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サイボーグ009完結編 5 conclusion GOD’S WAR (少年サンデーコミックススペシャル) みんなのレビュー
- 石ノ森 章太郎 (原作), 小野寺 丈 (原作)
- 税込価格:916円(8pt)
- 出版社:小学館
- 発売日:2014/04/18
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コミック
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紙の本
残念
2015/11/14 11:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと期待していた「完結編」を形とされたことは評価します。しかし、絵柄は石ノ森先生に似てはいますが、ストーリーが納得できません。残念です。
紙の本
『009』が完結する! 完結するんだ そうなんだ 漫画版 その5
2019/08/10 14:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
石ノ森章太郎が完結させることができなかった『サイボーグ009』を、息子である小野寺丈が小説の形で完結させ、さらに石ノ森晩年のアシスタントの1人だった早瀬マサトを中心としてマンガ版として描かれたものも、この第5巻をもって完結。
最終章に至ってからというものの、ゼロナンバー各人の内面に触れるような描写は少なく、いきなり登場した「神々たち」と直接的に闘うことがメインとなり、サイボーグたちもやられてもやられても再改造されたり、イワンの超能力で単なるサイボーグの力を超えた能力を身につけるようになってしまい、アクション&スペクタクルといった印象が強くなってしまっていた。
長年『009』を読み続けてきた者としてはどうしても完結編は「天使編」や「神々との闘い編」の延長線上にあるものと思ってしまっていたところがあるので、神々と闘うのは単なるぶつかり合いのような闘いではないだろうと思ってしまい、すでに小説版でストーリーはわかっていても、こうしてマンガ版になると改めて違和感を持たざるを得ないところだ。それに、小説を読んでいて予期していたことではあるけれど、マンガになるとストレートに世界各地の神々がビジュアルとして登場すると、これもまた何だかなあと思ってしまう。009たちが闘おうとしたのは、ほんとにこの神々たちなのだったのか。
それでも、最後にイワンが語る(イワンの語りで説明してしまったというところが残念なのだが)神々の話をもって009たちがいかなるものと闘おうとしたのか、何のため誰のために闘ってきたのかということに1つの答えを見出すことができて、良かったと言えば良かったのか。
石ノ森自身は完結させることはできなかったけれど、最期まで完結させる意欲はあったようで、かなりの遺稿が遺されており、それをもとに小説版やマンガ版は完結されたというので、細かいところはさておきこれが石ノ森の落とし前のつけ方だったのだろう。そう思いたい。
でも、ここまできてもやっぱり、『009』は完結しないというところにこそ魅力があるのだとも思えてならない。
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