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とうとう戦がはじまった。歴戦の盟友が繰り広げる戦のなかで新たな力を発揮する若者、秦容。次回から目が離せない。
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楊令伝もすでに11巻。岳飛伝もついに発刊された。膨大な物語で、ここまで執筆し続けてきた作者のバイタリティに脱帽。
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それぞれの国作りはどこへ向かうのでしょうか? 栄枯盛衰の萌芽がいたるところに感じられます。でも本シリーズで度々描かれる食事の場面はシンプルながらも胃袋に響きますね・・それを読むのも楽しみです。
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ドーカン戦で圧倒的盛り上がりを見せた後、11巻も相変わらず淡々と過ぎていった。登場人物が魅力的だから、例えば食事してたり、例えば散歩してるだけでもワクワクするから、退屈とは無縁だけど。でも、これからクライマックスに向けて、果たしてもうひと盛り上がりするんでしょうか?ってか、中盤の盛り上がりを凌ぐようなクライマックス、是非とも期待したいところですけど。
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登場人物の名前が難しくて、もうイメージだけで読んでます(^_^;)
あの人の息子がこれからどうなるのかすご~く楽しみ。
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20代の若者が国を亡くし、国を憂い、軍閥を作り、国家とは何かを考える、民の租税を安くしようと交易を試みる、自らも家族を持つ。この物語はどこまで漢を試すのか
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2012年04月 08/32
読むほどにはまっていく後半の楊令伝。
国づくりのステージに進むことで見えてくるものが様々あります。ただの熱い戦国ものでないところがたまりません。また1巻から読み直すべきか。
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歴史的には1127年 趙構が即位して南宋を興した時期
楊令が描く理想の国家がすこしずつ形になりはじめた。
旧禁軍の各勢力がその梁山泊の力をすこしづつ削ごうとする展開になってきた。
梁山泊は、今後どうなっていくのか?
理想の国家は建設できるのか?
まだまだ理想の国家の全貌は見えてこない。
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平穏に国づくりが始まりましたが、やはり戦いが始まるようです。岳飛が、負けて負けても立ち上がり、今後どうなっていくのか?
でも岳飛と戦う理由がいまいちよくわからない。ともに手を携える事はできないのか・・・?
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前半は抑揚のない内容で読み応えに少し欠けるも、後半の岳家軍との戦闘で一気に引き込まれる。人物描写が相変わらず秀逸。
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「退け。退き鉦」
初めて岳飛はそう言った。しかし、遅い。「珪」の旗が、すぐそばにあった。
それからどうしたか、わからない。駆けに駆けた。追撃が熄んだ時、一万騎は七千に減っていた。
そのまま隆徳府の軍営に駆け込んだ。馬を降り、顔をあげて営舎に入り、ひとりになると膝を折った。床に額を叩きつけた。流れた血が、視界を塞ぐ。(略)
「会議を開く。敗因について、俺が説明する」
「そこまでしなくても」
「いや、俺の誤りで負けた場合は、それは説明すべきだ」
徐史は、迷っているようだった。岳飛は、大声で従者を呼んだ。
隆徳府の軍営にいた将校は、全員集められた。岳飛は出動し、斥候を出したところから説明を始めた。壁に大きな紙を貼り、両軍の動きを、筆で書き込んでいった。
質問は、幾つか出た。その時、その時の心の動きまで、岳飛はできうる限り説明した。そうしながら、負けるのは当然だった、とまた思った。蕭珪材の動きには、気負いというものがまったくない。自然体で、ただ前に出てきている。だから、どうにでも動ける余裕があったのだ。
勝つためにどうすべきだったのか、ということも話した。
岳飛が話している間、軻輔はただ腕を組んで、黙って聞いていた。(208p)
十一巻目に至り、かすりもしなかった岳飛の実力は、少しだけ楊令軍に近づく。しかし、あと四巻しか無いのだ。これがどうやって、楊令伝から岳飛伝に移ることが出来るというのだろうか。これからの展開が、岳飛に限っていえば、全く読めない。
楊令の国造りは、とりあえず順調だ。経済的基盤は何とか出来た。あと、何が必要なのか。
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面白い展開に成って来た
楊令は 自ずから我が道を進み
金と宋は雌雄を決着しようとし
岳飛もまた自が道を突き進み始める
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楊令が、李富が、岳飛が頭の中に描く「国のかたち」が少しずつ固まってくる第11巻。
一歩先んじて、梁山泊だけは「国のかたち」を現実にしつつある。
南宋、金国、岳家軍、それぞれに糧道を押さえ、兵士を増やし、機会を待つ。
多くの英傑が去っていく中、梁山泊軍には楊令以来のスター登場の気配。
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秦容が徐々に頭角をあらわしてきましたね。
これは大物になる気配!隠しているけどオーラが溢れ出ている。
どこかストイックな部分のある楊令とは違うタイプでしょうか。
表向きはのんびり、飄々としているところが良い。今後の活躍に期待。
岳飛vs花飛麟の強弓勝負のシーンも見所!
それにしてもあと数巻で完結のはず。どう収拾付けるのだろうか…
最後の最後で大きなショックを与えるのだけは止めて欲しいですが。
北方さんの事だから、どうなることやら(笑)
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揚令は耶律大石に、国作りについて
「そういう国ができると、本気で考えているのは、俺ひとりかも知れない。できればいいとか、目指すべきだ、と考えている者は多くいますが。」
と語っている。
本気で考え、本気で目指す。夢を見る。
刺激をもらいました。
でも、そんな素晴らしいと思われる、国に対して、岳飛はおかしいのではないかと疑問視する。
両者とも、民を第一に考える意味では同じであるが、結果は異なってくる。
色々な考え、手法はあるのだから、自分の考えたことには自信を持つ。そして、実現を目指す。それが大事だと思う。