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面白すぎて夢中で読みました。
時効を向えてしまった「国松警察庁長官狙撃事件」にいた、有力容疑者についての本です。
その男「中村泰」の人生の凄まじさに、目を丸くしました。大量の銃器を日本に持ち込んで保管していた事実など、
驚きの事実。
ここまで明白な証拠が揃いながら、自分たちのメンツのために警察があえて立件しなかったのが事実であるのなら、警察は恥を知るべきだと思います。
読書好きのすべての人に読んでもらいたい、面白すぎる本でした。
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2020年12月放送『警察庁長官狙撃事件の真相~真犯人の告白…東大中退の老スナイパーに迫る』
https://youtu.be/PzcTjGcZr-Y
映像にもなっていますが詳しく知りたいなら是非読むべき本。
組織の論理や派閥の力、面子によって事実が歪められてしまう。
同じ時代には警察の腐敗の象徴とも言える稲葉事件も起きている。
オウム真理教と関連付けようとする公安内部は何処を向いていたのか?
アジトに残されてい事件を綴った自作の詩の存在や偽装パスポートなど偽装品の数々、実弟が語った縁戚関係(ここには書けない)。
日本国内では非常に特殊な、過去の犯罪では使用例の無い拳銃と殺傷能力の高い銃弾。
入念な取材を基に書かれている。思想犯の怖さを感じた。
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上司に勧められて読みました。
とにかく面白くて、読む手が止まらなかった。
自分はこの時まだまだ幼くて、正直、この話の舞台すら知りません。しかし、歴史として日本で大変なことがあったのだと言うことは認識しています。
真実が全てこの物語に詰め込まれているのではないかと思うくらいよく調べられており、興味深い内容ばかりでした。