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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
抗がん剤治療をやめて、最後まで自分らしく生き抜いた著者。
様々な問題をあらゆる角度から考え、積極的にそして、彼女なりの美学を発揮。
ご立派だと思った。
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デポー39の天沼さん、インテリアのヒントをいつも雑誌の特別企画記事などからいただいた。生き様、そして死に様を
真摯に表現された姿に尊敬する
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「苦しい、辛い、痛いと極力書きたくない。
読んでくださる方にとって重くならないよう、できるだけされると書きたい。体調の変化だけでなく、体型の変化、体力の変化、気持ちの変化等と、それに対して、自分がどう向き合っていくか、解決していくか。病気を持ちながらも、日々の暮らしでは嬉しいことや新しい発見も結構あって、そんな自分の日常さりげなくお伝えして行けたらと考えています。」
癌に向き合いながら自分の人生をなお、
楽しもうとする強さ、潔さ。
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カントリーアンティークを日本に広めた「デポー39」の天沼寿子さんのガン再発のエッセイ。
67歳でガンの再発を告げられたとき、抗がん治療を受けない選択をする。
家族がいないこと、自身の母親が昔、若年層アルツハイマーになり苦労したので、自分はアルツハイマーでは死にたくない、そう思い、ガンは死に方の選択としてベターであると感じた、と。
日々の指針は「身ぎれいに終わること」。
毎週緩和ケア科に通いながら、生きがいである仕事を続け、自立の生活を送るためにさまざまな準備をする。
人に深く自分のことを話しすぎない、軽やかに伝える、それも必要かもしれないけど、そこまでみんな強くはない。
限られた信頼できる人になら、心のうちを伝えてもよかったのかも、と思った。
最近、死ぬならガン、というのをよく見聞きする。
身内を癌で失っている身からすると、確かにすぐ死に至るではないけど、そんなに健康な時間も、人によるだろうけど残されていなかったし、本人はもちろん、見ているこちらも本当に辛かった。
息が苦しい事を緩和してもらえないのは、自分が肺炎になった時、死にたいと思ったことからも、とてもとても辛い事だった。
そのような目に遭うかもしれない、癌で死にたいと言う人に、自分自身はあまり共感できない。
後このエッセイは、お金がそこそこある人ならできる内容です。みんなができることではないとも思いました。
ご冥福をお祈りします。