紙の本
剣と魔法の世界
2014/06/25 08:30
6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
あっという間に上巻終わりです。面白いです。剣と魔法の世界ですが、決してメルヘンチックではなく、ミステリー仕立てです。下巻が楽しみ。
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ファンタジーミステリの傑作
2024/02/15 16:28
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投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリに抵抗感のある人も、魔法などのファンタジー要素のおかげで読みやすいのではないかと思う。ページ数も少ないので、是非下巻まで読んでほしい。
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珍しい舞台設定
2022/10/15 10:17
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世のヨーロッパ北海に浮かぶソロン諸島という架空の舞台を設定したという点で、この作者としては珍しい。お陰で作者得意の推理小説に加えて、ヴァイキングサーガ風の物語テイストも味わえる。私としてはむしろこのヴァイキングサーガ風の雰囲気のほうが楽しめた。
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深い読後感
2015/08/14 13:54
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投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世騎士、魔術、冒険、城、戦いの中で少年が成長する・・・こういう歴史小説が好きな人は読んでください。
時代設定や登場人物の描写などが凄く分かりやすく、読んでいて楽しかった。最後は少し感傷的になりますが、謎解きとしても面白いです。
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おもしろいですよー
2014/05/17 12:33
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投稿者:ラーメンマン5052 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲーム感覚でサクサク読み進みました。オススメの作品です。
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魔法という本来は、ミステリーとは全く相反する禁じ手を導入しておきながら、ファンタジーに寄り切らず、魔法というものも、ある意味、論理的にしか機能しないという論法でミステリーを描いた、非常にチャレンジングな作品である。前編では、その世界観と犯罪の導入部分のみであり、後編の解決編でも同じロジックで最後まで貫けられているかを期待して読みたい。
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ミステリに明るくないから過去にもあったファンタジー(魔法)とミステリ(論理的推理)が交錯するものについて殆ど知らないけども、その手際と基本に忠実な推理はとても面白かった。
領主と騎士と魔術というファンタジーの要素と、密室トリックと探偵と助手というミステリの要素。そのんな中でもミステリとして基本は知識と観察力洞察力度胸と論理の組み立て方の粗のなさに感嘆した。
また、城の娘と探偵の助手の関係のつながり方も面白かった。二人は全く違う世界戦で生きているかのごとく違う人生を歩んできたがそれが事件をきっかけにまじり、命をかけあい、お互いに自分の無力さ、手の届く範囲を考えたそのふたりの友情と表象することのない愛情はとてもみていて納得するとともに竜骨が折れる日を待ち望む。
魔法はわからないものや不思議な力科学的でないもの、ではなくて技術で力でただの手段だった。ある意味で科学的な手順を踏んだ魔法としての魅力は大きいものではなかったが、純粋な魔法など設定できるものでないから仕方ない。そもそも私たちが使う機械だって私からすれば魔術で使用者にすらそもそもどういうことが中で起こっているかわかっていない分さらにたちが悪い。私たちにはこれらのルーツをしらないままに"使い方"しかしらない。
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中世ヨーロッパが舞台で、騎士もいれば魔法もある世界観ですが、それでも荒唐無稽ではなくきちんとミステリーになっているところはさすがです。
全体的な感想は下巻で。
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2013.7.21読了。
思っていたほど…という感じ。魔術とミステリの組み合わせの面白さが分からない。消化不良。期待していただけにちょっとがっかり。下巻に期待。
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上巻はファンタジー色と設定の紹介が主。わかりやすい世界観と魔術。昔の探偵もののドラマの配役のよう。
現実に置き換えやすいもの、そう想像させるもので構成されているせいか、考えることなく組み立てられて行く。
孤島の領主ってのはなんだかそそられるもので、その娘が主人公ってのもなんだかお約束ですき。
騎士と弟子のコンビかハウルの師弟コンビと重なってしまってなんだか微笑ましかった。
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中世ヨーロッパを舞台に魔術や呪いがはびこる中、領主が何者かに殺されてしまう。犯人は誰かー。新感覚のミステリーです(o^^o)
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魔術が存在する中世を舞台に繰り広げられる推理劇。ファンタジーとミステリーの融合という、予想外にハイブリッドな着想が面白い。さらりと軽やかな語り口でさりげなくヒントが提示されていくので、犯人捜しを含めた謎解きも楽しめる。
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ロンドンから出帆し、北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナは、放浪の旅を続ける騎士、ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。いま、最も注目を集める俊英が渾身の力で放ち絶賛を浴びた、魔術と剣と謎解きの巨編!
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『警戒するのは悪くない。次は観察、そして論理だ』
「じゃあ、またね。父には勝ってもらうけど、あなたの運命が良くなることを願っているわ」
「ありがとう、アミーナ。我らに勝利の栄光を、君には神の祝福を」
『けれどいま、口の悪い少年がわたしのために戦うと誓ってくれた。彼はわたしの、初めての騎士だ。せっかくなら、もう少し背が高ければ良かったのに。』
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やはり穂信さんにはずれはない。
あっという間に上巻読了です。
習慣。
当たり前のようにしていること。
だからこそ無意識的な行動となることもある。
ご飯を食べる。
トイレにいく。
冷蔵庫から牛乳をとる。
当たり前過ぎて
いつの行動か、何回したか…
それはある意味盲点だ
価値観に置き換えてふと考えると
自分の世界の見方を変える必要がある気がして怖い
もしかして自分では当たり前の行動が
他人に迷惑をかけているのではないか
不快な思いをさせているのではないか
周りはみんな知っている中
自分だけが知らないまま
日常を過ごしてしまっているのではないか
そんなことを考えてしまった。
でも気づきようがないのではないか
それは自分にとって習慣であり
無意識的な行動なのであるから。
いつしか出来上がってしまった自分という人間
そうそう変わることはない
けれども完璧な人間がいないように
人に迷惑をかけない人もいない
自分を省みる機会をいかにして持てるか
その機会次第で大人は変われるのではないだろか。
今の自分に甘んじてはならない。
周囲の温かさに慣れてしまってはならないのだ。
時に環境を変えて
時に刺激を与えて
時に立ち止まって
時に思い出さなければならない
自分はまだまだ未完成であることを
『折れた竜骨』のとある魔術。
魔術といえども日常に潜む盲点だと思った。