さすが、池上さん
2015/09/23 17:20
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投稿者:さんぴん - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の教育にまつわる制度、現実などをきちんと色んな立場から書いており秀作。教育は10人いれば10通りの考え方があるというが、さすがは池上さん、比較的フラットな立場で書いている。買い。
勉強になりました。
2016/09/03 22:18
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上氏の本は丁寧な解説もさることながら、バイアスを
かけずに冷静に分析して結論を導く姿勢が素晴らしいと
思っている。
この書は、例えば日本の「ゆとり教育」が本当に日本の
子供の学力の低下をもたらしたのか冷静に統計数値を
用いて、そうではない旨の結論を出している。
文部科学省やPTAについての説明、日教組の歴史と現状。
事細かに日本の教育について触れている大変ためになる。
海外の教育と日本の教育を比較して日本の教育の問題点を
浮き彫りにしている。日本の教育の現状について自分が
いかに無知であったか思い知らされた一冊。
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日本の教育の制度やしくみなどが詳しく分かる本。
日本の先生という職業は本当に大変だ。
日本の教育は先生に支えられている部分が多すぎる。
そろそろ分業にした方がいいかもしれない。
確かに日本の教育の方向は世間の何の根拠もない無責任な雰囲気に左右され過ぎだと思う。
もっと科学的な根拠を元に、方向性は決めるべきでは?
教育の効果などすぐに出るわけないのに一喜一憂し過ぎではないかと思う。
きちんと納税をする市民を育てることが教育の使命だと思う。
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学校の実態、教育委員会の組織、文部科学省の内部事情、PTA、給食、フィンランドの教育など「教育」と名のつくことは何でも網羅。わかりやすい。
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教育制度の変遷が分かりやすく書かれている。
審議されている「教育改革」の視点が、理解できるようになった。さすが、池上さん。
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池上さんが教育について語ってくれております。
5年前まで6年間塾講をやっていたし、将来は自分の子供を教育しなきゃいけないわけなんでね。
ただ、自分の頃と変わってるし、これからも変わっていくんだろうし。
ついていくのが大変そうだな…たまにこーゆー本読まなきゃダメだな。
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教育(主に行政)の動きが概観できた。
教員をしていても,国の動きについて知らないことも結構あったので反省。
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◆OECD加盟国との比較
・高校の授業料は34カ国中、31カ国で無料
・日本の15歳の生徒の75%以上が課外授業に参加している(韓国についで2位)
・GDPに占める公的教育機関への支出(2010年)
・日本・・・3.6%
・OECD平均・・・5.4%
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文科省は虎の門にあるから、通常官庁は霞が関だが、教育関係者から文科省は虎の門と呼ばれている。
私立大学が付属高校を作るのは、学生を確保するため。現在、私立大学の4割が入学定員割れしているから。
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鈴木寛さん来訪前に、日本の教育事情について、概要を把握しておきたいと思い購入。色々な論点が良くまとまっていた。あんまり教育関係の論点を網羅的にまとめてる本って多くはないのかも。
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教育機関への公的支出がGDPに占める割合
2010年日本が3.6%
OECD平均5.4%
比較可能な30カ国中最下位(4年連続)
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ジャーナリズムの役割を良く果たしているなあと感心。教育学辞典のようなものを参考にするようりは、断然これを読むべし。教育改革もよくわかる。さすが取材をしておっていただけある。
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なんと自分自身もゆとり教育を受けてきた世代だった?(定義次第だけど)とか、教育委員会、PTA、日教組の現在に至る経緯など、色々と認識不足であった。どんどん状況が変わっていくので、賞味期限は短いかもしれないけど、良い本だと思います。
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日本の教育を広く概観。戦後の歴史、教科書、評価、先生、いじめと道徳、教育委員会と文部科学省、PTA、給食、新潮流、教育費と格差。
個別批判や否定は聞いたり読んだりしていましたが、とにかく幅広く概観すると、あまり語られて来なかったところの方がむしろ多くて、結構がんばってるんじゃないの、と思えてきました。それと、ゆとりって、生徒じゃなく先生の問題だったのね。
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日本の学校や教育制度の変遷が分かりやすく書かれている。学校の様々な制度は戦後のGHQが大元となっており、時代とともに行ったり来たりしている。知っているようで知らない話が多かった。