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「勉強するのは何のため?」という誰もが一度は考えた事があるであろう疑問について、とても分かり易く、誰もが納得するような論理的な考え方で書かれている。
押し付けがましくなく、断定したりする事がないところも好感が持てた。
教育に関して、自分自身も疑問に思い、自分の子供を育てていても感じていた事に、やっと答えを貰えてスッキリ‼︎
何度も読み返し考えたい本だった。
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一般化のワナ。
生きる意味の絶対的な正解なんてない。でも、これこそが生きる意味だったんだと思える瞬間はある。
自由に生きるためには、必ずなんらかの力がいる。
自由の相互承認。
イジメの原因は自己不十全感と逃げ場のない教室空間。
子供が高学年になったら、本棚の目に付くとこに置いておこう。
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なんで勉強なんかしなきゃいけないの?
この問いに絶対の答えなんてない、だから自分なりの正解を見つけよう。二者択一のワナがあるように、絶対の正解はなく、納得解を見つけることが大切
勉強するのは自由になるため
自由とは納得して、満足して、生きたいように生きるということ。自由になるためには力がいる
それは教養であったり読み書きであったりスポーツの能力であったり。そのために勉強する。勉強とは机上のものだけではない。
なんで学校にいくのか?
それぞれが自由を主張すると争いになる。そこで自由を達成するためには、それぞれが自由な存在であることをいったんはみとめる、自由の相互承認が必要。自由の相互承認に基づいた社会を作らなければいけない。そのために必要なのは、法、ルール。基本的人権によって承認されている。学校は、すべての子どもたちが自由になれるように、様々な知識、技能をはぐくみ、相互承認の感度をはぐくむところ。肌の色や言葉や文化の違いによらず、みんな同じ人間であることを誰もが感覚としてもっている。これが相互承認の感度であり、学校がなければはぐくまれなかった。教育の機会均等がまさにそのこと。生まれによらずみんな学校へいけること。
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とても平易な文章で書かれてますが、内容は哲学書です。
なんで勉強しなければならないのかという問いに、哲学的に答えていきます。
なるほどと思うところが多いです。
教育書としても、哲学書としても良い本です。
ぜひ子供たちにも読んでほしい本です。
おすすめです。
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まさかまさかの問いから哲学に発展するとは。
ものすごく有意義な時間を過ごせた。
腑に落ちたところも多々あったし。
また色んな考えに触れることが出来て良かった。
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授業でも学生に紹介させて頂いた。教育哲学として今必要なものの考え方として、今後寄ってたつものの一つであると感じた。オススメする。
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一般的な正論
まず、学校で学ぶことは、誰かが、勉強する必要はあるよね、と。
まあ誰も数学できなかったら社会は成り立たないよなあ。
でも、じゃあ、やりたい人がやれば?となるけど、いつそれが必要になるかなんて、誰にも分からなくて。必要ないと思ってても実は後から役に立つこともある、と。まあ、うーんって感じすな。
で、著者的の答えとしては、「生きたいように生きるための力を育むため、だと。まあ、そーだよなあ、と。
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なぜ勉強するのか。
誰もが子供時代に一度は疑問を抱き、大人になって子供を持ったら「自分は息子・娘に絶対に勉強しろと言わないでおこう」と誓っておきながら、いざ実際に子供を持つと、われわれは納得できる理由も言わずに念仏のように「勉強しなさい」と彼らに言い続けているのではないでしょうか。
本書の著者である苫野さんは教育学と哲学の専門家であり、通常は交わることのない学問分野を同時に修めている片です。ですが、教育のありかたを突き詰めて考えるという教育学者がやっていることは教育を哲学するというなので、改めて考えてみれば教育学と哲学は理にかなった組み合わせではないでしょうか。
この本で語られている「なぜ勉強するのか」に対する答えは「自由になるため」。この答えは個人的には非常に腑に落ちるものでした。この短い答えだけでは理解しにくいと思いますが、これはこれまでに目にしたこの問いに対するどの答えよりも納得できるものでした。
なお、本書にはなぜ勉強するのかという問いだけでなく、なぜ学校に行くのか、なぜいじめはなくならないのかという、教育や教育の現場で必ず出てくる問いも扱っています。これらの問いが相互に関係し合い、教育に対する著者の考え方に収斂していきます。
中高生を読者と想定して書かれた本書ですが、万人にお勧めします。面白いです。"
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「勉強するのは何のため?」の答えを、哲学をベースに考える本。
ですます調なのと内容も整理されていて、大変読みやすくわかりやすい。
上記の問いに答えるためのさまざまな考え方、切り口が書いてある。
教育書というか、教育以外の場面でも言えることも多いと思う。
「一般化」と「二者択一の質問」は罠。
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30分足らずで読める。道徳の授業や陰湿ないじめなど、考えるためのきっかけになる。読みやすい。短く割高感はあるが、読みやすいのでアリだと思う。
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答えはちゃんと出てる。
内向的かつ直感的なタイプの人に当てはまる答えだと思う。
自分には当てはまる答えなので星4つ
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著者の答えは
「なんで勉強しなきゃいけないの?」→自由になるため
「なんで学校に行かなきゃいけないの?」→「自由の相互承認」を身に付けるため
いじめやこれからの学校についても語られています。
「一般化のワナ(自分だけの限られた経験を、ほかの人にも
あてはまるものとして考えてしまうこと)」と
「問い方のマジック(二者択一問題を提示されると、
思わずどちらかが正しいんじゃないかと思ってしまう)」に
引っかかってはいけない、肝に命じたいと思います。
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自由の相互承認という立場から、学校で勉強する意味を考える。わかりやすい平易な文章でわかりやすかった。また、高校時代に習った哲学者の復習になった。
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哲学的に勉強するのは何のためなのか、学校とはどうあるべきなのかを考えていく本。
「一般化のわな」「問いのわな」
「自分なりの正解」「自由の相互承認」
ブログでの紹介を見て、図書館で借りた本。
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なぜ勉強しないといけないのか。
それは自由になるため。
そして学校では自由の相互承認を学ぶ。
一般化のワナに陥らないことと、問いのマジックに惑わされずに共通了解を導きだすことが哲学において非常に大切である。
Todoは
物事や言葉の自分なりの正解、共通了解を導き出してみよう。