投稿元:
レビューを見る
【意志つよく、愛に生きた勝海舟の妹を描く】勝海舟・佐久間象山・龍馬。幕末の勇士たちもお順には頭が上がらなかった。愛と意志で波瀾の生涯を生きた女性の幕末明治歴史小説。
投稿元:
レビューを見る
一風変わっていても心の強いしっかり者の“お順”と自分のしたいようにしかしない愚かな“お順”と、二人のお順がいるようで、共感していいのか苛立ったものか複雑でした。幕末の動乱期を志士達の目を通して語るのではなく、家にある一介の女の目を通して右往左往する世の中を見るのは面白い視点でした。
投稿元:
レビューを見る
静岡に眠る人のお話しだったとは。
親しみが増しました。
なぜ、この時代に生きる人のお話はぐっと来るのか。
生き方に志があるからか。
まっすぐだからなのか。
己の道を進む姿に、勇気をもらえます。
投稿元:
レビューを見る
勝海舟や佐久間象山といった幕末の偉人に囲まれただけに、自分というものをつかみ切れなかったのかもしれない。
勝海舟のおかげで、住まいなど金銭的な不自由を感じることなく、明治になってからは、高慢ちきな、嫌な人だったのかな。