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図書館で偶然見つけて借りてみたら,耳袋シリーズの最新刊だった。
まあまあおもしろいか?
2012/09/01図書館から借用;9/5からの出張に持っていて,9/8の帰りの電車で読了
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根岸奉行の事件簿って、時間の経過が長いなぁ
でも、即席でスグ解決する捕り物長よりリアルかも
耳袋に欠くべき不可思議な事象から今起きている
企てを防ぐ・・・一軒関係なさそうなサイドストーリー
が、事件の本質だったという組み立てはこの作品
でも見事に構築されています・・・面白い!
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乱暴に一括りするならば
小賢しい奴らの頭の使いどころが間違ってたが故に起こった悲劇
とでも言おうか。
雷電に罪を擦り付ける巧妙さやら
噂をばら撒くやり口の周到さやらを見るにつけ
この努力を正しい方向にしていたら
藩に復帰するのも造作なかったんじゃないのかなぁなんて
ちょっと頭を抱えてしまった。
そして、これもまた小賢しいのか
頑として口を割らないが故に真相は闇の中となり
結局誰も裁かれることがなかったという
かなりモヤモヤ感が残る結末。
『相棒』の後味悪い回と印象がよく似ている。
結局のところホントに気の毒だったのは
殺されちゃった若い力士と
濡れ衣を着せられかけた雷電だけだったような気がする。
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耳袋秘帖シリーズの第6弾。
『耳袋秘帖』は、最初に町で起きた不思議な噂話が、同心たちを経由して根岸の耳に入り、彼が合理的に解決していくという形式を取っているそうだ。
●2022年12月6日、追記。
このシリーズ、1冊読んだだけである。
現時点で、どのような作品があるのかというと、次のような感じ。(ウィキペディア参照)
『耳袋秘帖』(大和書房〈だいわ文庫〉、文春文庫より「殺人事件」シリーズとして加筆新装丁で再刊行)
・赤鬼奉行根岸肥前(2007年2月)(2011年11月文春文庫より)
・八丁堀同心殺人事件(2007年3月)(2011年12月文春文庫より)
・浅草妖刀殺人事件(2007年4月)(2012年1月文春文庫より)
・深川芸者殺人事件(2007年7月)(2012年2月文春文庫より)
・谷中黒猫殺人事件(2007年8月)(2012年5月文春文庫より)
・両国大相撲殺人事件(2007年11月)(2012年6月文春文庫より)
・新宿魔族殺人事件(2007年12月)(2012年7月文春文庫より)
・麻布暗闇坂殺人事件(2008年2月)(2012年8月文春文庫より)
・人形町夕暮殺人事件(2008年11月)(2012年10月文春文庫より)
・神楽坂迷い道殺人事件(2009年11月)(2012年11月文春文庫より)