紙の本
春まだかなぁー
2017/02/12 22:30
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投稿者:(o´ω`o) - この投稿者のレビュー一覧を見る
一面の雪の世界で春を心待ちにする末っ子ウサギのお話。末っ子ウサギはまだ春を知らず、春ってどんなものかと楽しみに待っています。そんな時シロクマと出会い、春を教えてもらいます。シロクマに乗せてもらった木から見る景色は絶景!今まで見たことのない世界が広がっていました。新しいものに触れる末っ子ウサギのピュアな心情がギュッと詰まっていました。
紙の本
口数は少なくても
2017/02/08 11:31
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投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ピーターラビット』を思わせるようなタッチのイラストです。
リアルなうさぎと言えばそうだけど、同時に可愛らしさも持ち合わせています。
春を知らない末っ子のうさぎ、ブブがシロクマに出会います。
絵本ですから、食べられたりはしないだろうと思いましたが、
シロクマ登場シーンはちょっとヒヤヒヤしました。
彼は口数は少ないのですが、すごく温かい心の持ち主です。
ブブの「はるに あったよ」という言い回しもすごくいいですね。
紙の本
まだ春を知らない
2016/12/14 20:26
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投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ春を知らないぽぽがその春を心待ちにするお話。
知らないからこその憧れに胸を焦がすぽぽがすごく可愛いです。
紙の本
やわらかなタッチの絵が光る、心あたたまる絵本
2016/03/11 21:24
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ春を知らない子ウサギのブブがある日、雪野原の中でシロクマと出会うー。シンプルなストーリーだが、この出会いの場面がとても素敵で印象的。小さな小さなブブの視点から見上げて、雲つくような大きさのシロクマが画面いっぱいに描かれる。たったひとこと添えられた、「わあ」というブブのせりふがまた効果的。
この画面に限らず、雪がとても魅力的に描かれているのもこの絵本の特徴。雪にぬくもりを感じるというのもおかしいかもしれないが、やわらかなタッチの絵は本当にそう感じさせるものがある。
その雪の中で、大きなシロクマがかがんでブブに手を差し伸べ、手のひらに乗せるところはふたりの交流に胸がじわっとくる。そして、次の場面、山々の向こうに見える海と朝日の絵、これが美しくて圧巻。
その後もブブが家に帰り、お母さんに放つひとことが書かれている最後のページまで、絵本の美しさ、あたたかさがぎゅっと凝縮している絵本。
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森に住むうさぎのブブは、まだ春を知りません。長い冬がもうすぐ終わるのですが、まだあたりは冬景色。朝、遠くから聞こえる「どーん、どーん」という大きな音。ブブは春が来たと思って外に飛び出すのですが…。はたして春はやってきたのでしょうか?冬の情景が美しい絵本です。
岩見沢市立図書館・お勧め本紹介(12月30日更新)より引用。
http://lib.city.iwamizawa.hokkaido.jp/
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心が、ぽかぽか。思わず笑顔になれる絵本。
ちいさなブブの、おにいちゃんたち、まだ見ぬ世界、春へのあこがれが、丁寧に描かれてます。
特に、表情や動きが…なんとも、かわいらしい。
シロクマさんの、おっきくて、あったかい手、やさしい視線は、読んでいるわたしまでも春のあたたかさで包んでくれるようで……
よかったね、ブブ。
そっと、つぶやいて、裏表紙の見返しが目に……
ため息が、こぼれました。
いま、まさに読むのぴったり♪
(『はなをくんくん』を、思い出しつつ)
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まず絵がとてもかわいいです!
そして、小さなうさぎさんの背伸びとしろくまさんとの出会いにきゅんとします。
ほのぼの、素敵な世界です。
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やさしい春で良かったね。
どんぐりのスープって美味しいのかなあ。どんな味がするんだろう。
今の時期にぴったりの本です。
この春が間近な今読むにふさわしい、柔らかく優しい、冬から春へのお話しです。
低学年向けかな。
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可愛らしい反面、あまり鮮やかさは無い画風なので、1歳の娘にはそこは物足りなかったかな?「春が来る」ということも、ブブ同様娘にはピンと来ていないかも。それでも最後のシーンで「ひかってる」という言葉を覚えたり、「もうすぐもうすぐ」と呟いてみたり、気に入っていた様子。しろくまの「おじさん」は名前が無いからか、図書館に返すぎりぎりまで「だれ?」と名前を聞かれました……。
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兄弟の中で一番ちいさいブブはまだ春を知らない
高い枝にものぼれないし、海も見えない
でも春がくればきっと・・・・・
ブブが勘違いした春のシロクマさん、とっても優しい
春が来るたびブブは大きくなって
もっともっと遠くの景色が見えるようになるよ
最後の 春がきた森綺麗だな〜〜
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末っ子のうさぎ、「ブブ」は、春というものをまだ知らず、先駆けて知っている、他のお兄ちゃん達が、とてもうらやましい。
そして、その気持ちは、お兄ちゃん達が既に出来ることを、ブブはまだ出来ない事に焦りを感じている、早く大きくなりたいことへの成長願望といえるのかもしれない。
そんなブブが、ふとした時に出会った、とても大きな白くまさんとの、僅かながらも印象に残る、素敵な時間は、ちょっと先の、未来のブブを見せてくれた、そんな夢のようなひと時だった。
しかし、それは、決して夢では無かった事が証明されるかのように、春は意外にも、ブブの気付かぬ、すぐ側までやって来ており、その最後の絵には、ブブの心からの喜びと、精神的な成長を感じられるようで、白くまさんの優しさのような温かさに包まれていました。
「岡田千晶」さんと、「おかだこう」さんによる、岡田夫妻の共著は、「うさぎくんとはるちゃん」以来で(うさぎ好きなのかな)、淡く丁寧に描かれた、美しい白銀の世界における、素朴ながらも、子供の成長しようとする、まさにその瞬間を一緒に覗かせていただいているような、じわじわと温かい気持ちにさせられる作品で、それぞれの表紙裏の見返しや、ブブと白くまさんとのコントラストも鮮やかな、早く大きくなりたいと感じている、お子さんへの読み聞かせにも最適な絵本だと思います。
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「雪の森に住む子ウサギ・ブブはこの冬産まれたばかり。「もうすぐごちそうが食べられるよ」「もうすぐあったかくなるよ」って、一体何がもうすぐなの?ある朝ブブは家を抜け出して白クマに会いました。もしかしておじさんが?春を待つ動物達の優しいお話。」
・ちいさい子うさぎと、大きい優しいシロクマさんとの出会いの話。本の見返しが冬の森の絵で、絵本の終わりの見返しが春の森の絵なのがお話に合っていて良い。
・美しい絵だが、淡いので読み聞かせにはどうだろう。少人数に〇。親子の読み聞かせに◎
・どんぐりスープ、おかあさんがいれてくれるココア、あたたかそうな寝室、ぴょんぴょん跳ねるうさぎ兄弟の躍動感、絵が魅力的。
・(毎日同じスープに飽きた子どもたちが顔をしかめるが、ちょっと作ってくれたお母さんに失礼だなと、母として思った。)
・シロクマさんとうさぎはまた会えるだろうなという期待感を持たせるラストがよい。出会いと別れも割とさっぱりしていて気持ちが良い。
・4歳、5歳~小学校中学年むき。絵を描くのが好きな学生や大人にも。