紙の本
神祖と人間。
2016/04/17 18:46
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでも神祖の実験体だった人間はよく出てきていた。
しかし、貴族ですら相対すると精神が崩壊しかねない巨大な存在とされている神祖が、どこでどう金貸しと会うことがあるのかと思う。
ランゲン・カラクリシは著者の別作品のセルフパロディだろう。
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お約束と言ってよい展開のロードノベル。少し違うのは逃げるのではなく、借金の取り立てに向かうというのが、いつもとは違う。貴族への借金取り立てのついでで登場した、同じく借金を踏み倒した揚句の逆襲により、借金取りへの復讐心で追いすがる異能者達とを振り切りながら、ゴールを目指すという展開かと思われたが、ここでもいい意味で裏切られ、いつの間にか呉越同舟の仲間になっていく展開も新鮮である。そういう目新しさからして、いつものようにテンコ盛りの登場人物で始まり、それらが最初は物凄い形容詞で語られる敵でありながら、最後は尻切れトンボ的にむりくり風呂敷を畳む展開にならない様に望みたい。
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相変わらず。
色々と手をかえ品をかえしてるがマンネリ化は否めないこと。
ついに(上)とかついてるのに2巻じゃ終わらないかもよ?とか
本人言い出してるし。
・・・前科ある作者だしねぇ。。。。
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このシリーズももう25巻目。
<神祖>の影が今まで以上にちらつく中でのお話ですが、
もはや作者のライフワークとなっていて終わらないんじゃないでしょうか。
奇想天外な敵や魔物も、ばったばったとなぎ倒していく所は、
さくっと読めて爽快なんですけどね。
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黄金魔というタイトルからミダス王の感じを予想したら、借金取りの話だった。それにしても神祖と話した人間という設定は、よくも人間のままいられるものだというなんだか虚偽の気配がしないでもない。とりあえず、風呂敷を畳む下巻が楽しみ。
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この巻では、Dが借金取りの爺さんの護衛をしながら旅をします。
なんだか前巻などとちょっと様子が違って、面白いです。
人の想像力の埒外にある貴族ばかりが出てくるより、理解可能な人間がいろいろやる方が面白いのかもしれませんね。