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パン屋再襲撃とパン屋を襲うに挿絵がついた。
ワーグナーが好きなパン屋の主人が変人でいい。
読みながら、「そうそうマクドに行きはった」と思い出した。「なんでやねん」って何回も突っ込んだ。
奥さんの眠っている絵と旦那のタバコがなんだか色っぽく感じた。
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改稿ものだが初読。作者のあの独特の表現世界が広がる。初出の頃はこういった世界観が衝撃的だったのだろうか。短編は読みやすい。パン屋がなければマックを襲撃。偶然にもマックで読んでいたので、つい入口を見てしまった。
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とにかく、その時僕たちはとても腹を空かせていたのだ。そこに宇宙でもあるかのように――悪が空腹をして「僕」と当時の相棒にパン屋を襲撃させるのだが……それから数年後、結婚した「僕」と妻は深夜に猛烈な空腹に襲われた。「もう一度パン屋を襲うのよ。呪いを解くためにね」 そう言う妻と「僕」は再びパン屋襲撃に繰り出すが、深夜の街にパン屋は無く、行きついた先は何故かハンバーガーショップであるマクドナルドだった――
村上春樹の掌編・短編の名作(迷作?)「パン屋襲撃」「パン屋再襲撃」が、ドイツ人女性画家カット・メンシックによる挿絵をふんだんに取り入れ、タイトルも新たに今再び甦る。「ビッグマックを30個、テイクアウトで」
大好きな春樹の短編「パン屋再襲撃」リリースキタ――(゚∀゚)――!! ついでに「パン屋襲撃」と一緒になってキタ――(゚∀゚)――!! この二つのお話って別々に収録されているので(それに襲撃の方は「夢で逢いましょう」収録で「パン屋」ってタイトルだし)なかなか続けて読めないと思う。一冊になってよかったよかった。掌編と短編だけなので薄い本。カット・メンシック氏の挿絵が作品から離れたシュールさを持つように見えて意外とちゃんと話に沿ってる、だけども妖しい感じなのがよかったです。表紙にも見えてるピエロはあれドナルドなのね。
この作品の持つ意味って人によって全然違うんだろし、それはそれは鋭い考察もあるんだろうけどわたしはそこまで深い意味を持ってなくてただ何も考えずに「なんか知らんがめっちゃ空腹なのでパン屋を襲う」「パン屋がなかったのでマクドナルドを襲う」って言うわけのわからなさにただ笑わせてもらってました。何で散弾銃持ってんだよwww ってほんと爆笑してしまったw あと「パン屋を襲う」の方の揚げパンとクロワッサンの演説とかww 活字で爆笑出来るのは春樹ともりみーくらいですわ…
カット・メンシック氏と春樹は以前「ねむり」(TVピープル収録)でもこのような本を出されてたみたいで。知らなかったー そっちも読んでみたいです。
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村上春樹を読むの、実は初めて。
軽快で、少し憂鬱を含んだような世界観が好き。
洒落てます。というか、洒落てないものを一切そぎ落としたような。
とても潔い美しさ、がある気がする。
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やはり村上春樹は合わない…。「パン屋を襲う」はまだ良かったが「再びパン屋を襲う」の方は玉葱じゃダメだったのかと。ただ、「ふむふむ」「もぐもぐ」にはキュンときた。
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ビッグマックを30個と注文してみたい。強盗に対し、お金あげるから簡便してくださいという店長さんはじめ従業員の思いはとっても良くわかる。労働力と時間と在庫をかっさらい、マックの従業員に理不尽な思いを残していった強盗です。
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図書館で借りた本。
短編で、あっという間に読めた。
短かったけど、集中して読み終わった。
とにかく、ものすごい空腹から、パン屋を襲うことを思いつく主人公と相棒だが、パン屋襲撃は意外な結末に終わってしまう。
その後、普通に成長した主人公は結婚して2週間でものすごい空腹に襲われ、再びパン屋を襲撃することになる。
突っ込みどころ満載で、謎は謎のまま終わっているので、すっきり感は無いものの、不思議と不快感は残らない話でした。
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短編ですぐ読んでしまったけど、やっぱり春樹はおもしろい。人生はなるようになるっていうことで、先のことを悩んでも仕方がないとわかった。娘の将来もなるようになるでしょう。勉強がそんなに嫌いならしない人生もいいかも。私とは別人種だから。私が子育てに失敗したことを認めたくないのかもしれない。
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薄い本だし、イラストも多くてサクッと読めます。
なんか不思議でありえないお話し。
最初のパン屋さんはまだいいけど、
マックの話は、シュールだわ。
短いながらも印象深い作品に出会った。
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著者の作品の中でも初期の作品で「パン屋襲撃」を改編したもの。ドイツ人イラストレターのカット・メンシック氏によるイラスト絵本。内容はただ空腹を満たすためにパン屋を襲撃する二人(主人公と友人、主人公と妻)の欲望がかなうまでの話。単純にわかりやすくて面白かった。イラストは好みもあるけど都会的な感覚。
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パンを好きなだけ食べていい代わりにワグナーを聴く。なさそうだが、あってもいい話。
金は要らないから、ビックマック30個用意しろ! コークは買う。ありそうだが、ない話。
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ワーグナーを聞くならパンを食ってもらっても良いという交換条件を飲んでから呪いにかかったなんて、面白い
とりあえず、最近はお腹が減ったら
パン屋襲撃事件起こしたい。
などと言ってます。
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タイトル通り。
再襲撃も一緒に読めます。
二つとも短編で読みやすい。
主人公の行動原理はよくわからない。
どことなく面白い気はする。
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自分の過去の作品に手を入れたくなる作家とそうでない作家がいるけど、村上春樹は明らかに前者。これも少し直したと、あとがきにある。以前、「ねじまき鳥クロニクル」の単行本と文庫本で2ページ分くらいの欠落があったので、落丁ではないかと思って出版社に問い合わせたことがある。担当の編集者の話ではそうではないとのこと。外国で翻訳される機会に原稿に手を入れることも、少なからずあるらしい。こういう作家は研究者泣かせだ。エディション・クリティックを作るのはほぼ不可能で、厳密なテクスト分析も難しい。
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二篇の短篇に絵が加わった本とでも読んだらいいのだろうか、絵本とも小説ともどっちつかずだから、やっぱり本だ。
どちらも空腹のあまりにパン屋を襲撃しようとする話し。
果たして両方とも"パン屋"を襲撃出来たのか、覚束無い。
だいぶ前に読んだ短篇集と印象が違い、コミカルで笑えるという事実に驚かされた。これを期に村上春樹が書いた長編にも手を出してみたいと思う。