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実際に兵隊として戦争を経験した人による重大な言葉の数々である
2018/08/08 18:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきによると大岡昇平の戦争に関する意見のほとんど全部(インタビューを除く)が収められているらしい。実際に兵隊として戦争を経験した人による重大な言葉の数々である。編年体で編まれているので、これを読んでいくと戦後数年でアメリカの影響による右傾化への揺り戻しが起こっているのが分かる。大岡昇平の忸怩たる思いが伝わってくる。貴重な時代への証言である。
戦争にまつわる証言を集めた興味深い一冊です!
2020/03/09 10:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、戦争を経験し、数々の戦争文学を著してきた大岡昇平氏による戦争をめぐる証言を集めた興味深い一冊です。同書には、「武藤貞一の『戦争』」、「チャーチルの『世界大戦』」、「武藤貞一の『日支事変と次に来るもの』」、「俘虜記(抄)」、再び「チャーチルの『第二次世界大戦回顧録』」、「記録文学について」、「『裸者と死者』」、「二万人の死者より二十人の生者を」、「白地に赤く」、「作家の日記(抄)」、「ルバング島を思う」、「ルバング島の日本兵」などをはじめとした戦争にまつわる文章が収められており、戦争というもの、その後の世界というものを改めて考えさせられる作品です。第二次大戦から半世紀以上が過ぎようとしている今でこそ、私たち日本人が読んでおきたい一冊です!
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