メルヘンか北欧神話か
2015/08/26 23:13
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投稿者:たぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
今度の舞台は北欧。キリスト教徒北欧神話の世界が交わる土地で、バチカンの神父が見るものとは。ロベルト神父と現地の「魔女」との交流に興味ひかれる。暗躍する組織の動きやいかに。
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめの部分を読んで、これは今回どうやって説明を付けるんだろう……と不安になっていましたが、それらしい解決法を提示されるので最後まで読んで安心しました。
科学的に解明はされたトリックですが、それ以外の部分でホラー的だったりSF的だったりする部分もおおいので、一粒で何度も美味しいみたいに感じました。
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表紙がローレン。
既にジュリアと行動を共にしているのかと心配していたがどうやらそうではないらしい。
どうかジュリアより早く、彼の天使が彼を見つけられますように。
というかね、★1個足りないのは、調査官コンビよりFBIコンビに焦点が当たっている率が多過ぎることと、このシリーズにしては内容が平賀のロベルト理解並みにさらっとしてること(薀蓄が足りない!もっと小難しさをプリーズ!!)と、最初から最後までもやっとした気分が抜けなかった事と。
このもやっとは、ロベルトが平賀に内緒でシンと連絡を取り合ってスパイもどきのことをしていたからだ。
ま、結局、平賀に「実は」って話して平賀はさらっと理解するんだが。さすが私の平賀だぜ。
結論。マッカリ×シン(待て)。
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遂にローレン表紙。
なのでローレン回かと思いきや、むしろチャンドラ・シン博士回か。まだまだローレン自体は謎に包まれたまま。
ノルウェーとカルトっぽいものってあんまり繋がらない感じがしたんですが、北欧神話かぁ。
でもやっぱり北欧神話はファンタジーなイメージが強いので、物語もいつものようにはドロドロした感じはあまり無く、真相もどちらかというと美しいトリックミステリのような印象。
前作を忘れかけていたので(毎度)、ハリソン・オンサーガって誰だっけ…?と思ってしまった時点で若干アウトですが(苦笑)。
冒頭でも書きましたが、今回はシン博士回に近い。こちらも謎が多い人物でしたが、今回でかなりキャラクターを掴めたかと。その分遠のくローレンよ…。
表紙でようやくまともにローレンが描かれたものの、自分の中のローレン像と結構ギャップがあったのですが(パーカーにジーンズブーツ院辺りとか…本当に若いんですね…)、角川さんのスペシャルリーフレットでとれしばさんが描かれてるミニローレンですごく納得出来ました。ジャンクフードもそもそしながら、白衣ずるっと着てキーボードカタカタカタカタしてるけど足枷。
ちなみに他の登場人物も、そのキャラクターをものすごく的確に表現したミニキャラになっていて「この人はこういう人なんだ」というのがかなりわかりやすくなりました。
さて次こそはもうちょっとローレンに近づくか…な…?
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バチカンシリーズ最新作。
前作に比べるとド派手なトリックではないが、現実味のなさは相変わらずw
今作はややあっさりめでサラッと読めた。
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クローンこわいし脳移植こわい
マッカリの意識はなくて天才力だけ伝わるなんて気の毒に
しかし司祭は悪賢いね いくつクローンがいるのやら
完全に悪の帝王だね
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シリーズ第8弾.天才神父コンビの事件簿.今作も神がかり的な超常現象の謎にせまる.すこし展開に飽きてきたかも.
でも次巻が出たら読んじゃうんだろうな.
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前回よりは「何の話してるの?」率が低かったかなーと。
まあ、ロベルト萌えの為に読んでる小説です。それ以上でもそれ以下でもないという(笑)
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2014年11月14日読了
あの事件以後、鬱屈していたビルが再び立ち上がるまでのお話…に近いかな?1年も時間が空いているとは思わなかったけど、その間にビルは本当に悩んでいたんだなぁと思った。ウォーカー博士とやり取りはすれど、いつも窘められていたので、この事件をきっかけに意欲を取り戻して今まで以上にパワフルになって欲しいな。
今回は平賀は少し控えめで、ロベルトが活躍。
ロベルトも救済されるような、そんな感じがした。ビル共々、この事件によりなんらかの救済を得ている姿がほっこりする。
事件がああいう結末になってしまったので、その分2人に救われた。
ジュリアも出てきたけど今はローレンの方が気になる。
今回の事件はローレンが知らせようとしていたのか、それとも本当になにかをしでかそうとしているのか。相変わらず謎に包まれていて、先が気になって仕方ない。
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今回は奇跡調査ではなく「ラプラスの悪魔」の続き。ラグナロクの時、フェンリルの息子たちは太陽と月を呑み込む。わんわんお!(∪^ω^)色々と知りすぎてしまったために閉職に飛ばされたFBIのビル捜査官は、出張先のノルウェーで北欧神話を思わせる怪事件に出会い、平賀とロベルトに助けを求める。室内が氷付けになるという劇的な殺害方法と、巫女とロベルトの会話が雰囲気盛り上げてた。世界に感謝するものこそが、その恩恵を受けるのに相応しい。ラリっててもつい聖歌歌っちゃうあたり、ロベルトは自分の信仰心に自信持ってもいい気がする。
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ローレンんんんんんん!!表紙!!ひょうし!!嬉しすぎて暫く眺めて本文読めなかった
ミシェルくんも今のところいいキャラだけど彼は信用してもいいものなのか...
ビルの周囲も超不穏になってきてて彼は大丈夫なのだろうか
冒頭の平賀とロベルトのやり取りはなんだよもう殺す気か...!!いいぞもっとやれ...!!
ロベルトも自分の過去を綺麗に片付ける前にシン博士と平賀に挟まれて彼もほんと心労で倒れそうで心配。誰か胃薬持ってきて。
シン博士もなかなかな過去をお持ちで泣いた。でも彼が二頭の巨狼に囲まれてたら萌える。狼たちは彼に懐くといいなー
ローレンも思ったより早く出てきて嬉しい。どういう意図があっての行動なのかはわからないけど平賀にだけは優しかったらいいなー
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物理か数学が不得意だと登場人物の一部の話が少し良くわからないかもしれない。
今回は、奇跡調査はしてなかった。
シンの事情が分かった。
ジュリアと平賀の絡みがもっと見たかったかも。
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今までで一番理解しやすかった。平賀とロベルトの薀蓄合戦が少なかったから
でもだからちょっと物足りない
ロベルト好きの私としては完璧なようでとても危うい彼の今後が心配で楽しみ
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シリーズも最高潮という気がします。ビルにシン博士にジュリア司祭にローレン、と全キャラあますところなく活躍、といった印象。だけどまだまだ解けない謎は残されていて、今後の展開もますます気にかかるところです。
そしてとんでもなく不可解で壮絶な事件。その地にまつわる北欧神話、と道具立ても非常に魅力的。今回のは「奇跡」ではないのだけれど、いったいどうやって解決するの? できるの? って思ってしまうのはいつも通り。科学的アプローチも見事です。
前作で謎めいていたシン博士の目的が明らかになったのも大きな進展かな。かなり好感のもてるキャラクターになりました。
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北欧神話は興味のあるところだったから、二倍嬉しい。
シンとローレンのかかわりなどが判ったけれども、これは暫く完結しなさそうなシリーズかなと。それはそれで凄く嬉しいけれど。