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創造と再創造 みんなのレビュー
- ノースロップ・フライ (著), 高柳 俊一 (訳)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:新教出版社
- 取扱開始日:2012/07/26
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紙の本
無信仰な私は、色々と躓くのですが、この薄い本は、読書について書かれた、とても刺激的なものです。
2023/01/17 18:05
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投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文芸批評と神学、作者は牧師でもある。
既訳作品のタイトルに、独自と思われるタイトルを当てるのはどうなんだと思いますが、訳文自体は読みやすく、意味をとらえかねるところはない。
世界は絶えず創造される。
現実はあぶくの如くある。
作品を生み出すことと、神が語ることは共に創造であり、生きることは読むことであり、読むことは再創造だ。
人間を特権的なものと捉える、キリスト教的価値観は、読むこと、「言葉」で世界を解釈するのが人間だけだからってことに、関係するのだろう。
「光あれ」そこから始まったことになるが、神が光より先に光を知っていたことについては、どう考えてるんだろう。
ビックバン宇宙論は、ビックバン以前について、いくつかの想定を行っている。
世界の始まりにはきっかけがあったのだろうと考えるのは、当然のことだし、神は世界に含まれるのか、神自身は神に創造されたものか?
無信仰な私は、色々と躓くのですが、この薄い本は、読書について書かれた、とても刺激的なものです。
読むことで世界に参加しよう。
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