紙の本
雲水相談室事件簿
2018/07/10 16:23
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでの桂美人さんの作品とはかなり違ったテイストの本作。
若き雲水(修行僧)真実が「相談室」という公務を押し付けられ、さらに舞台となる寺では様々な事件が…といった設定のもと、6つの短編が収められています。
分野としてはユーモアミステリー小説でしょうが、どうも読後感がスッキリしません。
修行する僧侶の生活も密に書き込み、登場人物も多彩ですが、読みづらい面があります。
しかし、最後まで読みました。
著者の桂美人さんは、作家として魅力があると思いますので、次回作にも期待したいです。
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女性に触ると蕁麻疹出ちゃうけど僕ホモじゃないよ系男子と、女嫌いな俺様美形僧侶、そして謎めいた美少年とオネエにゲイと、登場人物が個性的。
読みやすい文章で、次はどうなる?どう解決する?と、夢中になって読みました。
ニアBLぽい雰囲気もあるので、それが苦手な方は注意したほうがいいかもしれません。
メインのはずの相談所があまり活躍していなかったように思うけど、面白いので続編が出たら迷わず買っちゃうなー。
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【収録作品】黄昏のカタンニュー/真冬のディレンマ/白昼のチッタ/早春のレンマ/夜更けのサンガ/夜明けのナイト
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へー、お寺が舞台のミステリーかー、と時代小説と勘違いして手に取った本(笑)。
禅寺が舞台という珍しい設定や、お寺関係の専門用語やしきたりもわかって興味深く読む。
登場人物のキャラもかなり濃くて、話が進むに連れ、キャラが際立って良くなる感じ。
事件自体はまあまあかな。
最後、どうするの?、真実和尚?!、と心配したら(続編がありそうかなさそうか(笑))、どうやら続編があってもおかしくなさそうなフィナーレ。
楽しみにしとこ♪
そうそう、各章のタイトルの意味、教えて下さいな。
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禅寺の修行僧となった、元研修医の真実(シンジツ)。
イケメンの明徳、美しい流星。オネェな和尚さん。
修行僧も人間、いろんな人がいて
いろんな理由で禅寺にやってくる。
修行していると、静かに日常が流れて
僧の気持ちも滑らかで
面倒なんて起こったりしないのかと思っていた。
禅寺の生活を知る、読本みたいで面白かった。
もちろん、ミステリーもあるわけだけど、
「夜更けのサンガ」と「夜明けのナイト」がよかったな。
真実がこのあと、医者に戻るのか
はたまた、修行を極めるのか・・・
ちょっと楽しみ。
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新米修行僧が主人公。短編6話連作集。
元研修医・オネエ・美形・美少年とキャラが濃い目で禅寺が舞台ということでなかなか面白く読めたけど、なんか物足りない。ジャンルはミステリーなの…?続編ありそう。
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修行僧(雲水)たちの修行の様子が少し垣間見れた。
相談に来る相手はいつも問題ばかり起こしてくるし、雲水たちのキャラも濃くてツッコミどころ満載だったけど、そこが面白くてどんどん物語に入っていけた。
誰か上手に映像化してくれないかなー。
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(収録作品)黄昏のカタンニュー/真冬のディレンマ/白昼のチッタ/早春のレンマ/夜更けのサンガ/夜明けのナイト
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イケメン僧職(草食とひっかけ)男子が雲水相談室で貴女のお悩み承ります・・・相談事が事件につながり謎解きという志向だが、仏法独特の決まりが読むうえで煩わしいのは作者の力量だろう
ライトなシリーズ狙いかとも思ったが、一冊で大きな完結はある
完結したもののその後を描くほどには成功していないかも