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事件偏終了。
次々に新たな事件発生。
これから裁判にどうやってもっていくのか。
そして結末はどうなるのか。
続きが楽しみ!
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何か「模倣犯」髣髴させる展開だが、文章のキレはこちらの作品の方が良い。
長いなと思って読んでいたが、段々面白くなってきた。
中だるみしないで欲しい。
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起承転結の承から転にかけて。
初めの「事件」である柏木卓也の死後、メディアへの露出、交通事故、校内での事件、渦中の生徒の家の家事・・・城東第三中学校では事件が相次ぐ。
関係者は誰も理論的に考えることができず、疑心暗鬼を募らせていく。
事件の一部については、読者は真相を知りながら読み進めることになりますが、事件の関係者にはわかりません。
「なんでそう考える!?」となるところもありますが、学校からの事実の説明、釈明は何の意味も持たないところがリアルさを出しています。
学校側はどうすればいいんでしょうね。
なかなかかわいそうです。
今後は涼子が、ただの事件の関係者ではなく、事件の当事者として、深く関与していきます。
事件の部は終わったので、涼子を通して、隠れている真実が暴かれていくのでしょうか。
全員の誤解が解ける日は来るのだろうか。
がんばれ涼子!
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中学校で起きた自殺を巡り、中学校、警察、マスコミを巻き込んで、何が真実なのかを見失っていく。さらなる悪意の連鎖によって、また一人、命を失ってしまう。
学校という特殊な空間を中心に、生徒は置き去りにされ、まわりの大人たちが右往左往する様子が描かれています。
そこで描かれる生徒たちの心理や身勝手な大人たちの思惑が交差し、物語のテーマを深くしていると思います。
一人一人の人物像も深く掘り下げて描かれており、日々の生活のしがらみなども身近に読み進めることができました。
この後、生徒たちが立ち上がり、真実を探していくことになりそうなので、目が離せません。
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ハラハラドキドキのミステリー第一部下巻!!
柏木君の死の動揺が収まりかけていたところに、次は告発状の存在が浮上する。
報道番組で過剰に報道され、また学校の傷を再び開く。
そして、同級生がまた一人亡くなる。また、問題児の喧嘩騒動、問題児大出家の放火事件と、次々と災難が学校を襲う。
だんだんと大きくなっていく事件に対し、何もできない無力さを感じていた藤野涼子が、自分のやるべきことを見つける。それは…。
登場人物の視点によって、見え方が変わることを改めて強く感じました。登場人物の1人の視点から見ると、正義を貫いているつもりでも、他のまわりから見ると、正義ではなく、悪に感じたりする。
誰でも抱いたことがある感情をうまく表現している宮部みゆきさんは素晴らしいです!
続き楽しみです!
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もう一度、事件を調べてください。柏木君を突き落としたのは-。告発状を報じたHBSの報道番組は、厄災の箱を開いた。止まぬ疑心暗鬼。連鎖する悪意。そして、同級生がまた一人、命を落とす。拡大する事件を前に、為す術なく屈していく大人たちに対し、捜査一課の刑事を父に持つ藤野涼子は、真実を知るため、ある決断を下す。それは「学校内裁判」という伝説の始まりだった。
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当事者たちが中学生であるということ。
浅はかな考えで行動することもあれば、子供とは思えないくらいに思慮深くもある。
最後まで予想ができない。
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宮部さん、辛いです。。書いててしんどくなかったかなあ。
なんであの子があんな目に合わなきゃいけないんだろう。悲しいけどまだどこに怒りをぶつけるべきなのかが全然わからない。
次々に事件?事故?が起こり、一体どうなるのか先がみえません。息をつかせぬ展開、どんどんページをめくってしまいます。
とりあえず、茂木にイライラする!
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柏木の死から続く事件の連鎖。どんどん面白くなってきた。
それぞれがそれぞれの正義で事件を見ており、視点がよく変わるので感情移入はしにくい。しかし、これまでは不愉快だと思ってきた人にも別の面が見えてくるのかもと期待もできる。
真実がどうだと言うことよりも、何を真実だと捉えるのかということなのかも。
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2冊目。やっと主要人物がそろい、長い前説が終わった。これから本編が始まるという感じ。
最後の茂木と涼子の対決は息を飲んだが、全般的には茂木の存在がいやらしく読み進むのが遅くなった。
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また1人、犠牲者?亡くなった女の子がいい子だっただけにかわいそう。二人の生徒の死を巡って、学校や大人たちが混乱しまくる中、中学生たちが立ち上がるまでが丁寧に描かれている
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ソロモンの偽証2
たった一人のクラスメートの死が、自殺か殺人か?はっきりしないだけでたくさんの生徒の悪が、まるでその生徒の呪いのように溢れ出す。
学校、警察、マスコミ。色んなところからの噂や嘘で何が真実か分からない。そんな中、また新たに生徒が一人死にます。
この話が面白いのは、一つも断定していないこと!
自殺か殺人か?事故か殺人か?
犯人は??
まだまだ先は続きまぁす!
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中学校で起きた事件は自殺か、いじめによる殺人か、意外な展開もあり波紋がさらに大きく広がってきた。読みだしたら止まらない。
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面白い!!
これは面白い!!
噂にたがわぬ面白さ!!
こんなにのめり込んで読む本は久しぶりです。
何以来だろ?
宮部みゆきさんでは「模倣犯」も夢中で読みましたね。
文庫2冊も読んだのに、まだ事件が幕を開けたばかりという印象。それなのにこの読み止まらなさはなんなのでしょう。私は登場人物が多いのは苦手なのですが、これも結構次々に登場人物が出てきます。でも全然混乱しない、すっと誰が誰だか入ってきます。さすがは宮部さん、この読み易さは職人技です。
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誰の視点になって描かれるかで、大分印象が異なるんだなと思いました。三宅樹理の言葉を借りるなら、その視点の人物にこそ「正義」があるように思えます。でも視点を変えることで、それが本当に正義なのか疑問に思えてくる。一体何が本当なのか、本当なんてどこにもないのか、今の時点では何も分からない。続きが楽しみです。