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素敵でした。まずはハリー・クラークの挿絵。文庫は表紙以外は上下巻全点モノクロですが、40点のうち単行本でも16点のカラーということで、色彩の魔術師ハリー・クラークのイラストは実はモノクロでも発揮されているのかも知れない。イラスト目当てであってもかなり楽しめます。童話として有名な「おやゆび姫」「皇帝の新しい服」なども新鮮に読めるが、シュールな幻想文学のような「幸福の長靴」や7編からなる「雪の女王」などが読み応えたっぷりでした。
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きちんと読んだ事の無かったアンデルセン、美しい挿絵と共に楽しく読むことができました。
出会いの喜び、別れの悲しみ、理不尽な世の中、そして他人を愛する澄んだ心の美しさを童話と言う形を通して感じた。
幼い頃はアンデルセンよりもグリム童話の方が読みやすかったイメージがあったが、何故だったのか今分かった気がする。
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北欧デンマークに生まれたハンス・アンデルセン。その暗く神秘に満ちた世界を、荒俣宏が紹介する。アイルランドの若きステンドグラス職人だったハリー・クラークの、みずみずしく研ぎ澄まされた美しいイラストが彩る奇跡の童話集。上巻は「おやゆび姫」「皇帝の新しい服(はだかの王様)」「みにくいアヒルの子」など14篇を収録。
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比較的読みやすかった
メルヘンの世界って感じかな
外国文学なんだけれど、情景描写が細やかで美しかった