マーケティング初心者向けの良書
2016/01/21 18:42
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投稿者:みぃな - この投稿者のレビュー一覧を見る
私自身、経営については全くの初心者ですが、今回、起業にあたり、マーケティングの基礎を学ぶべく、本書を購入しました。
コーヒー業界の有名企業多数を例にとり、それぞれの成功や失敗について、例をとって物語風に描かれているので、経営学について詳しくなくても、すんなりと頭に入りやすい構成になっています。
物語として楽しみながら、マーケティングの基礎を学ぶには、良書だと思います。
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投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めてマーケティングの本を読みました。易しく楽しく書いてあって、すらすら読めたし、途中で止まらなくなりました。いろいろと企業も時代を予測し生き残りをかけているのだなあと感動もしました。そのなかではシャープの話は残念でした。
コーヒー業界に戦略を凝縮。
2015/08/30 11:00
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投稿者:さんぴん - この投稿者のレビュー一覧を見る
永井氏の著作は非常に分かりやすくありがたい。今回はコーヒー業界という比較的身近なものを通して、事業戦略を分かりやすく示してくれています。これは買い。
マーケティングの入門書
2018/01/08 11:22
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投稿者:ジョーダンスペース - この投稿者のレビュー一覧を見る
身近なコーヒーをテーマに、マーケティング理論をわかりやすく説明している。経営理論に詳しくなくても、スムーズに読み進められる。
巻末付録で紹介されている、本書執筆の参考本も読んで、理解を深めたいと思った。この著者の他の作品も読んでみたい。
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投稿者:トコトコくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
マーケティングの手法が分かります。
学問的には簡易に感じるかもしれません。もっと難しい経営学的な本にあると思います。ただ本書は抽象的な概念をどんどん具体化し、実践レベルに落とし込んでいます。内容は小説スタイルで書かれていて、コーヒー以外の仕事をされている方にも勉強会できると思います。
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前作は自分が属するIT業界が舞台ということで、とても馴染み易かったのですけど、今回はコーヒー業界、物語に入り込めるかがやや不安もありましたが、全く持って心配無用、あっと言う間にコーヒー業界の一員(まぁ、さくらと同じレベルですが^^;)となり、ワクワクしながら一気に通読、戦略についての言説も事例による噛み砕いた説明があり、とても分かり易かった。
とりわけ印象に残ったのが、藤岡が「そもそも製品とは、3つのレベルから成り立っている。『中核』『実態』『製品の付加機能』だ」と言い放つことから始まった議論、ここでの考え方のフレームワークはとても有用そうです。
高津珈琲の反撃はどうなるのでしょうか、またまた次回作がとても楽しみです。
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マーケティングの内容としては基礎的な内容。ストーリーが面白くスラスラ読めるため初級者向けの本。
私にとってはビジネス企画を立てるにあたり基礎を振り返るのに役に立った。
また個人的にはコーヒー好きなので単純にコーヒー業界の戦略戦を知るだけでも楽しめる作品だった。
ただキャラクター設定は1000円コーラの方が強烈で面白かったかも。
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元上司の方のご本。物語としもマーケティング戦略の指南書としても非常に面白く拝読しました!大小に関係なくどんな仕事にも役立つヒントがたくさん....いくつかメモをとったくらいですφ(..)
続編が楽しみです♪
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本書は、新町さくらという女性が、とあるきっかけで入社したコーヒー会社を舞台にした作品である。セブンイレブンやマクドナルドなどのコーヒー販売を例に出しながら、ドリームコーヒーのサクセスストーリーをビジネス戦略の視点から書かれた一冊である。
従来提供していた価値に『何を加え(足し算)』『何を捨てて(引き算)』『何を増やし』『何を減らす』かを明確にしなければならない p43からの引用
すべてのものを手に入れようとするのは難しい。それなら、何のために価値を高めるのかを明確にし、その為には何にこだわりを持って力を入れるか、こだわりを捨てる部分はどこなのかなどの戦略を明確にしておくことが大切である。ただ価値を高めようとするのではなく、目的を明確にし、その為には何をするか、もしくはしないかの取捨選択をしなければならない。自分の仕事に置き換えて考えると、目の前の子どもたちに何が必要なのか、その為には何が必要なのかを考え、日々の関わりを深めることである。
「会社は金儲けのためにあるのではない。社会貢献するためにある。利益は、社会貢献するための手段だ。(略)」p196からの引用
綺麗事のように聞こえるかもしれないが、会社をその業務を通じて、何を社会に与えるかが重要であるということである。会社は利益をあげるものだと考えられるが、(私自身も考えていたが、…)その利益で社会貢献をして、より良い社会への発展に影響を与えるのが会社ではないだろうか。私自身は私企業ではない。短期的な利益を出すという視点はないが、長期的に考える将来の日本を支える子どもたちに何を与えられるかが重要ではないだろうか。授業が進んでいないなども問題であるが、短期的な課題にこだわらず長期的な視点を持って仕事をしていきたい。
自分自身も大好きなコーヒーを扱った一冊、身近なものから最新のビジネス戦略について書かれているものである。
身近なものから入り、深めていけるような授業をしていきたいものだ。
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東洋経済ONLINEの記事『「俺のフレンチ」も取り入れた、常勝戦略 T型フォード、ドトールも同じ戦略だった!』 http://toyokeizai.net/articles/-/50550 から登録。
中心テーマは「自社らしさ」の追求。
1.自社ならではの強みは何か?
