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法学初心者におすすめのレビューがあったので。
イラストはいらないかなー。ライトノベルのノリも
私には向かなかったけれど、でも確かにわかりやすかった。
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あらすじにあるように、「進路に迷う高校生」には読んでみてほしい1冊です。僕自身、大学に入ってから感じるのですが、なぜその学問を学ぶのかについて実体験に基づく理由がある人は生き生きして見えます。おそらく、「自分はこういう理由からこの学問を学ぶことを決めた」と自分の決定に納得感を持っているからだと思います。本書で書かれている「法学とは何か、法的思考とはどういう考え方か」に興味を持って法学部に入ることは、大学で生き生きと勉強することを支える基盤になるはずです。
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入門書の王道に従った対話篇。
冗長ではあるのだけれど、例え話がいい具合で読みやすい。
随所に建築ファンぶりが溢れているのが面白い。
「次読むべき本」のリストも付いている。こちらも大変趣味的だけれど。
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法の立ち位置を,身近な日常を題材に解説する.特に,法学部出身でない人間に目から鱗だったのは,法学部で学ぶことは法の暗記ではなく,如何に運用するか,そのアイデアにある点である.確かにそれは学問だ.
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木村草太『憲法という希望』(講談社現代新書)p.153
「いま必要なのは、道徳教育ではなくて法学教育」
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高校2年生のキタムラくんが、「赤ひげ小人」という喫茶店で知り合ったキヨミズ准教授とワタベ先生の2人から、法学の基礎についての説明を受けるという、小説形式の法学入門です。イラストは『それでも町は廻っている』シリーズ(少年画報社)の石黒正数が担当しており、とっつきにくいイメージのある法学に親しみを持つことのできるような内容になっています。
けっきょく、火の玉の正体は何だったんでしょうか。
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首都大の先生なだけに、設定が、多摩動物公園、中央大、首都大など、ご近所なだけで、妙な親近感が湧いてくる。
道徳教育よりも法学教育。
あんまり法律(民法)には詳しくないけど、まったくその通りだと。
最後の読書リスト(高校生向け)が一番いいかも。
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法学とは一体何なのか、というのがまとまっていて面白い。
最近社会科学が面白い。
でも内容は結構忘れてしまった。
法源という概念とか、法解釈の話とか。
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「法律入門」というよりも「法学学習のガイド」というカテゴリの本。法学部の1年生に配布される冊子とかにこういうのはあるけど、ストーリー仕立てになっていて、読みやすく楽しい。
基礎法と実定法のそれぞれを初歩から説明しているのは当然として、社会科学の中で政治学、経済学、社会学との比較において法学を位置付けているのは、こういう本ではあまりないような気がする。
「法学通論」と「法学原論」の違いを述べているのは有意義。私の出身法学部にはこの区別がなく、その区別さえ明示してくれればあの頃に憤らなくてよかったのにと感じた(「法学入門」とかいう名称で通論の講義をされ、私は原論じゃないことに腹を立てていた)。
最後の章に、登場人物から手紙という体裁で読書案内がされているのだけど、橋爪大三郎の『言語ゲームと社会理論』を実定法の先生が紹介しているのは意外だった。
余談だが、作中の舞台となっている町についての地図が載っていて「横浜じゃん(大学以外は)」と思ったら、木村さんって緑ヶ丘なのね。
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法学部に入学するので、授業が始まる前にと思い読んでみた。
感想としては、読んでよかった。
法学の魅力が伝わってきた。
魅力的な法解釈のできる法学者を目指したい
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法学とは単に数多くの法律を学ぶのではなく、既存の法律に新しい考え方を生み出す「解釈の仕方」を学ぶ学問なのだと思いました。
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私の大学の法学部で一番有名な木村草太教授の本。ライトノベル調にかかれた法学入門書。なんとなく読みましたが、その「なんとなく」がめちゃくちゃ効いてます。初学者にとって目的論的解釈の説明がすごくわかりやすかった。最後のおすすめ本紹介は参考になります。
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「大陸法」や「英米法」に関する説明は、よく分からなかったが、法学を学ぶ意義や法学とはどんな学問なのかをざっくりと学べる本だと思う。
小説風になっているため、法学に興味がない人でも、読みやすく面白い本だと思う。
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最初は法学者が物語仕立てで大丈夫か?と思ったが、筆者の語りたいことが溢れてて、それが先に有り、高校生が登場したりするのは、そのことを分かりやすく説明するための装置だと思った。
法源や法の体系的な話、論理学としてやメタ思考、アナロジーといったことにも繋がってるのではないかと感じる。とてもわかり易い無理と無駄のない書き口秀逸。最後の、おすすめ文献は完全に個人的趣味かとも思うが、逆に貴重なお勧め羅列になっている。
経済学者、法学者、社会学者、政治学者の捉え方が面白い。
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法律はお堅いイメージがあったけど、結構面白く、なるほどと思いながら読めた。最後の方のローマ法辺りは難しくて流し読み。でも感覚的に法律のハードルが下がった感じがする。学問分野の小説はあまりないと思うので、読みやすい。