紙の本
軽く楽しむという姿勢で読むミステリ
2015/08/29 10:08
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
わざとらしいまでのオタク口調の美少女と、スイーツ好きの少年顔刑事が事件の謎を解く、というベタな設定のコミカルミステリ。あまりのキャラ設定に最初引いたが、軽快なテンポにのってしまうと意外と楽しんで読める。もちろんリアリティのなさや証拠丸投げの謎解きには目をつむらなければならないが、そもそもこの手のミステリは雰囲気を楽しむものかなという気がするので、そういった目的は果たしていた。
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ディナーバカ売れ以降、こういった設定のミステリはどうも売れ線狙いとしか思えなくなってしまった。うう。
でも好きは好きかな二人のキャラ。複雑な気持ち。
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童顔刑事とオタク女子高生なミステリ短編集。その思い切りなキャラ設定を活かしたストーリー展開が意外に上手いという印象。さらに意外なことに、謎解き部分が結構本格的なのだ。
キャラ会話の掛け合いもやり過ぎ感はあるものの普通に面白いしね。
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探偵役も助手役も面倒くさい。性格もそうだが口調が厨二っぽくて読みづらかった。琴乃はオタク設定なのでまだ良いとしてもマコちゃんは…。また謎自体もそこまで驚くようなものでもなかった。マコちゃんの意地のはり方を見ているとスイーツを堂々と食べたくなった。
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童顔の刑事マコトが持ってくる事件をとオタクな高校生コトノが解き明かします。最近流行りのキャラクター設定が軽い感じミステリ。正直嫌いじゃないです。
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ユーモラスなキャラクターが活躍する連作ミステリ。飛びぬけたトリックはあまりないのだけれど、誰もが思い込みがちな先入観をひっくり返してしまうロジックが魅力的。キャラ立ちも満載です。
お気に入りは「吹雪のバスの夜に」。うわ、まるっきりはまっちゃったよ先入観! そりゃもう理想的な読者ですね私(苦笑)。
「たぶんポオに捧ぐ」もいいなあ。道具立てがかなり好み。
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主人公:硬派な日本男児を目指す童顔刑事
ヒロイン:謎解き好きのオタク女子高生
2人がというか琴乃が事件に首をつっこんで謎を解く5編。
オタク・引きこもり・人見知りと設定が詰め込んであるけど、特に生かされてなかった感じ。冒頭は子供と話すのも人の後ろに隠れてたのに、最後は不特定多数と普通に喋ってるし。特徴あるキャラのミステリー。
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この作家のミステリーは初めて読んだが、「琴乃」が格好良すぎる!「毒舌でKYでオタクで引きこもりで、どうしようもない女性」として描かれながら、「ものすごく頭はよく、美女、自然を愛する」という面を持つところが妙にリアリティがある。
琴乃や誠のキャラが好きで、この作家を好きになる人もきっと多いと思われる。
事件のトリックへの驚きは、あまり大きくはない。
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健さんに憧れる日本男子の警察官、姫山誠。名探偵マコちゃん。
スイーツ好きであることを必死で隠したり威しに弱いところとか可愛くて面白かったんだけど、後半がちょっと面白さ半減だったかな。
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古き良き日本男児を理想とする(でもスウィーツ好き)
童顔刑事25歳マコト
引きこもりでオタク(だけどとびきり美少女)な高校生 コトノ
マコトが出会った謎の多い犯罪をコトノが解き明かすというパターン
ミステリのアンソロジーで1作だけ読んだときは
軽快だし、コトノに振り回されるマコトが面白いと思ったけれど、まとまって1冊になると・・・・くどい(笑)
コトノが引きこもりのわりによく出かけてるし
人見知りキャラはいつの間にかなくなってるし。
強烈でコミカルなキャラからいって
ドラマに向いてるかも。
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スウィーツ好きを隠した自称硬派な日本男児の見た目高校生な童顔刑事と彼に代わり謎を解く癖のある美少女が遭遇した五つの不可能犯罪。それぞれ別の角度からとはいえ二人共芝居掛かった似た口調の為混ざる。オタク故のものとして描かれるから口調自体はすんなり受け入れられた。覆面少女小説家とスウィーツにわくわくした。