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単行本を図書館で借りてすでに読んだのに、書店でみかけて、つい買ってしまった。
書店って、危険だよね……(まだこちらは読んでいません。本編レビューと関係ないこと言ってすみません)
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角田さんの食の歴史も垣間見えるエッセイ。レシピも載っていてお得感あり。嫌いなものが食べられるようになるというのはとても幸福なことだなあと感じます。
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ご飯ものエッセイ。
〝食べられなかったけど好きになった食べ物〟の話が結構出てきた。私にとってのそれは、高野豆腐やいくらかな。
味覚、というか食の好みって年齢を重ねるにつれて変化していくんだなぁ。いずれ塩辛をおいしいって思う日もくるのかな?
巻末にレシピが載っているのも嬉しい。「れんこん団子」作ってみようっと。
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自分自身20代前半まで偏食でした。お酒を呑むようになると、友人達がオーダーしたものをシェアして食べるようになり食革命が始まったので、著者の食わず嫌いだったものに驚く様子は凄く共感できました。
角田さんのエッセイを読むのは初めてで、三浦しをんさんにも言えるけど、角田さんも小説から受ける印象と随分違うなあ。
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もう、美味しそうの一言!30歳まで偏食だったようだけど、今は食べ物へのLOVEがとても感じられ笑、楽しく面白く読める。料理がしたくなる本ですねー。作者の本を何冊か読んでいて、この人は料理が上手い人なんだろうなーと思ってたが、こういう経緯があったのですね。
美味しいものを美味しいと感じられることはとっても幸せなこと!私も1つ1つの食材を大事にしようっと。
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偏食家の角田さんがいろいろなものが食べられる様になって、美味しい喜びと、食べなかった期間の後悔が綴られたエッセイ。
角田さんの小説が好きなので、その角田さんによるこれまた好きなジャンルの食エッセイ。
それはもう好きでしょう。
私は小さい頃から魚も好きだし、茸も野菜も好きで育った。人参以外ね…
大抵なものは食べられる(人参のグラッセはダメ…)から、読んでてももどかしい。美味しいのもうずっと前から知ってるから。
でも、小さい頃はグリンピースが駄目だったけど、大人になって家で採れたてのグリンピースが茹で上がった翡翠色のつやつやを見た時、あ、美味しそうだなぁって思ってつまんだらもぅ美味しいのなんのって。
あぁ、あの時の感覚か〜、かなり衝撃的だったから角田さんもあんなに嬉しかったんだ〜とにやにやしながら読んじゃいました。
ごちそうさまでした。
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題名に引かれ手に取った、食材についての絶品エッセイ。
食わず嫌いが、あるきっかけを境に突然、好物になる。
食生活を楽しく読ませる、さすが、角田光代さん。
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世の中にはすごい偏食の(偏食だった)ひとがいるものだなぁと、その印象が強く残ってしまった…。大人になるにつれ食べられるものが増えることには、共感。でもいちばん共感したのはあとがきで、一日三食の食事の時間に食事をすることでした。
一篇が短く、さくさく読めます。美味しそうだし、料理したくなる。西日本の地方出身の私には、正直、理解できない部分は多くて、ちょっとつかれたかも。
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この人の偏食っぷりがすさまじい。まず何をおいても食べるのは肉、油。魚も山菜もきのこも大豆もいろんな野菜も・・・味より前に見た目で敬遠しているものも多数、よくこれほど多くのものを避けてこれたなと感心してしまうほど。それが、30歳ごろ「食革命」がおこり、いろいろ食べるようになる。その時の出会い、感動を、大人だからこそ鮮明に覚えていて、それを主につづったエッセイ。一度好きになったら入れ込みようもすごくて、極端さが面白い。
山菜デビューは41歳、個人商店でウドを進められたのをきっかけに、目を輝かせて山菜の天ぷらを揚げるようになる。生トマトデビューは32歳、しばらくして劇的においしいフルーツトマトに出会う。とにかくそんなエピソードが多い。味に対して意識的な年だからこその感動、という面もあるんだろうな。
「だいじょうぶ野菜」の文もおもしろかった。体調が悪いとか、野菜が足りないと思う時、これを食べればだいじょうぶ、と思う野菜。角田さんにはホウレンソウらしい。分かる!なんかある、そういうの。
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角田光代の小説は好きなのですが、エッセイはそれほどでもないような・・・。「分かる分かる!」という感じが少なかったです。
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201308/それぞれの食材と、絡めたエピソードが面白く良い一冊。凝った料理モノではないけど、ちゃっちゃっとなんか作りたくなる。
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27.1.17読了。ご本人も書いていますが、食べ物のことだけでエッセイが完成されてるのがすごい。視点や表現力もすごいなぁと。面白く、美味しそうに書かれているので読みやすかった。角田さんの本は小説よりエッセイの方が好きです。
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知らない町で迎えた午前11:55分。うっかり朝飯を喰いそびれたので、胃の中は空っぽだ。辺りには食堂がまったく見当たらない…… そんなときにはゼッタイに読まないでください。
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すごい偏食だった彼女がいろんな食べ物と出会っていって、好きになったり、好きにならなかったり。
食べ物にすごくこだわりがあるところ、好き。
空腹で読むとつらいです。美味しそうな話がいっぱい出てきます。
母親が、嫌いな物は無理矢理食べさせなかったっていう話が良かった。健康に良いかどうかは別として、食べることは楽しいって記憶が絶対残るもんね。
しかし、給食はどうしたんだろう?あんなまずいもの、本当に二度と食べさせないで!!何でパンなんか食べなきゃならなかったんだ・・・。でも、固いご飯とかべちょべちょご飯とか、焦げたご飯とか食べるのも嫌だし。とにかく、給食大嫌い。
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角田光代が料理に開眼したのは20代半ばを過ぎてからで、それまでは誰もが認める超・偏食!
意外だった。食べることは日々の中で1、2を争うくらい重要だし、食について合わない男とつき合うのは職の無い男とつき合うより難しいみたいな小説をよく読んであー分かる分かると思っていたので。
同僚と食事していてその人がけっこうな偏食でお皿の隅に野菜がのまま残っていたり特定のものがわざわざ避けられていたりすると、私はちょっと引く。おいしいのにと思ったり一応仕事でのお付きあいなんだからせめてこの場はがんばれよと思ったり、その人の趣味嗜好を無理やり見せつけられて重いと感じたり。
でもそういう人たちって、今まで遠ざけてきた食べ物が実は意外においしい、好きかも、という細々してるけどわりとうれしい感動がこれからけっこう残されているということなのでちょっとうらやましいかもと、この本を読んで思ったり、した。