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呪われた王家の物語を2つ読み終えた。
最初のオイディプスは父が犯した罪を子供までもが巻き添えをくらい更なる悲劇へと繋がる。
オイディプスを苦しめるのは神々の下した罰だが、その娘アンティゴネを苦しめたのは人の固すぎる意志故の過ちといってもいい。オイディプスの娘として生まれた不運な女が最後の最後に話す愛しい人への想いは涙なくしては語れまい。
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抗えない運命を描くことって大事なんだろうか。オイディプス王は悲劇の「主人公」だけどハムレットのようなヒーローではない…
かと言って、自業自得と手放しに言えるわけでもない…
アンティゴネの方が、何と無く感情移入はできるもののオイディプス王でのクレオンと全く違う印象だから複雑
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この時代、人々や王までもがどれほど神を敬い、復讐を恐れていたかがよくわかる。1回は読んでおきたい作品。