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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫の松山善三さんは大変好き嫌いが多かったようですが、こんなに美味しそうな料理をいっぱい作っていてすごいと思いました。旬の食材を使いたくなります。
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2013.5.23~29 読了
和洋中くまなく満遍のないレシピの多さに圧倒される。簡単なものから凝ったものまで、どれもこれもおいしそうでプロ主婦ぶりが窺える。女優、随筆、料理いずれも一流を極めているとの養女の評だが、共通するのは”ムダがない”ということのようだ。
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デコちゃん、こと女優高峰秀子が家庭で作っていたであろう料理のレシピ集。彼女は、いろいろな事を独学で学んでいったと、何かで読んだことがあります。
文章も料理も演技も独学でこのレベルまで高めていったということは、あとがきにも書いてありますが、とてもプロ意識の高い方だったということ、洗練された方だったんだろうな、と思います。爪の垢でも煎じて飲みたい気分。。
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この時代の女優さんは素敵だわ(憧れます)
シンプルイズベストなお料理、
これが主婦には何よりです
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ちょっとはすっぱな言葉遣いもどこか品があって粋。真似のできない芸風だ。
レシピをみていると、案外ガッツリ系なのも意外だった。和洋中、当時は珍しいスパイスや珍味なんでもござれの貪欲さも小気味よい。
・白身魚の昆布和え
・グリンピースの煮物
・焼きこんにゃく
・焼き味噌
・冷たくなった焼き穴子(鰻)は、適当に切ってボウルに入れ、ぐらぐら煮立った日本酒をざーっと注いでふたをし、すぐにふたをずらしてこぼす。わさび醤油で頂く
・ほかほかの皮付きベイクドポテトにナイフを入れて、カリカリに焼いて砕いたベーコンとサワークリーム、みじん切りにしたニラをたっぷりとかけて食べる
・セロリのからしあえ
・もやしと卵白の炒めもの
・大根を拍子木にしてちょっと日にあて、生醤油に砕いた八角を散らして大根を入れ2、3日漬け込む(きゅうりでも)
・卵とトマト
・シュペツレ
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1982年に刊行された料理エッセイ。昔の女性なら当然の嗜みだったのかも知れないが、鍋の素や炒め物の素を使った料理や、出来合いのものを買ってくる割合が増えた現在では、丁寧に食材に向き合う著者の姿勢が祖母の世代を思い出し懐かしい。
大層な蘊蓄を披露することもなく、好感を持って読了した。