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紙の本
味わい深く加賀さんサイコー
2024/04/20 10:08
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投稿者:本屋ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中盤から一気に引き込まれました。働き盛りの父親が、その子供に対する心情に感動。加賀恭一郎シリーズは4作目ですが、加賀警部の言葉や動きはいつも渋くて最高です。
やっぱり東野作品はやめられません。この作品も。ホンマにストーリーと人情の描き方が素晴らしいです。
次も加賀恭一郎シリーズを読みます。
紙の本
残りページが減っていくのが寂しい
2023/01/28 17:19
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投稿者:凶暴なポメラニアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み続けていくにつれ、残りのページが減っていくのが寂しい本ってありますよね!この本がまさにそれでした。
冒頭に殺された父親にも、犯人を追う加賀刑事のどちらにも感情移入して読み続けました。労災隠しなどの社会問題も提示されていて、その事についても考えさせられました。このシリーズ外れがないけど、個人的に一番好きな話です。
紙の本
加賀恭一郎
2022/05/13 18:34
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投稿者:喜劇から - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的な加賀恭一郎シリーズの最高作品。
一番食い入っていたし、速く読んでしまった。
東京にゆかりのある人はよりより楽しめるかも。
土地名は調べてからのほうが楽しめます。
紙の本
親子で読みたい、究極の親子のストーリー。
2021/12/04 07:23
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の全ての道路の原点、日本橋。
中国神話に現れる伝説上の霊獣、麒麟が翼を付けて対になって飾られている。
そこで、男が胸にナイフを刺されている姿で発見される。
父の三回忌法要の打ち合わせをしている加賀恭一郎のもとに、事件の一報が入る。
容疑者とおぼしき男が、近くでトラックにはねられたとの情報に、事件は簡単に解決しそうに見えた。
だが、加賀は納得しない。
何かがおかしい。腑に落ちない。
「無駄足をどれだけ踏んだかで捜査の結果が変わる」
歩き抜き、人に出会い、証拠を積み重ねていく。
「殺人事件ってのは、癌細胞みたいなものだ。ひと度冒されたら、苦しみが周囲に広がっていく。犯人が捕まろうが、捜査が終結しようが、その侵蝕を止めることは難しい」
敏腕で執念深く、鋭く粘り強い。
だが、その加賀ですら実の親子の関係にきちんと向き合えているか。
容疑者八島冬樹の恋人・中原香織。
被害者青柳武明の長男・青柳悠人。
主人公加賀恭一郎の従兄弟にして捜査一課の一員としてコンビを組む、松宮脩平。
三者の視点から物語は進んでいく。
世の中には難問がたくさんある。
その一つが、目の前にある親子の関係。
ほんの一言、ほんの一つの行動で、小さくて大きい変化がある。すぐに目には見えなくても。
長男が読みたいといっていた。次に貸す約束をしている。
そして、感想を語り合ってみたい。
君は何を感じるだろうか。
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今まで読んだ中で一番好きな作品!
2020/03/05 21:34
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投稿者:へねの - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説で読んだ後に、映画版を観ました。
殺された父親の謎に迫っていく話です。あらすじを細かく書く事は避けますが、本でも映画でも、電車の中にも関わらずボロボロ泣きました…笑
悲しい結末だけど、なんだか心が温まる、東野圭吾さんは本当に才能のある方なんだなと思わされる作品です。
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感動
2020/02/08 10:46
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投稿者:ゆっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後までなかなか犯人にたどり着かなくて、展開が気になって。いつも通り加賀さんかっこいい。最後は感動した。
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ストーリー展開はさすが東野圭吾である
2019/04/19 15:54
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
加賀恭一郎シリーズ第9弾。今巻にも従弟が出てくる。ということはサイドストーリーとして、加賀恭一郎のプライベートな話も出てくるということだ。事件は最初単純なようであるが、次第に難解なものとなっていく。このあたりのストーリー展開はさすが東野圭吾である。最期まで目が離せない。
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舞台がいい
2018/07/11 17:54
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投稿者:あんこパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を見て、原作を読んで、両方とも、単なる推理小説ではない、情愛溢れる作品でした。特に原作では父親の深い愛を強く感じ、舞台が東京の下町というのがさらに作品に大きな深みを増していると思います
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まるで自分が主人公
2017/01/10 00:46
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投稿者:くまもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野圭吾さんの作品は年代や題材を問わず、ランダムに購入し読んでいます。この作品は映画化され、特に作品のイメージが湧きやすく話に巻き込まれやすい。今までの作品でベスト3に入りました。
紙の本
日本橋署の加賀の活躍
2016/12/25 22:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野圭吾の加賀恭一郎シリーズの傑作である。本編はすでに映画化されており、加賀シリーズの第9の事件となっている。加賀が警視庁日本橋署に所属している時代の話である。タイトルの麒麟の翼とは、日本橋の欄干にある彫像の名前である。中国の架空の動物である麒麟に翼を与え、道路原票がある日本橋に配置することによって、スタート地点から目的に向かって羽ばたくという意味を持つものである。
被害者はその麒麟の翼で力尽きて倒れていた。警察官がそれを発見したのだが、麒麟の翼に何の意味があったのか、全ての謎を解明する鍵であった。その鍵を解明するのは日本橋署の加賀と警視庁捜査一課の松宮のコンビである。加賀の推理は冴えており、松宮は加賀の推理に基づいて捜査を続ける。しかし、捜査本部の動きとは別の動きである。当然、上司からは睨まれ、注意を受けそうなものであるが、実績がモノをいっているのであろう。
東野の刑事ストーリーは、他の作家が描かない点まで踏み込んでいる。刑事も人間である以上、証拠がある程度犯人を指している場合には、あえてその確認をとるまでもなく安きに流れて送検してしまう。また、仕事が溜まってしまえば、早く片付けたくなるのも人情である。そこで分かってはいるが手抜きが行われ、やっつけ仕事になりがちである。
こういう点は誰しも予想ができる点ではあるが、建前優先でなかなか小説では登場しない。実に共感するところである。しかし、加賀は違う。地元の日本橋署管内を事前によく把握しておき、何度でも脚を使って動き回る。本書でもよくこれだけ動くものだと感心させられる。
日本橋七福神、その中の水天宮など古い下町である日本橋、人形町界隈がよく登場する。捜査線上に浮かんだ人物が人形町を歩いていたことが分かると、加賀は本領を発揮する。本編でも実在の神社、店が登場するので、人形町散歩にも使えるほどである。
これ以外にも事件に関連する人物が多岐に登場するので、エンターテイメントとしての読者満足度はきわめて高いといえよう。東野作品のファンが増えるのも当然かもしれない。
紙の本
おもしろい。
2015/07/27 15:59
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投稿者:Shinano - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野圭吾の小説は好きなものと、そうではないものとに分かれます。読んでみないとわからないのですが、「麒麟の翼」はおもしろかったです。加賀シリーズは好きです。ここからはちょっとネタバレになりますが、お父さんの会社のお金横領容疑を晴らしてもらいたかったです。お父さんは会社のお金なんて横領するような人では無いと書いてありながら、最後までうやむやでしたね。