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たくさんの作者さんの作品が読めるのでアンソロジーはお得だな、と思う。特に初読み作家さんはその人の作品を読もうかどうしようか悩んでいるときに参考になります。一つ屋根の下に住む二人、というテーマで様々なシチュエーションの作品が読めて楽しめました。
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ひさしぶりの短編。
浅井リョウさんのは、共感。さすが。
あすかいさんは、じわっとよい話。
三編くらい読んだかな?
なかなかよかったです。
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朝井リョウの話はさすがのザラリ感。
あとはイマイチ合わなかったかなー。
ビブリアの三上さんは期待したけど、イマイチ。
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さまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。新しい!
初めて読む作家さんばかりで新鮮でした。
印象に残ったのは朝井リョウさんの「それでは2人組を作ってください」です。某シェアハウス番組を素材に使っているのがまずおもしろい。女子のいやぁな心を正確に言い当てていて、それがまた嫌なことに共感できてしまう部分があるので、ぞくりとする程でした。
あとは三上述さんの「月の砂漠を」がとてもよかったです。妹を亡くした姉と、元妻を亡くした男との夫婦愛。悲しいけれど、とてもあたたかい気持ちになりました。
「隣の空も青い」、「冷やし中華にマヨネーズ」もよかったです。
腐れ縁の恋人、出張先の先輩と後輩、妖怪と僕、傷心の青年と少女。楽しいだけじゃない、さまざまな2人暮らし。さらに、在日韓国人、震災、トランスジェンダーを題材にしているものもあり、興味深い作品が多かったです。
小説が始まる前に部屋の間取り、物件案内が掲載されているのが粋です。
関係ないけれど、ルームシェア…自分には無理だぁ…(笑)
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暇つぶしになった。ふわふわした気分で読んでいたら、「十八階のよく飛ぶ神様」がめっさ怖くてドキドキしちゃったよぉぉ。
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アンソロジー。飛鳥井さんと坂木さんが書いているので買ったが、似鳥さんの作品が一番印象に残っている。各作品題名のとおりどんな部屋が出てくるのか、不動産に貼ってあるちらしのように扉に書いてあるところがまずいい。家だけではなくホテルなどを舞台にし、同僚や恋人、人外生物との同居をテーマに書いていて面白い。
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アンソロジー、面白いのもあれば普通のも…
全体的に面白かったです。
朝井さんはやっぱ人の嫌な部分を書くのが上手いですね。
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何となくしみじみした。好みです。
『冷やし中華とマヨネーズ』
お互いだらだらとつき合いながら、でもかけがえの無い感じ、よく分かる。
このまま続けば、いい夫婦になったかも知れないのにね。
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8名の作家による二人暮らしのアンソロジー
坂木司さん、三上延さんのお話が載っているので、借りてみました。
朝井リョウさん、似鳥鶏さん、徳永圭さん は 始めての作家さんでした。
面白かったものも、そうでないものも。
朝井リョウさんの「何者」が、図書館のカウンター近くに
今まで貸し出し多かったもの というコーナーに置かれていたので
たまたま同時期に借りていて、後から読みました。
「何者」の理香が同棲をはじめるまでのお話が こっちに載ってました。
「それでは二人組を作ってください」 嫌~なザラリとした感じのお話でした。
そしてこっちで読んだ二人の印象と「何者」での印象と随分違いました。
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わたしとあなたで暮らす家。
自分と、誰かと、そこで暮らしている。それだけがこのアンソロジーの共通点。でも、間取りも時代も年齢も性別も色々。間取りも付いていて、なかなか楽しんで読みました。
朝井リョウ「それでは二人組を作ってください」相変わらず朝井リョウの作品は、刺さります。自分を守り、相手を下に見たところで、ひっくりかえされる痛み。友人がどういう人間かなんて、所詮わかったふりでしかないから。
飛鳥井千砂「隣の空も青い」実際に触れて、関わってみないと、わからない。仕事仲間も、恋人も、隣国も。自分で決めつける世界の、なんと恐怖にあふれていることか。
越谷オサム「ジャンピングニー」愚かな男と、愚かな女。腐れ縁というのは、こういうものだと思う。どちらかが決断しないと終わらない。終わらせると、ものすごくさみしい。
坂木司「女子的生活」うん、どこかでこの展開は予測していた。性別を超えた友情、というか。
徳永圭「鳥かごの中身」出て行った鳥は帰ってこない。だから、歩きださないと。
似鳥鶏「十八階のよく飛ぶ神様」異色のファンタジー。そうきたか。オチは途中で見えたものの、なかなかおもしろかった。あと、悪役が憎めないキャラクターだったからの、ちょっと切なさ。一緒に住むと情が移りますよね。
三上延「月の砂漠を」無口な愛。一緒に暮すだけではわからないもの。これだけ時代がちょっと前。
吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」主人公がカッコよかった。決断を下すとき。寂しいのは寂しがる、でも、すがらないプライド。
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朝井リョウさん、飛鳥井千砂さんなど全部で8名の作家による二人暮らし小話集。
それぞれの扉に間取り図が描いてあって、二人暮らしの世界がとても想像しやすく、ゆえに感情移入しやすかった。
二人暮らしといえばきょうだいとしかしたことがなく、他人となんてありえない、と思っていたのが、
あれ、なんかいいのかも。
と、あっさりひっくり返った。
読後感はどの話も悪くない。実に爽やかな短編集だ。
あーーー二人暮らしがしたい。笑
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のっけの話から痛いオチで、おおう…と思ってるところへ叩きかけるようにほのぼのしたりときめいたり切なくなったりぞっとしたり。
とくに好きなのは「月の砂漠を」
こういう関係性が大好きなんです。ドキドキする。時代設定が大正〜昭和にかけてなのも、ノスタルジックですごくよかった。こうの史代さんの絵で読んでみたい。
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バタバタしていた時期に朝井リョウと坂木司のみ読んだはずなのだけど、いまいち内容を思い出せないので再読リストに追加で。
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飛鳥井千砂が読みたくて読んだけど、いちばんよかった。いちばんつまらないなと思ったのはジャンピングニーでその次、十八階のよく飛ぶ神様。あとは初めて読む人もそれなりに満足でした。
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昨年8月に刊行が始まった新レーベル、「新潮文庫nex」。ライトノベルを読んで大人になった世代に向けて、「ライトノベルの次の作品」を届けることを目指しているらしい。
こちらは「同居」がテーマのアンソロジー。男女の恋愛話ばかりかと思いきや、女の子同士や妖怪など、様々な「同居」の話が収録されていて、どれも個性的でおもしろかった。各話の前に部屋の間取りを載せているのが地味にうれしい。