2.その強みを必要とするお客様は誰か?
3.そのお客様は何を必要としているか?
4.お客様が自社を選ぶためには、どうすればいいか?
製品の3つのレベル
1.製品の中核(顧客が本当に買っているのは何か?)
2.製品の実態(実際に提供されるものは何か?)
3.製品の付随機能(完全な価値を提供するために必要なものは何か?)
「巻末付録」のブックリストが参考になる。
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100円のコーラを1000円で売る方法、の実践編、というか続編、というか。
これ、コーヒー業界の話としてもおもしろいし、それだけでもマーケティングについて勉強できるんですが、やっぱり、「自分の仕事」に置き換えて読むとより理解も深まるし、役立つと思うんですよね。
営業とかマーケティングとか、「売る」ということに近いところの人は読んでみるといいと思います。
もちろん、そうじゃなくてもお勧めです。
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筆者の想いがや考えが”物語形式”で語られている。フィクションであるそのストーリーが、正直まどろっこしい感じはするものの、この1冊で大手コーヒーメーカー企業の戦略を垣間見れたので、その点ではお得感あり。
一番心に残ったのは、缶コーヒーで成功したUCCのエピソード。「顧客がほしいという機能を全部実現してリモコンが不便になった」「隠れたニーズは、顧客に聞いてもわからない。顧客自身も気づいていないからだ」と、アンケートには頼らないが、顧客の立場で考えていたUCC上島社長の言葉に感動。
スタバに関しては、本書だけでは物足らず、引用書籍を追加購入して読もうと思う。
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実際のコーヒー業界の事例を振り返りながら、ビジネス戦略を小説仕立てで解説する。ドトール、マクドナルド、スターバックス、セブンカフェなどを取り上げ、どんな戦略で成功したのかよく分かる。小説では、架空のコーヒー会社が新規事業を立ち上げるまでを描く。自社の強みは何か、その強みを必要とするお客様は誰か、そのお客様は何を必要としているのか、お客様が自社の製品を選んでくれるにはどうすればよいか。分かっているようで難しい問いに答えるヒントを与えてくれる。
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話としては面白くこれをマーケティング戦略に利用できるのならものすごく期待できる本なんだろうが、結局ここらに書いてあることはおおかたやりすぎた戦略思考でしかない、同じ土俵で勝とうとするのならばこれ以上の何かを持ち込まなければならないだろう。
所詮本に書かれるようなものは古いものだと理解しそれを踏み台にして新たな何かを構築する頭を持たなければならないだろうという事をつくづく感じる。
ただ、戦略的に物語の最終章のようなことが実際行われることができるのならばとても素晴らしい事だと思う。
ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業期
消費者はデータから見えない
UCC缶コーヒー 巨大市場を開拓した世界初の
魂の経営
メイドインジャパン逆襲のシナリオ
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ドリームコーヒーという架空のコーヒーショップを
最高のコーヒーショップにするために何をすればよいか?
そのステップごとに実在の企業戦略の事例を紹介している、
企業戦略事例紹介本です。
小説自体面白く、読み進めて行く中で飽きることも無く、
あっという間に読み終えてしまいました。
事例についても図表を使って分かりやすく紹介されており、
他社の良いところを勉強するにはうってつけの本です。
【勉強になったこと】
・既存サービスから新しいサービスを起こす際に検討すべき
4つのアクション
①何を付け加えるのか
②何を増やすのか
③何を取り除くのか
④何を減らすのか
上記4つを見直すことで、何が変わるのか?を考えること。
・お客さまへの価値を提供するにあたり、
真っ先に考えるべきことは「自社らしさ」
自社の特徴を考え抜き、それを基にお客さまへの
付加価値を考えて行くというステップが大切。
具体的な流れとしては、
①自社ならではの強みは何か?
②その強みを必要とするお客さまは誰か?
③そのお客さまが必要としていることは何か?
④そのお客さまに自社を採用してもらうためには、
何をすればよいか?
・練り上げた戦略であっても失敗する可能性はある。
だからこそ、しかけるタイミングを誤ってはいけない。
そのタイミングを見逃さないためにも、
お客さまのニーズやスキルセットを常に追いかけること。
・企業の目的は社会貢献である。
そして社会貢献を継続するために利益が必要となる。
・ブランドスパークスとは、
過度な売り込みをせず、文化や人道的な問題に絡めて、
巧みに人々の心に訴えかけるマーケティング手法のこと。