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以前NHKで放送され、話題になったダイオウイカ著書。
ダイオウイカに迫る過程が読者に期待感を抱かせる内容。NHKとディスカバリーチャンネル、各国の専門家や最新の設備を駆使し世界初の撮影に臨む。
ダイオウイカにすべてを捧げる主人公の生き様から何か感じる人も多いのではないか。
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内容的には、少々どっちつかずな印象。
学術的なアプローチは薄く、元々ダイオウイカの研究自体が進んでいないことも反映されているためか、詳しい記述はない。エッセイとして見るにしても、期待していたよりダイオウイカの詳細について書き込まれていない。
けれど、著者がそこにいたるまでの自伝的内容は、現在研究者を目指す人の参考になると思った。
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NHKのスペシャルの内容に準ずるかんじ
途中から見たから、小笠原で見つかったことを実は知らなかったです ごめんなさい
科研費打ちきりは痛いですな 先立つものはお金です
観察にはたいそうお金がかかる
ジュールベルヌの世界だよねダイオウイカって
だから当然のように登場して混乱した
あれは怪物じゃなかったっけ?って
日本ではやっぱり食べ物としてのイカのイメージがつよすぎるのかも
体をキラキラ光らせるのは照明の都合かと思っていたけどそれすら間違っていた、、、
あれも自力なのね
さらっとテレビを見ただけでは勘違いも多いんですねぇ
ダイオウイカは一種類っぽいのも謎。マッコウクジラの主食がダイオウイカなのも謎。数足りないし。
不思議に満ちている深海はまだ解き明かされるべき謎だらけなのだなあ
うう続報が待たれますな
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国立科学博物館での深海展や、NHK「LIFE」のコント、イカ大王で人気を博したダイオウイカ。
窪寺さんは日本におけるダイオウイカ研究の第一人者ともいえる方で、生きているダイオウイカの動画を世界で初めて撮影されました。
この、動画を撮影したときの研究も含む、窪寺さんの今までの研究活動の実績が、一般向けに書かれた本です。
カラー口絵のダイオウイカがなんともすごい。目の前にこれがいたらオイラでも興奮してしまうでしょう。
一つのことを成し遂げるのは非常に苦労が多いかと思います。けれども、窪寺さんはダイオウイカの謎を一つ一つ解明していくことに、使命感と喜びを感じているのだろうなと窺えました。
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ダイオウイカが好きな割に本は読んだことないと思い手に取った。
初めて生きているダイオウイカの動画撮影に成功した時の紆余曲折を経た長年の研究の歩みの話だったんだけど、
読んで良かった・・・・・。
難しいことが書いてあるわけではなく、一般の人が読んでもすっと入ってくるようかみ砕いた説明なので、全く知識がなくてとても楽しめた。
世界中にダイオウイカが沢山生息していて、しかもそれが全部同じ種類の可能性が高いという話には驚いた。
是非他の窪寺さんの本も読みたい。
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リュウグウノツカイ、シーラカンス、そしてダイオウイカ、子供の頃深海の生物大好きでした。一番かっこいいのはシーラカンスですが、一番海の中で会ったら怖いのはダイオウイカですね。
そんなダイオウイカを初めて映像で捉えたドキュメンタリーです。このへんは文章よりも映像で見た方がいいですね。
それにしても深海ってすごい。未だに発見されていない生き物ばかりで、ダイオウホオズキイカなんてダイオウイカより大きいらしいですよ。まだまだ発見されていない巨大生物が居てもおかしくないです。うーん、ロマンですねえ。
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ダイオウイカの撮影に成功した話は一時期だいぶ評判になったので読んでみる。著者の研究者としての半自伝や、撮影に成功するまでの苦労話。でもそれって、ダイオウイカでなくても、アオリイカでもスルメイカでもあんまり変わんないな、と思いつつ読む。生物研究の面白さはあまり伝わってこない。
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研究者の等身大の姿が描かれていて好感が持てる。当たり前だけど、テキトーに潜ってテキトーに撮れるものじゃないんですね。仮説を立て、それに沿ったアプローチをして、ダメならやり直す。どんな仕事でも同じ。
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めっちゃ面白かった。地元の漁師さんとの小さいやり取りだったのが、世界からプロと機材が集まった一大プロジェクトに参加することになり、それでも撮れなかったどうしようと不安になったりとか、ストレスが過ぎる。ライトで照らしたら逃げるかもしれないがどうしても自分の目で見たくなって、後先考えずにライトで照らしたりとか、研究者としては失格なんじゃないのかと思うけど、そういう強い思いを持った方じゃないと成し遂げられないのかも。国立科学博物館に行きたくなった。