紙の本
おもしろい
2018/10/24 14:50
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本人に親しまれているラジオ体操の歴史などについて、おもしろく読めました。知らなかった豆知識が、たくさんありました。
紙の本
ラジオ体操は共振だ
2017/12/09 03:06
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝のラジオ体操信者にはたまらない一冊。語り口調で読みやすく、興味のない人でも読了後にはラジオ体操がしたくなること間違いなし!
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ラジオ体操って日本独自のものではないんだね初めて知った。しかも保険会社推奨だとするとなんか今だとあまり良い気持ちがしないのはなぜだろう。
アメリカでは「死の換金」は保険批判の論理だった
日本では「人が死ぬと大金になるから保険に入る」
そしてラジオ体操に、今の日本人の縮図を見たような気がする。
そうなんだよねラジオ体操参加組って高齢者に偏ってしまう。いろいろ言われている高齢者だけど唯一の逃げ場がここだとすると、そしてこの逃げ場でさえ取り上げようとする世の中だと先が思いやられるな。
とか何とか言っても日本人の多くはあの曲が流れたらたいてい体が動き出すだろう。
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ラジオ体操の本家がアメリカだったとは目から鱗である。しかし、戦前の我が国官僚がラジオ体操を日本への輸入を試みるが、公共放送で放送することから広告効果を排除し、日本独特の精神性を注入して可笑しなことになっていくことが本書を読むと良く判る。そして現在のラジオ体操を創作した遠山氏の談話で「間」が生み出す絶妙な動きの調和を知る。なかなか面白い本だった。
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クライミングやらジョギングやらやってるとストレッチやアップにも興味が湧いてきて、その流れからラジオ体操を知りたくなって手に取った本だが、想像以上におもろかった傑作。
発祥はアメリカ。保険会社(日本は簡易保険)との意外な関係性、戦前戦中の旧ラジオ体操のこと、戦後GHQによりラジヲ体操が禁止になりその後の紆余曲折で今のラジオ体操が生まれたこと、どれをとっても知らんかったことばっかり。
そして、リズムに合わせて身体を動かしたくなる本能と、その本能のみをストイックに追及するのか、雑念に駆られて勢力争いをするのか、その権力闘争や組織内革命。まるでキリスト教史を読んでいるよな(大げさか)
読んでいて笑いと感心のため息が連続した。これはエエ本や!これから朝礼のラジオ体操の度に色々思い出せそうである