紙の本
科学史はこんなに面白い。
2018/06/24 23:54
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学史というと堅苦しくて難解なイメージであったが、読後の感想は「面白い」である。文章も内容もともに文系人間の私にもスムーズに理解できるものであった。登場する科学者の情熱、確執、欲望、変人ぶりが見事に表現され、人間くさい科学の歴史を実感でき、科学をより身近に感じることが出来た。
また、科学史というテーマ(いかに人類が自然を解明してきたか)とは反対に、いかに人類が宇宙や地球や生命について分かっていない、理解できていないのかがむしろ理解でき、人類の知っていることはまだまだほんの少しなのだ(だから「短い歴史」なのか)と納得できたことが一番の収穫かもしれないと思った。
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良い本でした
2015/08/30 12:10
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投稿者:カラス - この投稿者のレビュー一覧を見る
理科の教科書に載っているような重要な発見に関して、その当時の状況や人間ドラマも詳しく書かれており楽しめて読めました。
分かりやすい表現のため、理科系が専門で無い人でもとっつきやすいと思います。
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科学に興味がわいてきます
2015/11/28 00:09
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投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
地球の誕生についてはわからないことだらけで、それをわかっているかのように書かれてある本が多いことに疑問を感じてきました。この本は、わからないことはわからないと書かれていますし、科学者のキャラクターがわかるのがおもしろいです。特に、ニュートンはおもしろかったです。純粋な子供のような視点で科学を追っている本書は、科学に興味がある人は読んでおきたいですね。
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宇宙がどうやって出来上がったか、地球は今どういう状態なのかについて、その謎に対して過去から様々な人々が挑戦されてきました。その歴史を通じて、その謎に出来るだけ迫ろうという意欲的な著書だと思います。
上巻は、宇宙のでき方から現在の姿まで、地球について(大きさや年齢など)、原子、地球の内部のこと、など興味深い内容になっています。それぞれに対して、どんな人がどんな研究を行って何が分かったのか、非常に具体的に分かり易く書かれており、飽きることなく通読出来ました。宇宙や地球、原子について、その研究を知ることが出来ます。
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天文学も物理学も化学も地学も…とにかく色んなものがぎゅっと詰まった本。題の大きさ通りです。
フェルマーの最終定理からScience&history(新潮文庫)に惹かれたのですが、著者は違うもののやっぱり面白いです。(黄色のスピンも素敵です!)訳者もいいな〜と思う所もあり。(冗談をうまーく日本語的に訳している気がする)
私は何を専攻してるとか、むしろ文理とかもそんなの関係なく何でも面白い所は取り込みたいのでそれぞれおいしい所をかじるにはすごくいいと思います。難しいことは書いてないのでおすすめ。
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ロマンがある。面白い。すごい。もしサイモンシンのフェルマーの最終定理がお好みであればこれも気に入るであろう。
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科学の本なのにまったく眠くならない。
宇宙の構造や地球の構造、現代物理学の成り立ちなど今まで不思議に思っていたことをユーモアを持って科学者達に焦点を合わせながら説明してくれた本。
この事象に関しては現在ここまでしかわかっていないということもはっきりしているのも興味深い。
今まで読んだこういった本の中では一番おもしろかった。
著者が読者の知りたいこと、どうでもいいこと、何が難しいのかを熟慮して構成を考えてくれたことがとてもよくわかる。
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ときに驚き、ときに笑える(比喩ではなく一部のエピソードでは本読みながら本当にニヤニヤしてしまった)知っておきたい科学知識を様々なエピソードをちりばめることで面白おかしく読ませてくれる名著。
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タイトルの通り、内容は科学史全般である。
宇宙の始まりから地球の内部まで多岐にわたる。
特に目新しいトピックは見当たらないが、浅いけれど網羅的に内容を理解することができる。
数式もまったく出てこないので、読みやすい。
が、どうしても中途半端な感じが否めない。したがって、本書にて興味がわいたところがあれば、その分野の入門書を読むのが正しい使い方かと思う。
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時折、挟み込まれる科学者のエピソードがとても面白い。最終章では、地球が活きていることがよくわかります。
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科学者による様々な法則や発見、そして科学者どうしのいがみ合いの歴史。帯にある「137億年→1000ページで!」どうりの本。上巻は、宇宙創世、地球の大きさ、恐竜発見、物理学、プレートテクトニクス、地震、火山、etc.
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人類が知っている知恵が短編集のような感じでまとめられた一冊。分野も宇宙論・量子論・地球物理学・進化論・生命科学と、他分野に別れているので飽きずに読み進められ非常に面白かった。さらに、筆者は文系の人間らしいので、かみ砕いて描かれており分かりやすかった。
宇宙論から始まり、量子論に移り、自然な感じで地球の話に移り、その流れから自然・生命・人間の進化等々の話。
科学の話を完全に理解できないにしても、科学者一人一人のエピソードや科学の概略は理解できるので、入門書や自分の興味を探す本としては非常に良い一冊だった。これを片手に、もっと難しい科学の世界に足を踏み入れるのもいいのかもしれない。
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宇宙、量子、地球、生物、人類の成り立ちなど、科学のエッセンスをまとめたような読み物。
科学でこんなことがわかるんだよ!逆に、こんな身近なこともまだわかってないんだよ!と、読みやすく知的好奇心を刺激する名著だと思います。
翻訳も読みやすくていいね!
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科学に興味がない人も是非読んで欲しい。著者が科学畑ではない人なので、知識がない人向けの分かりやすい説明になっている。そして、最初から最後まで好奇心を刺激される発見が満載だ。
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ギョエーーーーーーーー難しいよーーーーーーーーーー
外国語訳独特の難しい言い回しというかになんどとなく苦しめられつつも上巻無事読破
愉快な科学者とロックな科学のお話