紙の本
無理矢理感
2017/03/26 13:59
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくある戦国武将女体化ものか!?と思ったら展開はなかなか面白いと思った。ただ 女の信長本人にそんなに魅力が無いのが難点。
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西洋史の大家が日本史に挑んだ大作。歴史上はありえないことだが、なかなか説得力があり、面白く読んだ。ちょっとエッチなところも出てくる。脇役である光秀、秀吉の描かれ方も、今までと違っていて、楽しい。
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はぁ~、こういう解釈もあるのね。
てか明智光秀を格好良く描き過ぎでしょ!
読み飛ばしちゃった部分もあるけど、総合的にはおもしろかった。
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織田信長は女だった。
最初から女であることを武器に、斉藤道三を籠絡する。
その後も「女だからできた」「女だから発想が違う」「女だから・・・」の連発。
着想は面白いし、分かる部分もあるが、かなりくどい。
絵解き的な側面が強く、もう少し物語的なところも欲しかった。
<時代>
16世紀後半
<場所>
日本 尾張、安土、京都
<主な登場人物>
斉藤道三、帰蝶、柴田勝家、浅井長政、明智光秀、羽柴秀吉
<歴史上のイベント・キーワード>
正徳寺の斉藤道三、織田信長の会見
桶狭間の戦い
天下布武
姉川の戦い
比叡山焼き討ち
安土城築城
織田方面軍
京都御馬揃え
本能寺の変
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信長のうつけとも呼ばれた前例もない蛮行は、信長が女だった故、男には考え付かない着想を持ち得たからである。織田信長が、女であったという前提から、信長の天下取りを描いたSF歴史物。
着想は面白いし、斬新な解釈で説得力がなかったわけでもないけど、筆者の男女感に、胸くそ悪いとこがあったな。あと、途中から男だから、女だからってところがくどくなりすぎて鼻につく。面白くなかったわけじゃないけど、気持ちよく読めるものではなかったな。特に後半いかにも男が書いた女ってカンジで、途中までおもしろかったので、ちょっと残念。
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まあ、正直 ちょっと(悪い意味で)身の毛がよだつ内容だったけど、着眼点は確かにユニークかつ面白い
こういう本があるというのも、やっぱり光秀の造反が尤もらしい諸説はあるものの、本当のところ何故なのか我々後世の人間には結局「よう分からん」ところからきてるんじゃないだろうか。
いずれにせよ、ちょっと倒錯的逸品?
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最初から信長が女というのを打ち出していたので、あの戦法や政策は女ならでは、という解釈で楽しめるかと思ったが、始終ヒステリックなだけでまったく彼女の魅力もパワーも感じられず、残念に終わる。特に浅井長政以降。こんな女が信長なら、そもそも成り上がることに成功してないだろと思ってしまう。
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期待して読み始めましたが、段々ゲンナリ…。他のレビューにもある通り、男だからこうなのだ、女だからこうなのだと随分ステレオタイプを押し出した書き方で、序盤から早くもテンション低下。しかし中盤から試しにラノベフィルタをかけて読んでみたらちょっと楽しくなりました。そう思えばお濃とお長のやりとりも可愛い。いっそアニメ化して萌声の声優さんを使えばヒステリックな場面も有りかと(笑)。冗談はさておき、本能寺前後とその後のくだりには心を打たれましたので星3つといたします。
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女性蔑視のキリスト教がはびこる中世ヨーロッパではなく、日本の戦国時代が舞台、更に女性が主人公ならこれまでとは違うものが読めるかと思ったけど、相変わらずの佐藤賢一。
女は堪え性がないだの男は面子にこだわるだの、何でもかんでも性別論にもってくの、もうやめて欲しい。読んでてうんざりする。本当に嫌。今回も結局女は馬鹿だ、みたいなラストだし…。
もう本当にうんざりなのに、面白くないかと言えば、そんなことはないからタチが悪い…。光秀は格好いいし。秀吉や濃もいいキャラだし。腹はたつけど、そこそこ面白いんだよコンチクショー!
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タイトル通りの設定は面白いと思うし、読んでる間は楽しめた。のだが、読み終わってみると作品としての完成度は今一つかと思う。心理的な描写にページを割くのはともかくとしても、物語展開のテンポは今一つ。男女の行動原理、持ち上げる人と落とす人の描き分けは一面的に思える。前半のテンションは良かったのだけど、後半、クライマックスの「本能寺の変」への持って行き方に不自然さを感じる。エピローグももう一つ腑に落ちない。面白い物語にはなっているのだが。
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うむむむ。
面白いっちゃ面白いんだけど
誰ひとりとして
共感できる人物がいなかったよ。
キャラ読み派にはキツい1冊かも。
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”織田信長は実は女だった!”という設定は面白い。
信長による様々な奇策・革新的な発想は慣習に縛られた男ではなかったからだ、というのは判りやすいかも。
ただ全編を通して”男は~だ””女は~だ”で全てを断じられるのは納得できない。
あまりにも信長がヒステリックで魅力が感じられないのも残念。
こういう人物にあれだけの家臣が付き従い、あれだけの実績が上げられたとは思えないのだけど。
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群雄を次々と打ち破り、覇王となった織田信長。だが“彼”には大いなる秘密があった。女に生まれるも、父にその才を見込まれ、嫡男として育てられたのだ。知るのは近親と臣下のごく一部のみ。大胆な人材登用、新たな戦法の採用、楽市楽座、それらは全て女ならではの発想によるものだった。猛将・知将との隠された恋、そして本能寺の真相。驚天動地ーー新たな戦国絵巻が紐解かれる。
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その設定でいきますかー!って感じ。
話はまずまず面白いけど、全編に漂う結局女にはムリでしょ~な空気はいかがなものでしょうか。まあ逆に、彼女をなんでもできるカリスマスーパーウーマンにしてないとこが、リアルと言えばリアルなのかな。
結末の、本能寺黒幕は個人的には面白い。
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なんだろう。信長が女だという設定も面白いし、特に本能寺の変に至った下りや天海和上についてはどの史実よりストンと腹落ちもしたのに、どうも好きになれない一冊。
官能シーンの多さ・しつこさにもちょっと辟易感で、男性が描くとこうしないと売れないと思っちゃうの?と思ったり。
信長を主人公とした割に、信長のキャラ設定に魅力がないんだよね…
女っぽさを出そうとし過ぎてむしろヒステリーキャラというかわがままキャラというか。ある意味時代ものに託けて、作家自身の男尊女卑っぷりが出ちゃってる感じ。女性に偏見ありますか?的な。