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「デザイン」概念の意味の広がりをめぐる現代的なトピックを目配り良く網羅した好著。オープニングはデザイナーとしての秦の始皇帝である。
図版がほとんどないのが難点だが、ググれば画像も動画も見られる時代である。その意味では電子本のほうが使いやすいかもしれない。
著者も認める通り、建築や都市デザインの話題は少ないのが残念。
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世界にはもっともっと素敵なデザインがあることを知りました。
→http://bukupe.com/summary/11729
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いたるところで異常なほど見聞きするゆえに「デザイン」という言葉は何でもありの普通の日常言葉になってしまったような気がする。
そんなデザインに対する堕落した姿勢をピンと伸ばさなくてはならなくなるような一冊。
デザインの通説のようにまかり通っている様々な言葉やしきたりを丁寧に掘り下げながら、裏に隠されたデザインの本質をあらわにしていくような本書の構成は短編小説を読んでいるようでとても面白い。
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デザインとアートの違いが知りたくて買いました。デザインの定義が広くエピソードに溢れています。おもしろい。、
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「デザイン」総まとめ。海外の事例が中心ではあるが、様々な視点から解説、提言されている。スマートフォン、3Dプリンタなど最近の話もフォローしてる。一家に一冊系。
柏木博さんと合わせて読むと面白い。
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デザインとはなにか。デザインが歴史上はたしてきた功罪と、これからの可能性を一気に通読できる。これはすべての大学生、社会人なりたての若者が読むべき。デザインの本当の価値を共有できた社会は無敵だろう。
僕は昔のBing検索画面の画像ランダム表示でジオデシックドームに衝撃を受けてバックミンスター・フラーを知り、京都のガケ書房でgreenz代表の兼松さんの帯文を見てヴィクター・パパネック「生きのびるためのデザイン」を手に取ってその思想に魅了された。
印刷会社に入っていなかったら、ここまでApple製品を使うこともなかったであろうし、「デザインっていったい?」などと日々頭を悩ませることもなかったであろう。そうしていろいろなめぐり合わせのうえに、この本に出会った。そのすべてに感謝だ。
そして僕はそのおかげで「この世界のためになにかしたい」、といつも本気で考えている。
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デザインという名前がつく前から、世界にはデザインされたものがたくさんあり、デザインが良くも悪くも世界を変えて来たことがわかります。
たくさんの書物から引用されているので、とても勉強になります。
1番気に入ったのは、なぜ誰もが第二のアップルになりたいのかという章の最後です。
“アップルは人の真似をせず、断固として自分であり続けたために勝利した。”
アップルの真似をしても、アップルにはなれないというのは納得です。
優れた製品の前には優れた思想があり、それは他人の言葉じゃなくて自分の言葉でなくてはならないんだと実感しました。
デザインについて現状やデザインのこれからあるべき姿、少しでもデザインに関わっていくのなら、自分の言葉で説明できなければいけないと思えました。