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グラビアアイドルである、壇蜜氏の日記。文章からエロスと猫に対する愛などが溢れている。壇蜜氏の飾らない生き方に同じ女として共感する部分が多かった。正直、この日記を読むまで壇蜜氏の事が苦手だったのだが、印象がガラリと変わって逆に好感をもった。私という人間の単純さが表れている。読みやすさ、面白さなどが随所に散りばめられており、すごく楽しく読了。
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平気で人を追い詰めたり、立派な建前を押しつけたり、機械的にルールで縛ったりなどなど、かなり社会は人間にタフさを要求する。ズームアップして見てみれば、人間が人間にタフさを要求しあっているように見えるだろう。そんな世界で、嘘すらつけなくなったら終わりだろう。みんな、うまく嘘をつけ。一方で、学術的研究だとか建設的な話し合いの場だとかでの嘘はみなの足を引っ張ってしまう。だから、嘘をつかれたくなかったら、人を追い詰めたり立派な建前を押し付けたり機械的にルールでしばったりしないことだ、ということにならないか。それは無理だろうから、やはり適度に嘘はいるということか。嘘って、人間関係の緩衝材のような役割をしているんだよ、という話をたしか河合隼雄さんがされていたような気がする。嘘のない言葉ばかりで生きるのは、抜きみの真剣をぶらぶら携えて歩くことに似ているのかもしれない。でも、男女限らず好きな人だとか大事な人には、なるだけ嘘はつきたくないものです。本音で語って、「へえ、おまえはそうなんだ」と許し認めあえるのがいいなといつも思う。自分を有利にして相手から何かを搾取するための嘘は最低だ。と、檀蜜さんが本書で「休みだが忙しい時期なので無理してバイト出勤したら店長に休みなさいとお叱りをうけて感動した・・・」という嘘を学生時代にエントリーシートに書いた話を読んでの考え。
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ひとこと、面白かったです!
壇蜜さんってこういう方だったんですね~(´▽`*)
正直、あまりにもダイレクトなグラビア系とか、あまりにもダイレクトな恋愛系のお話とか、苦手です。
私が固いのかもしれませんが、女性がそういう事口にしちゃダメ!とか、女性は女性らしく!とか、そういう価値観がどうしても崩せないので、「ハシタナイ」と思ったらもうついていけないのです。
でも、不思議と壇蜜さんは苦手ではありません。
確かにこの日記にも「ハシタナイ」内容がちょこちょこあって、「あーそういう事言っちゃダメだよ~」なんて思いはしましたが(笑)
でも、なんていうか、彼女は賢くて堅実だと思うし、心優しい方だと思うのです。そして素直。
日記も本当に素直で、つぶやきに共感する部分が沢山ありました。
お友達になれて、いろいろ話せたら楽しいだろうなと思うくらいです。
そうそう、彼女が猫好きだというのも親近感。
飼っているおキャット様(笑)がスフィンクスだというのも驚き!珍しいですよねー!
私も猫が飼いたくて仕方ないのです。出来たらアメリカンショートヘアかアメリカンカールの子猫。。
と、話はそれましたが、壇蜜日記。自信をもっておススメです!
