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投稿者:くれいじーまっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定が神ってて、語彙力ないけど凄かった。
読んだらわかる!
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投稿者:徒徒徒 - この投稿者のレビュー一覧を見る
士郎正宗先生の攻殻機動隊ほか,いくつものSFに登場する電脳というガジェットが普及し,脳内にそのデバイスを埋め込むことが義務付けられている近未来SFです.なんと量子コンピュータの存在まで一般化しており,ワクワクさせられる世界観だと思います.が,この作品の重要な部分はそこではなく,情報機器によって人間の扱える情報が爆発的に増加し,その行きつく果てには何があるのか?といったお話です.この世すべての情報を扱う,すなわち全知全能がもたらす結末に,おもわず唸りました.すごい!
ちょっと尻つぼみの感が
2017/12/31 16:43
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投稿者:hiro190 - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎解きの要素もあってはじめからテンポよく読み続けられました。ただ、後のほうは壮大な話になってかなり盛り上がったのですが、最後があっけなく尻つぼみの感じがしました。日本の若手のSFは結構こういう展開が多く最後のもう一つの詰めが甘いように思います。
情報社会の最終形態なのかもしれない
2017/04/29 21:21
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説の舞台となるのは、電子葉を身に着けた人類があらゆる情報を簡単に知れる(あるいは知っている)という世界。現在のインターネットが人体と同化しているようなものなのかもしれません。
この小説に描かれている世界は、確実に到来する未来のように感じます。
手に取りやすいSF
2015/09/24 00:42
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投稿者:kkzz - この投稿者のレビュー一覧を見る
超情報化社会という世界観のなかで、極めて高度な情報処理能力を備えた少女との物語。
世界観設定ではハードSFのようなしっかりとした作り込みがある一方、物語展開においてはライトノベルのような軽さがあり、読みごたえと読みやすさがちょうどよく両立した一作です。
ただ、戦闘シーンにおける軽すぎるライトノベル的な展開は、人を選ぶような印象も受けます。中二病展開だなぁと思いつつ、さらっと流すスキルが必要かと。
読んでいていろんな印象を抱くとは思いますが、最後の一文による読後感はとても気持ちの良い作品です。この読後感だけでも一読の価値はある気がします。
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ネットワークの進化と脳の高速化の描き方は、結構説得力があると思う。それを最も古典的な街である京都を舞台に描くというのもおもしろい。
物語のキモでもある2人のクラス9の会話が、そこに至る過程も含めて、もうひとつ理解が追いつかない。凡人には理解できない、という意味でもこの描写もありだと思うけど、ちょっと残念なところではあります。
三縞副審議官がすごくいいキャラなのにほとんど出てこないので、彼女視点で外伝でも書いて欲しい。
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ライトな読み口で透明感のある近未来SF。情報化と脳機能の拡張の先にあるものというこれまでも問われてきたテーマに正面から向かい合い、作者なりの世界観で描いて見せた。難しいところも読者のイメージを喚起してすいすいと読ませ、主人公らの知的な興奮に同調させてくれます。情報の過不足がなく、本当にムダがなくよくできた物語です。
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最近の若手作家らしく、テンポが良くて読みやすい文章。多少引っかかるところはあるが、気になるほどではない。
個人的にはもうちょっと文体に特徴がある方が好みではあるが……。
最後の1行がガツンと来る。
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ラノベブログサイト
アキネ会の日常
know (けーた)
http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/30892407.html
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野﨑作品らしく、やはり人類超越系の女の子が登場します。
素月さんのアクの強さが嫌いじゃなかった。まああれ以上登場シーンが長かったらそうは思えないだろうけども。
ダンスシーンをアニメで見てみたい。
読み終わった後に改めて表紙のイラストを見て、「ああ」って思った。
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人造の脳葉〈電子葉〉の移植が義務化された2081年。情報庁の官僚、御野・連レルは情報素子のコードの中に失踪した恩師の天才研究者、道終・常イチが残した暗号を発見するのだが……。
野崎まど初の本格SF。ハヤカワということでかコミカルさは控えめながらも、テーマはこれまでの作品と共通かな。とにかくラストの一行が秀逸。
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「知る」ことで、人はどうなっていくのか。情報化が進んだとしても、人間はさほど変わらないのではないか、と考えさせられて、興味深かったです。
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野崎まどワールド全開。
この著者の作品はいつも、究極の、を目指した一種哲学的内容となっており、毎回期待を裏切らない。
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ついに野崎まどがハヤカワで出したか…ずっと待ってた…。
今までは「意識」をメインテーマにして、潜在的なSFをメディアワークスで出していたのを、話の根幹からSFにすることでハヤカワらしい作品に仕上がっています。
その反面、ライトノベル的な軽妙なやり取りが大きく減っていました。最後に御野の「ミアという若くて出来る女性がいて」という台詞に三縞が情報庁を退庁してアルコーンに来たというくだりくらいか。
ただ、このままハヤカワで出して、もっと知名度が上がるのが1番だと思うので、ライトノベル色が薄れるのは寂しくもあり、嬉しくもあります。
内容に触れれば、構造的にはパターンだった「女性に振り回される男性」は変わらない印象。こちらの方が動かしやすいんですかね。
あと読んでいてそこはかとなく感じたのは、エルフェンリート(漫画)を思い出したこと。特にクラス6の男と対峙するシーンはまさにそのものだったかと。
道終•常イチが復活することで、死後の世界の情報を知るという流れになると思いながら読んでいました。しかし流石野崎まど、情報のブラックホール化によって最高の情報状態、走馬灯状態を自ら創り、また医療対応状態で死ぬことで帰還の用意もしておく。そんな想像など及びつかない。
もっと野崎まどのハヤカワから出る作品を読みたいですね。
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2013 8/2読了。ジュンク堂書店池袋本店で購入。
ずっとメディアワークス文庫で活動してきた野崎まどが、まさかのハヤカワ文庫進出・・・ってことでどんなSFになるやらと思ったら、野崎まどらしくSFしてた。
京都の街を舞台に、情報化が進み切ってあらゆる物がネットワークにつながり人々の脳には大量の情報を処理する装置がつけられている社会で、「だいたいの」情報を得る権限を持っている役人の主人公が、「すべて」にアクセスし処理できる少女と出会って・・・という話。
いわゆる電脳的な話で、新機軸って感じではなかったんだけど、読みやすいし面白い小説だった。
あと情報のアクセス/保護権限が0だとあらゆる情報が見られちゃう=女の子の場合は・・・ってのが実にドキドキしますね。