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コンピューターによるシミュレーションと思考実験との違いの指摘は面白かった.歴史上の天才達は学問に垣根がなかったって事なのかなぁ
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思考実験ってどうゆうことを言うのか教科書には書いてないよね.
なんとなく雰囲気わかったような・・・でもやっぱ難しいぜぇ.疲れた
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幼い頃から、自分が見ているように相手に見えてないだろうな、と思ってた。当たり前だけど、みんなそれを教えてくれなかった。
僕には、頭の中と世の中で起こっていることはどっちも同じように大事なこと(あるいは、どうでもいいこと)なので、思考実験はとてもおもしろいけれど、それを論じてどうこうするのは趣味ではない。ひとり悶々と読みたい本。「コウモリであることはどのようなことか」だとか「クオリアの逆転」みたいな話は好きです。別にどっちでもいい思考実験も載っているけど、含めて楽しめる本です。
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あなたも思考実験をしてみようといわれてもこの本の内容がいまいち頭の中でまとまってくれないのにできるわけないと叫びながら勝手に解釈するのが面白いのか
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転職する前は研究分野で仕事をしていたので、計画を立てて実験をしていたものです。多くの変数があるので、無計画に実験をしても時間は過ぎていくばかりです。そこで計画することの重要性を私は学んだのですが、この本では、頭の中で思考実験をすることの有用性を紹介しています。
いくら綿密な計画をたてても、実際に実験をしてみないと結果がわからないという受け身な状態ではなく、数多くの実験を繰り返すことで無駄な作業を減らすことができるようです。
特に、この考え方は、ビジネス戦略を考える場合や、プレゼンをどのようにすべきかを考える場合に、役立つと思いました。
以下は気になったポイントです。
・ベルヌーイの概念:x円もらったときの効用 log xを考えると、無限に足していっても、効用の和は有限にとどまる(p31)
・アリストテレスの自然学が説明する天文現象(天動説等)も、日常生活に困ることはなかった。古代ギリシャの天文学者アリスタルコスは地動説を採っていたが、それは受け入れられなかった(p34)
・アメリカでは、進化論は受け入れられにくく「進化論を学校で教えてはいけない」と訴えた有名な裁判もある、今でも、インテリジェント・デザインと名を変えて勢力を保っている(p76)
・考察の対象になっている全ての存在のうちで仮説に現れる対象の占める割合が問題となる、カラスとカラスでないものとでは、カラスでないもののほうが圧倒的に多いから。特別なある生物(カラス)→特別な色(黒)(p127)
・外部からエネルギーの供給を受けずに仕事をし続ける装置を「第1種永久機関」という、これを作れないといい表したのが「エネルギー保存の法則」、熱的現象を使って外部に仕事をし続ける装置を「第2種永久機関」といい、熱源は使っても良いが、その熱エネルギーを外部に捨てることなく、力学的エネルギーに変換して動作し続ける装置。熱力学の第二法則は、第2種永久機関が作れないことを主張している(p142)
・たがいに等速で運動している座標系では、どちらも同じ物理法則が成り立つ、回転運動の場合は、絶対空間に対して回っているかどうかは「遠心力」のあるなしでわかるとニュートンは考えた(p152)
・アリストテレス主義者は、地球がもし動いているなら、塔の上かモノを落下させたら、常に風の影響を受けるので物体は塔から離れたところに落ちるとした、地動説では、空気も地球と一緒に動いていると考える(p160)
・動いていると時計が遅れるの:t'=t0/(1-v^2/c^2))^0.5(p166)
・特殊相対性理論は、慣性系という特殊な系の間の座標変換だけを取り扱っているが、一般相対性理論は、加速度運動をしている座標系での座標変換まで扱えるようにしたもの、これはニュートン力学では記述できないもの(p175)
・GPSで位置を決めるためには、人工衛星上の時刻の精密測定が必要なので、高速で飛んでいるための特殊相対論的補正のほかに、一般相対論的補正が必要になる。人工衛星は地上より地球の重力の弱い高度空間を飛んでいるので、時間の進み方が地上よりもごくわずか速いから(p176)
2012年11月10日作成
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誠実な本.幅広い分野の思考実験を取り上げているにもかかわらず,限られたスペースにそれぞれ丁寧な説明がなされており,著者の知識力の高さを感じる.残念ながら初心者向きではないが,盛り沢山な感じ.良書.
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784759815238
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思考実験のいろいろなパターン、物理学、確率論、実証方法論、政治哲学、人工知能、心の問題などを述べてます。
せっかく読んでも、頭が良くなった気がしないのはなぜだろう。
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歴史上にあった様々な思考実験を紹介した本。
バリエーションに富んでいることに加え、一つ一つが簡潔かつ明瞭に書いてあって分かりやすかった。
最後の方は、理系的な話でちょっと分からなかったが・・・。
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面白かったり、面白くなかったり、
ちょっと中途半端な印象。
2章の哲学的思考実験に興味があった。
転送機問題、マリーの部屋と哲学的ゾンビ、チューリングテスト、中国語の部屋、水槽の中の脳、世界5分前創造仮説
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哲学、数学、物理学など、広範囲な分野から、59の思考実験を紹介している。平易に解説されており、比較的難解なテーマでも、2度ほど繰り返し、精読すれば、理解できるように解説されている。巻末には、もっと知りたい人のためのブックガイド、思考実験索引、人名索引、用語索引があり、読者に配慮されている。
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後半になるにつれ、段々難解度がアップ。
でも、相対性理論や量子力学とか今までさっぱりだったのが、少しは理解出来た、ような、気がする……たぶん。
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思考実験という何も道具のいらない実験で多くの事が解明され、思考されてきた事に驚く。人は自分の脳みそだけでここまで色々な事を考え、発見していく事ができる事に感心。
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哲学、倫理、物理、量子論、数学などで行われる思考実験を紹介。すごく面白かった。個人的には哲学の思考実験が好き。ある程度は専門的な知識がないとわかりづらいのもあるが思考実験って何?という方には非常に良書だと思います。それにしても思考実験を考える人の思考ってどんな風になっているんだろう。ただただスゴイの一言です。
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最終章の相対性理論に期待して読み始めた。
しかし、確率の計算方法やその考え方も面白かった。学校教育での確率計算でよく解答と異なることがあったが、それは必ずしも間違いではなかったように思った。数学教育において重要な考え方がと感じた。
相対性理論に関しても、今まで読んだものと異なる視点からみることができて勉強になった。物理学や数学は脳内実験ができてうらやましい。