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間主観性の現象学 2 その展開 みんなのレビュー
- エトムント・フッサール (著), 浜渦 辰二 (監訳), 山口 一郎 (監訳)
- 税込価格:1,870円(17pt)
- 出版社:筑摩書房
- 発売日:2013/09/10
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文庫
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紙の本
解説が難しい。
2024/02/01 01:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いちいち注にあたろうとしたけど、途中で断念。
もちろん、注にあたった方が解像度は上がる(はず)。
第一部では身体論が繰り広げられる。
SF者としては、ここにサイバー・パンク的思考を読み取ってしまう。
ここでは杖や手袋も身体とみなされる。これは、サイバネティクスについて考える時に重要な話題だと思われる。
第三部で、いささか唐突に愛が、熱を込めて語られるのでちょっとびっくり。
これは多分キリスト教的な愛なんだろうが、そんなことを読むとは思ってなかった。
そっから、人間関係の力学みたいなこと、社会性みたいな話。
なんとなく現象学から離れてるような。
間主観性ってことに重点おくと、取り上げたくなるんだろうけど。
共同体を取り上げる現象学は、大変ダイナミックである。
現象学入門はこの辺りから始めるのがいいのではないか。
関係性で現実を捉えていくの、『妖星伝』の因達羅網(だっけ?)を思い出した、網目に真珠が埋め込まれて、一つ一つに全てが映り込む。ホログラフィックな宇宙。
サイバースペースであり、マルチバース。
「器官」って言葉がやたら出てくるが、フッサールが起源?
第三部第四部は、ほとんどSF的センスオブワンダー。
解説が難しい。
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