紙の本
史上最高の聴き屋現る!
2015/02/28 13:08
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投稿者:どちらかと言われたら聞き役 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルとカバーイラストに引かれて購入しました。聴き屋の柏木くんが個性の強いキャラクターたちに半ば巻き込まれる形で難事件の謎を解いていく。溢れるユーモア、二転三転する展開、短編ということも相俟って、思わず読み返してしまいました。推理に若干の強引さが感じられるものの、謎解きだけでは終わらせていない構成がこの小説の魅力です。
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ザ・フール、いいですね
2019/07/30 15:56
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の話で、大学の文化祭の最中に、
いきなり黒焦げ死体が出てくるのはどうかと思ったけど、
ストーリは面白い。
「ザ・フール」について細かい描写がない点も、逆に面白いです。
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謎とキャンパスライフ
2017/04/21 18:44
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
変わり者が揃った登場人物たちの個性の描きかたに好感を持った。ただ主人公がフツーかな?聴き屋の設定をもう少し活かして欲しかった。
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類稀なる聴き屋体質の柏木君が遭遇した四つの難事件。
誰よりもネガティブな性格の先輩、推理マニアの美男子学生作家など、文芸サークル第三部〈ザ・フール〉の愉快な部員たちが謎解きを繰り広げるユーモア・ミステリ。
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聴き屋という設定はあまり活かせていないような気もするけど、大学の自由な雰囲気はよく伝わってくる小説でした。
後書きで作者自身も言っていますが、人が死ぬ話と日常の謎系がまぜこぜです。作品の雰囲気としては日常の謎系に絞ったほうがよかったかもしれません。
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主人公の柏木くんが“聴き屋”であることから、入ってくる情報を元に事件を解決する安楽椅子探偵物になってますね。ほどよくユーモアをおりまぜていて、読んでいてニヤリとしました。楽しい作品でした。
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謎それぞれにはそこそこ興味を引かれるのだけど、種明かしをされても「...ほお」という感じで特に引き込まれなかった。
ただ登場人物の個性や会話の魅力はあったと思う。
カバーイラストや挿絵の雰囲気そのまま。
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ユーモアミステリと謳われているだけあって、軽〜いノリで、テンポよく進みます。
しかしミステリ部分も軽いか、と言われるとそうでもなく、しっかりとした謎にこれまたしっかりとした解決がつくのですから侮れません。
4編中2つが殺人事件を扱っていることからもうかがえるでしょう。
ベストをあげるとすれば表題作でしょうか。
一見分裂したかに見えた事件の構図が根底では繋がっていたことにおどろかされました。
どの短編でも、話を美しく纏める巧さを感じました。
近いうちに第2短編集も読んでみようと思います。
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20150315
電子書籍にて。
思ってたよりも好きな文章だった。
『聴き屋』と聞いて、事件の関係者からいつの間にか話を聞き出して、という展開かと思ったら、聴き屋としてすでに聞いている事から判断したりすることがメイン?かな? 安楽椅子探偵系。
いろんな人が話しに来る、というのは、コーンウォールミステリのローズ・トレヴェリアンっぽいのかなと思ったけど、そこまでの描写はなかった。長編だったらそういうのもあるかな。
殺人が起こったり日常系のトラブルだったりと、一貫してないとあとがきで言っていたけど、私は案外それが良かったようにも思った。いや、今回はどっちかなぁと思えたので。どちらかといえば、作品の方向性としては日常系の方がタイプにはあってるんだろうけど。
聴き屋の芸術学部祭
からくりツィスカの余命
濡れ衣トワイライト
泥棒たちの挽歌
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聴き屋体質の芸術学部生、柏木君の受難と謎解きの日々。
聴き屋体質愛しい。可愛い。
日常の謎から殺人事件まで、思いのほかバラエティに富んだ一冊。
女装男子の川瀬も可愛いが、ネガティブ先輩がいちいち可愛らしく取り憑かれてる柏木が微笑ましい。
次巻以降も楽しみ。
ユーモアはもちろん、どうか【聴き屋】さんならではの活躍を。
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何かの書評で面白そうだったので。
「聴き屋」という話を聴くだけの役割を持つ男子大学生が主人公。何かアドバイスするでもなく、お金をもらうわけでとなく、聴き屋と名乗ってる。
やたら聴き屋というフレーズが出てくるけど、それって何?って感じだし、ただ単に人から話かけられやすいってだけじゃないの?
その主人公が大小の事件を解き明かすってはなしなんだけど、聴き屋と関係無いし。
のほほんとしたユルい大学生が、周りでいきなり殺人事件って言うのも強引すぎるなー。
2、3話目の日常のちょっとした事件ならわからなくはないから、1話目の殺人事件がホント、突飛過ぎるわーと思ってたら、4話目でまたまた殺人事件!しかも3人も死んでる!
もう、早く読み終わりたかったけど、面白くない本はなかなか進まないから長くかかってしまった。
後書きで続編が出るって書いてあってビックリ!
絶対読まないけどねー
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生まれながらの聴き屋体質の大学生・柏木が遭遇した四つの難事件。
誰よりもネガティブな性格の先輩、推理マニアの美男子学生作家など、文芸サークル第三部〈ザ・フール〉の愉快な部員たちが謎解きを繰り広げるユーモア・ミステリ。
「放課後探偵団」というミステリアンソロジーに載っていた聴き屋の短編が面白かったので読んでみました。
期待を裏切らず、この短編集も面白かったので満足です。
聴き屋という設定がまず面白いし、文芸サークルなどの大学の面々との会話も愉快。
日常の謎だけではなく殺人事件も出てくるけど、何気ない手がかりを元に真実があぶり出され、論理的思考によって解決が導き出されるカタルシスがたまらない。
読者に公平な証拠を提示してくれるので主人公と一緒に推理しながら読んでいくのも楽しい。
次回作もあるようなので、そのうち読んでみたいと思います。
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聴き屋っていうのもいいし、面白かった。でもなんだかスッキリしないのはなんだろう? 結構ハードに人が死んでるのに悲壮感もなんにもなく普段通りなのも不思議な感じ。
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聴き屋という設定がまず面白い。
つい語りかけたくなる人。話を聴いてもらえる人。
第1話ではそれ故に事件の情報が入ってきて、解決への糸口となる。
これは面白いと思ったら、2話以降全く違う趣向となる驚き。しかもどれもミステリとして面白い。
こりゃすごい。
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今まで何回も読み返しているお気に入りの本。聴き屋という性質を自然と活用し謎を解いていく。4つの話が入っているが、謎や解き方がそれぞれ異なるため読み応えがある。あまり読んだことのないミステリー小説!