紙の本
大江戸妖怪かわら版3
2023/12/11 17:44
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投稿者:Qた - この投稿者のレビュー一覧を見る
年末年始の町の風景が懐かしい感じがします。純血種の白鬼の為座敷牢に封印されている雪消との交流。雪消の苦しみも悲しみも"生きる糧"なのさ、がかっこいいです。雀は異世界に居るんだと思い起こさせる巻でした。
電子書籍
春よ来い
2020/03/15 23:58
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
師走から正月までの忙しなくとも楽しそうな様子が伝わってきてほっこり
魔都・大江戸に「在る」ということは綺麗なものばかりではなく、ありのままその存在を認めることでもあり、けじめをつけてルールに従うものでもある
雀にとって魔都・大江戸のこれまでが優しいばかりの世界だっただけに、今回の事件は堪えたと思うが大きな成長の一歩でもあると思う
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大江戸の年越しは、綺麗で楽しそうでいいなぁ。
また新しい人(鬼)と出会って色々思ったり、鬼火の旦那の傍で生まれ直してる雀が微笑ましいです。
大切な人がいなくなるかもしれない怖さや、痛み、苦しみを味わう事も生きていく上では大事なんだな‥。
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シリーズ3作目。
喉元すぎれば熱さを忘れてしまう。自分が何にもわかってないのが露呈する。
それではだめと、大事なことを見失っていないかと、そういうことを思い出させてくれる貴重な作品。
気づいたときには遅いのだから。
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雀ちゃんかわいい!
ようやく物語が進んだ気がする。
しかし雀ちゃんに春が来たかと思ったんだけどな~(笑)
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雪消との邂逅!
雀の恋心というより魂を分け合ったものに対する親しみみたいなのが可愛かった。
そして、雪消に対する理解と努力を惜しまないに日吉座は本当に粋だわ。
わらびもち食べたい
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元気な雀が怖い思いをする。美しくて怖い思いを。怖いほど美しいという究極の思いを仮に味わえた気分。不思議の国の大江戸で雀がこれから出会うことが楽しみでもある。
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おもしろかったです。
大切な人を失うことの恐さ、日吉座の雪消に対する愛情。
読みながら、ひしひしと伝わってきました。
雀はかわいいですね。
何歳の設定だか忘れてしまったので、
もう一回一巻から読み直してみます。
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今回の「大江戸妖怪かわら版」は、座敷牢の中に封印された白鬼の娘・雪消とお馴染み雀を中心に話が進む。
魔都・大江戸での暮らしもすっかり慣れて、仕事でミスをしたり、美味しいものを食べたりキレイなものを見たり。
でも「魔都」の中には、雀が知らないことも、怖気がするようなことも。
でも雀はいつも明るく、生きることを楽しんでいて、回りの人が幸せであればいいと願ってる。
そんな雀の、当たり前の純粋さに、読んでいてふっと笑ってしまったり、同調したりした。
誰かのために走れることは、それだけで才能だと思う。
前を向いて走る雀が次に何に出会うのか、楽しみだ。
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今回は大江戸の年末年始の出来事。江戸っ子たちは粋が好きで楽しい人たちばっかりで一度住んでみたくなってしまう。
ただ今回の話はそんな楽しそうな大江戸の裏の顔も垣間見えてすこしゾッとしたり。初めて人(ではないけど)が亡くなるような大きな事件が起きたり。
香月さんは妖怪モノをたくさん書いているけど、そんな妖怪たちの在りようを様々に例えて読者に色んなことを諭してくれるというか、説法が巧いなと。児童書らしく、何かへ導くような説教臭さがあるんだけど、それが嫌じゃないから不思議。
今回も雀の過去は分からなかったし、鬼火の旦那や桜丸みたいな魔神がどういうものなのかはっきりとは教えてもらえなかったし、この先明らかになるのか少し心配。
しかし旦那かっこいいです。登場人物みんな侠仕立てだよなぁこの物語。
帯に書かれてあったコミカライズがとても楽しみ!雀は想像よりも年上なデザインだったけど、今巻で15歳よりは上だろうということがわかったし、こんなもんか。文章の雀が幼く感じるのは生まれ直しをしているならしょうがないね。
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妖怪がいる江戸に迷い込んだ少年の成長記。
今回は禁じられた恋。
相変わらずの真正面からのお説教ですが、
すっかり耳に気持ち良いです。
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読み終わりました!
後半は、もう目がウルウルしました。:゚(。ノω\。)゚・。
涙が止まりませんでした…
ラスト良かった。。
解説も読みました!
この巻から第2ステージなのですね♪
雀にこれからどんな出会いが待っているのか
成長が楽しみです(〃^^〃)
次の巻はもうすぐ発売されるので、待ち遠しいです♡♡
あと、前のレビューで洒落のこと感想を書いたので
解説でそのことについて触れていたのが
嬉しかったです!
香月さん自ら考えて洒落を作ったのかなと思ってました。
本当に昔からあったんですね!!!
洒落の意味も最後に載っていて、
楽しみに読んでいました!こういう意味なんだなって勉強になります(笑)
例えば『料られる』という言葉があったのですが
最後の洒落の意味を見るまでは、
『料られる』の言葉。。雀食べられちゃうの?!と思ってました(゚Д゚;)
あと『佐太郎』って名前じゃなかったんだ。。
違ったんですね…(笑)
洒落はユニークな言葉が多いですね!
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2017.6.17読了。銭湯でポーの姿に見惚れているモノとは私のことかな?この世界の食物事情が気になる。河豚も軍鶏も料理として存在するようだが、生息しているのか養殖しているのかはたまた「輸入」しているのか…この世界だけの食材や料理は出てこないのかな?雀はいい先輩と上司に恵まれてて羨ましいなぁ。特にポーの存在が素晴らしい。猫特性はもちろん魅力で癒しなのだが、外地からの移住者というところで雀にとって移住と言語の面での手助けとなってるのが良い。まわりの方々も失敗した時のフォローもしてくれるし‼︎仕事的にも精神的にも身体的にも!そして雀は失う怖さは知らなかったんだね。知れてよかったね。年上の綺麗なお姉さんも羨ましい。私なら美しい女に喰われるなら本望だ。江戸を舞台にした物語は結構読んできたつもりだけど、これが一番江戸言葉が出てくるな。この厚さだと一冊一週間程度で読めるからさくさく進む。さて次だ次。
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安定の香月先生の脳裏に映像が浮かぶような江戸の美を書き表した作品。
年の瀬の江戸の活気ある情景や行事がこと細かに華やかに、また妖しく書かれていた。
みんな大好き鬼火の旦那が今回は割と出てくるので歓喜でした!