。出会えた幸せかみしめて、次に進みます。
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すごい話題になっちゃったせいで読む気になれなかったけどようやく読んだ。あれ、これ面白いんじゃね?村上春樹のくせに斜め読みできる程度に読みやすいとかどういうことなの世界が滅んでしまう
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話題作の待望の文庫化。
著者の小説は、面白い!って、直球では無いんだけど、独特の世界観の中にじわじわ引き込まれていく。
他の作品は、全くの異世界に誘われ、意味が分からなくなってしまうことが多いけど、
本作は話が現実世界と近いせいか、理解しやすい。
かといって、著者独自ね編み出される世界の浮遊感ともいうべきものは失われていないから、
春樹って面白そうだけど..と今までチャレンジをためらってたあなたに、一冊目として是非オススメしたい。
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まぁ、出だし好調です。ただエロと呼ばれるのも理解。引き続き2巻も読める。読みやすさは抜群で話も興味を引くので今後の展開に期待‼