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壇蜜さん好きの女性がよく話されてたので気になり拝読。
なるほどアラサーの女性には共感を持ちやすい生活模様とメンタルをしているのだなと思った。
落ち着いた筆致で少々の愚痴、自虐を綴る中にも知性を漂わせる文章に教養だけにとどまらない品の良さ伺わせ、経歴を見て納得。
公式blogを見るとご健在で何より。blogにも本と同じ日付で日記を書かれていますが内容が違うようなので見比べると面白いのかも。
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サービス精神の旺盛な頭のいい方だなと感じます(笑)本名斎藤支静加(しずか)、1980年秋田うまれの壇蜜さんの「壇蜜日記」、2014.10発行です。日記の形式ですが「随筆」だと思います。内容をいくつか:①大相撲の時期は夕方は猫を抱き相撲を見ている。②仕事でホテルに泊まるけど、洗濯しないと落ち着かないので下着を手で洗って気持ちを静める。③31歳で約20年つきあったアンダーヘアと別れを告げた。④大きいパンツをはいて湯たんぽを抱きしめ猫と眠る。⑤一緒に寝ていた猫の足の裏からゆでたてのトウモロコシのような香りがした
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気になっている人物だったので、読んでみたらとても好感が持てる人だった。
芸能界という派手な場所に所属しながら、地味な生活をしている。地味というより地に足が着いた、普通の生活といった方がいいかもしれない。
女優さんが書くエッセイは、○月○日みたいな曖昧な日付の表記が多いのに対して、彼女は日付だけではなく、明らかに分かる様な時事ネタも隠しながら入れている。かと思えば一行の日もあり、ちゃんと毎日書いていんだな、と感心してしまう。もう少し隠した方が良いのでは、と心配にもなる。
応援している人はたくさんいると思うので、もっと自信を持って活躍して欲しい。でもその自信のなさが彼女の個性なのかもしれない。
2016.1.18
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かなり自虐的でシュール。
淡々と望まれたように、けれど最大限に仕事をこなす様子が窺える。
格下に見られたくないプライドも、母親や周りに対する尊敬も兼ね備えているように受け取れた。
怠惰かもしれないが、一人暮らしの女性ならこんなものではないだろうか。有名だと出歩くのもはばかれるかもしれない。
ちらりのエロはよいのだが、たまに直接的な表現があって興ざめ。もったいない気がした。
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どうしたの、壇蜜さん。
ブログを追っている私としては、ちょっと暗くて、厭世的でがっかりしましたよ。
所々の表現は面白くて、壇蜜さんらしさがあったけど。。。
それに、性的な生々しいことも書いてあって、正直な姿勢に好感を持つけど、ちょっと生生しくて嫌だな。
やっぱり、芸能界とはストレスがかかって、大変なんだろな。
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ネガティブというか、ダウナーな文章が続いていましたけれども、割と面白かったです! 確かに彼女、テレビの印象でしかないですけれども、頭よさげでしたからねぇ…。
ヽ(・ω・)/ズコー
でも、最近は見かけませんよね。干されたんでしょうか?? この本を読んで彼女自身に興味が出てきましたので、また数年前みたいにバラエティとかに出てほしいんですけれどもねぇ…
もちろん二巻も読むつもりです…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
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奥さんの本棚からふいに拝借。淡々とまた慕情、本人の通り透き通るようでいてふいにムラムラっと色めき立つような残り香がある文章。グラビアアイドル、セクシータレントから文化人枠へ移行?あの人は今、みたいな感じで、いつかは見かけない日も来るかもしれないけれど、なんにせよ、世間にはまだ彼女へのニーズがあるのだろうし、自分も好きだ。
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私の日々を書き連ねたら何ができるだろう?と思ったけれど、単なるアラサーの日記に需要はないか。
と、壇蜜さんぽく呟いてみる。
でもなんだか消化試合なこの頃。記録してみたいこともない。書くことないけど。
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壇蜜さんといえば一世を風靡する存在で、所作や話し方からして、おそらく知的な方なのだと想像していた。芸能人エッセイはやはりその方を知るための一助になり、もちろん全ての気持ちが書かれている訳では無いだろえが人間味を感じるエピソードを読み取ることができる。自虐多め、でも、それが彼女らしさだった。
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想定以上に面白かった。
言葉を選ぶセンスが悪くない。
ただ全部を読むのはちょっとつらかった。
半分ぐらいでおなかいっぱいかも。
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壇蜜さん、好きです。ふと図書館で目に付いたので借りてみましたが面白かったです。文章に知性が感じられ、選ぶ言葉や言い回しが独特で素敵。少し自虐的だけど猫や熱帯魚を愛しつつましく真面目に生きている印象。『切り傷を負っても私は武器を持たずに生きたい』という一文が印象的。あと、シーフードヌードルにタバスコとレモン汁を入れるとトムヤムクン味になり、チキンラーメンはトマトジュースをお湯で割って沸騰させたもので煮てとろけるチーズを乗せるとイタリア風になるらしい、試してみたいです(^^ゞ
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情熱大陸を見た時に、理知的な印象と自己防衛意識をすごく感じた。日記の内容も、同じ印象。芸能人だからといって、活発に動き回るわけでもなく、インドアで漫画と魚と猫が好き、その辺には共感した。