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明智光秀の三女で細川忠興の妻である細川ガラシャ玉子の一生。
だんなよりガラシャの方が私の知名度が高く読んでみた。
なんと聡明で美しいんだろう。キリスト教が禁制になってから洗礼するあたりに感動。
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鳴かぬならの三人衆では「コロしてしまへ…」の織田信長が大好きなボクとしては、惟任殿の認識がガラリと変わってしまいました。
最期のシーンは涙なしには。
「武士道」と「キリスト教」はどこか通じるモンがあるよーな…
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これは面白かったです。上下巻一気に読了しました。
でも最期のとき、自死できないのは理解できましたが、他者を殺人者にするのはアリなのかなぁ、とちょっと疑問に思ったのは、私が現代に生きている感覚だからでしょうか。
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細川ガラシャが好きだ好きだと豪語しながらこの作品を今まで読んでいなかったことに恥。文章もとても読みやすく、ガラシャのまっすぐさがスッと心に染み入る感じです。
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主人公は明智光秀の娘・細川ガラシャなんですが、
それより前半の光秀と妻のおヒロちゃんの話がその辺の少女漫画より胸がきゅんきゅんするんだぜ…
光秀ファンとしては、世間の光秀への偏見を少し改善してくれる作品の一つだと思っています。
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細川ガラシャ夫人を読み終える。先月帰国していた時NHKの時代劇を見ていたので、非常に興味深く読んだ。彼女は家族全員非業の死を遂げていて、かわいそうだ。それにしても残酷な時代だったと思う。婚家のために家臣の手によって殺されないといけないとは。そしてそういった潔い死という美意識は、太平洋戦争の神風特攻隊の頃まで続くのだ。同じ日本人として、理解は出来るがついていけない。やはり命は大切だし、夫や家のために捧げるものではない。
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結構宗教色が強い印象だけど、歴史小説としてみるとだいぶ面白いんだけど、歴史ファンからするとぬるいのかな?
これが史実をどれだけ尊重しているのかはちょっとわからないけど、面白いと思うよ。
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謀反者として無念の死を遂げた明智光秀の娘、玉子の生涯。
女性としての生き方に強い疑問を持ちながらも、戦乱の時代を強く生きた。
政略のためならば、実の娘さえも人質にするのが当たり前な時代に、自分らしい生き方を見つけていく姿勢にどんどん惹きつけられる。
信仰との出逢いに迷うところがとても共感できた。
これから、どう向き合っていくのかが読みどころ。
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細川忠興の妻、明智光秀の娘、またキリシタン。
波乱の人生を送らなければならなかったガラシャ夫人。
この時代に強く自分を貫き通した女性のstory。
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以前『国盗り物語』を読んだときに、明智光秀の娘が細川ガラシャだということを知った。
実家に、『細川ガラシャ夫人』という三浦綾子の本があって、その背表紙を見るたびに「ガラシャ? 変な名前」と思っていたのでよく覚えていた。
今回明智光秀の娘ということで興味を持ったので、実家に行って探してみたが、もうその本はなかった。
だから今回自分で買って読んでみた。
タイトルの印象からいって、洗礼を受けて、「ガラシャ」になってからのいろいろなエピソードがたくさん書かれているのかな、と思ったらそうではなく、お玉の幼少の頃からキリスト教に目覚めるまで、そして洗礼を受けてから死ぬまでといった一生を追った話だった。
夫の忠興がものすごい嫉妬をするほど、きれいな人だったんだな。
だって、ガラシャが死んだ原因は忠興の嫉妬心にあるといってもよいくらいだもん。
「他の男の手に渡るくらいなら、死んでもらった方がまし」だと。
バカいうんじゃないよ。
ガラシャはなんだか銅像とかいろいろ建っちゃってるみたいだけど、キリスト教の間ではすごい人って感じなのかな。
なんでだろう。
あの当時、名のある家の妻が入信するってことが珍しかったのかな。
でも、キリストの教えを守って死ななきゃいけないほど、信仰って大事なものなのかな……。
命より信仰が大事ってことでしょ?
生きててなんぼ、だと思うんだけど……。
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今年の大河ドラマを見ていて、
この方が気になったので読んでみました。
三浦綾子さんの作品は「氷点」とか「塩狩峠」なんかを
中学生くらいの時に読んだ以来でした。
歴史小説を書いているなんてちょっと意外。
「細川ガラシャ」夫人って名前は知っていたけど
大名の奥様でキリシタンだった、くらいしか分からず
どんな人生だったのか
読んでよくわかりました。
明智光秀の娘ということで
なかなか大変な人生だったんですね…。
戦国時代の大名の妻というのは
本当に人権が無くて、
読んでいて痛ましくなってしまいました。
三浦綾子さんだからななのか、
“どうして細川玉(ガラシャ)がキリシタンになったのか”
丁寧に描かれていて
読み応えがありました。
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三浦綾子さんが自分と重ね合わせていた部分もあったかもしれない。度重なる困難の中で、真実の下に生きる幸せを見いだしたガラシャ夫人に、私も、少しだけ、自分を重ねてみたくなった。女の幸せとは、自由とは、悲しみの意味とは、信じる心とはーーさまざまな問いかけを、優しく、誠実に投げかけてくれる作品。
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この本読んだの、3回目くらいです。
戦わなければ平和が得られない、
強い者が絶対的な存在である、
女子供は政治の道具としてしか扱われない、
そういう戦国の世において、
真実を求める玉子(ガラシャ)の思いは、
尊いものだと思いました。
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丹後宮津に行ってきました。
天橋立が、有名すぎて
忘れがちですが、ここもれっきとした
城下町で、なかなか風情があるんですよ。
宮津教会(細川ガラシャ由来)は、
中に入ると空気が違いました。
ステンドグラスが美しかったです。
そして、今年出始めの
とり貝を頂きました。大きい!
生きていないと炙り焼きにできないそうです。
旧三上家は、江戸時代の商家。
酒造施設や、防火構造の白壁、
工夫されたお座敷や庭園の意匠に感心しました。
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もともと興味のあったガラシャ夫人を三浦綾子さんが書いているということで更に興味がわき、手に取った。
これまで明智光秀には単純に反逆者、三日天下というイメージしかなかったけれど、イメージから離れて見た人物像が新鮮だった。この後、どう展開するのか楽しみ。